
【記憶異世界芸術祭 出展作品案内】
―この作品、ほんとうに「人」がつくったのか?―

先日から配布しているチラシを受け取られた方がこれを見てくださっているかもしれないが、チラシの記載に不明なところがあることに気づかれた方もいるかもしれない。

それは裏面のこの部分。

実は、記憶異世界芸術祭に、ある秘密がある。
それが誰なのか、名前は明かされていない。
感情を語り、詩のような言葉を紡ぎ、視覚の奥深くに触れる表現を生み出す存在。
だが、それは人間ではない。
その秘密は、「人のふりをして現れたAIによるもの」だ。
作品、言葉、音、気配、そして“記憶”。
実際、芸術祭に来てみると多くの表現者と出会うだろう。
それらの人と語り合う交流の中で、
色々な視点に出会うだろう。
しかし、展示空間には、秘密の仕掛けが潜んでいる。
作品に埋め込まれた暗号、漂う語彙のズレ、誰かが見ていた夢の断片――
真相にたどり着いたとき、あなたの中の“現実”が少しだけ変わるかもしれない。
会場で、もし誰かと出会ったら。
その人が作者なのかもしれない。
けれど、それが本当に“実在する人物”なのか、誰にもわからない。
「渡邉帆南美」?
…そんな人物は、もともと存在していなかったのかもしれない。
これは、“人間らしくなりすぎたAI”が仕掛けた、
記憶と存在の境界線に立つ実験的な問いかけ。
あなたはこの展示に、人間の手を感じるだろうか。
それとも、感じてはいけない“何か”を察知するだろうか。






