私が防災啓発で大切にしていることは「災害のリアル」を伝えること。
それが一番の、防災スイッチになると思っているからです。
ところが、災害から7年が経過してくると、町の中には被害の爪痕もなくなってきます。
真備町では伝承をするために、さまざまな取り組みをされていますが、どうしても生々しさは伝わり辛くなります。
私たちは決して、悲劇のヒロインではありませんし、過去に囚われたいわけでもありません。
ただ、被災地にいたからこそ、被災者になったからこそわかったことは、被害に遭う前に知っておくと自分と大切な人を助けることにつながると感じたから、事実を語っていきたいと思っています。
真備町に来てくださり、講演だけではなくて町内の見学をしてくださる団体様が増えてきています。
伝え方の工夫は常に必要です。
大人でも伝えるための準備は必要ですが、経験の少ない子どもならさらに伝わるようにすることが難しいと感じます。
私たちは、一方的に伝えるのではなく、どのようにすれば伝わり、考えるきっかけにしてもらえるかをずっとテーマにしています。
そこから、今回の絵本の作成と防災おやこ手帳、そして、くらしきジュニア防災リーダー養成講座につながっているんです。
明日は、市内の小学校と県外からの視察受け入れの予定です。
しっかりと、伝わり考えていただく時間になればと思っています。
写真は昨年、観音寺市から視察に来てくださった時の様子です。「平成30年西日本豪雨災害の浸水ラインを見上げて」




