
東京大学大学院教育学研究科 准教授の荻巣崇世さんから応援メッセージをいただきました。ありがとうございます!
学ぶことは、できない自分・分からない自分と向き合わなくてはいけなくて、ちょっと辛い。だから人はともに学ぶのだと思います。
子どもも大人も、教師であっても、自分の「できない」「分からない」を誰かと分け合うことで、辛さを面白さに変えて進んでいける。
「誰も取り残されない教室」とは、そんな風に一人ひとりがつながり、支え合いながら学べる場所のことです。
カンボジアで20年余り、様々な学校を訪れてきましたが、実験校の先生方に出会い、「誰も取り残されない教室」を本気で作ろうとしているカンボジアの先生たちがいる」と感激した瞬間を、今でも忘れられません。
日本とは比較にならない過酷な環境にありながら、目の前の子どもたちを学ぶ喜びに出会わせてあげたいと奮闘しているカンボジアの先生たち。
そんな先生方を支え、この挑戦を広げていくためには、先生たち自身が自分の「できない」「分からない」を分かち合い、学び合いながら進んでいける環境づくりがカギになると思います。
私たち一人ひとりの「できない」「分からない」も大切な環境としながら、ぜひ学び合いの輪に参加してください。




