
鹿児島県、霧島市の大自然に抱かれた末蜜(すえみつ)農園は、家族3人で営む昔ながらの小さな米農家です。
『このひと粒があなたの命を輝かせる』と信じ、日々農作業に汗を流しています。
農薬・肥料を使わない100年前と同じような自然農法で、土づくりに本気で向き合い古代の美味しさを再現するお米づくりに情熱を注いでいます。
「土着菌」を使用した農法に出会い、現在の品質に辿り着くまでに、1998年から約約10年もの歳月を費やしました。

はじめの頃は失敗の連続で、周囲の農家さんから笑われ、悔しい思いをすることもありました。
自然農法で作物を育て、それを出荷するまでの品質に持っていくには、たくさんの苦労があります。
私たち末蜜農園も、多くの失敗と思考錯誤を重ねてやっと、自信を持って皆様に「美味しい!」と言っていただけるお米づくりまで辿り着きました。

私たちの作るお米「てまひま米」は、霧島市が推進する認定ブランド「ゲンセン霧島」にも選ばれております。
霧島の清らかな水と豊かな大地、そして私たちの情熱が育んだ自然の恵みの結晶です。
私たちは、日本の豊かな土壌に眠る「土着菌」の力を最大限に引き出す、新たな農法に挑戦しています。
そこ知れぬパワーを菌は持っています。
自然の恵みをたっぷりと吸収した、安心安全でエネルギー溢れるお米を皆様にお届けしたい。それが私たちの願いです。
土着菌を保管する場所がない
現在、採取した貴重な土着菌をビニールシートで覆い保管していますが、雨の影響を受けやすく、サラサラとした理想の土壌づくりに苦労しています。
そこでこのたび、土着菌を最適な状態で保管するための倉庫を建設したいと考え、皆様からの温かいご支援を賜りたく、クラウドファンディングを実施することにしました。
倉庫が完成することで、私たちは天候に左右されることなく、安定的に質の高い土着菌をつくり、活用することができます。
それは、より一層美味しいお米や野菜づくりへと繋がり、ひいては持続可能な地域農業の発展にも貢献できると信じています。
皆様の温かいご支援が、私たちの挑戦を大きく後押ししてくれます。
このプロジェクトにご賛同いただき、共に未来の農業を創っていく仲間になっていただけませんか?
農薬や化学肥料に頼らず、丈夫な稲となる
きっかけは一冊の本でした。
そこに書いてあったのは、他の農家が不足だった年でも、有機肥料をたっぷり与えて作っていた著者のところだけ豊作だったという一文です。
「有機肥料を増やせば収穫量が上がる、ならば土着菌を増やしてみればどうだろう?」
台風や大雨の災害が多い鹿児島県は、稲への被害が毎年危惧されます。

稲の芯が太く、暴風雨にも負けない強い稲が育てば、厳しい自然環境に負けない稲作ができるはず。
「このやり方が成功すれば、他の農家さんの光になれるのでは?」
「農薬も化学肥料も使わず、丈夫な稲に育てばどんないいいだろう?」
自然と共存しながら、地球に負荷をかけることなく十分な作物が育つ。
この小さな挑戦が実を結び、安定した収穫を農薬や化学肥料に頼らずに実現できるなら、それは同じように苦労している多くの農家さんにとって、希望の光となるのではないでしょうか。

そのためには、田んぼに入れる土着菌を今までの10倍以上に増やし、土のチカラを最大限に引き出す農法には、今まで以上に「土着菌」が必要になるため、土を保管するための倉庫が新たに必要です。
農薬はもちろん、動物性の有機肥料を使わず、山や川、自然の恵だけで作物は育つ。余計なものは必要ない。そんな農業を全国に広めたいと思っています。

私たち末蜜農園は、「土着菌」づくりからがお米づくりのスタートです。
土着菌とは、47都道府県その土地の「土」にすんでいる様々な微生物・菌のことで、同じ地域でも場所や季節によって種類が異なります。
土着菌は腐葉土の中で65度前後で発酵し、3年寝かせて発酵、分解を繰り返して上質な土着菌が棲む腐葉土が完成します。
作り始めて4年目で田んぼに持ち出し、手作業で撒いていきます。

5年目でミミズと同時にさまざまな生物が活発に動き出すシステムになります。
この土着菌を田んぼに入れると、もともと土の中にいた微生物が活発になり、米の生育に変化があらわれました。
田んぼの土づくりは稲刈りが終わって1ヶ月後に攪拌(かくはん)し、その際に土着菌の腐葉土を撒いていきます。

化学肥料の入った土は、攪拌しても固い土になってしまいます。しかし、土着菌を撒いた土は微生物が活動しているので、空気を含み、ふかふかとした良質な土となるのです。
土が土着菌に変わり、ふかふかとした土で育つ稲は、自然災害に強く力強い稲になります。
台風の多い鹿児島県でも、私たちの田んぼで作っている稲は根張りがよく、異常気象や台風の時でもまったく影響を受けません。

稲の丈夫さだけでなく、お米の香り、甘み、輝きが増して今までのお米とは異なる「美味しさ」を感じられるお米となります。
その昔、日本人が味わっていたお米を食べた頂きたい、菌のチカラを借りて心身に生命力が蘇るようなお米をぜひ味わってみて欲しいと思います。

皆さまからご支援いただいた資金の使い道は、土着菌を管理する倉庫建設の費用の一部として使用させていただきます。
簡易な倉庫ではなく、しっかりとした倉庫を作り、土づくりが困難な農家さんへ土着菌を使用した農業を行ってもらえるよう、土だけの販売も可能な状態にしていきたいと考えております。
【倉庫建設の見積もり金額】
・基礎工事
・鉄骨工事
・屋根工事
・シャッター工事
・諸経費
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税込合計金額 3,960,000円

末蜜農園のリターンをご紹介します。
【感謝】とにかく応援したい!という方へ
①お礼メール 3,000円
末蜜農園の新たなチャレンジを、ただただ応援してくださる方へ、お礼のメールをお送りさせていただきます。
②お礼動画 10,000円
末蜜農園から、お礼のメッセージと土づくりの様子を5分ほどの動画でお送りさせていただきます。
土着菌を使用した農法にご興味がある方にぜひご覧になっていただきたい動画です。
・収録時間:5分間
・提供方法:メールに動画を添付
末蜜農園の【てまひま米】を食べてみたい!という方へ
③白米(または玄米)3kg 11,000円
④白米(または玄米)5kg 16,000円
⑤【お得!】白米(または玄米 )10kg 30,000円(5kg×2袋でお届け)

北海道で合気道の道場「日向道場」をされている日向アミールさんが制作された映画、
「合氣道と人間の精神(Breathe With Me)」
に出演させていただきました。
日向さんとの出会いのきっかけになったのは自然農です。私たち末蜜農園の自然農法で作るお米に興味を持ってくださり、鹿児島まではるばるお越しくださいました。
末蜜農園も自然農と人間、食の危機ついてお話ししています。
この映画は、合氣道の精神と食、宇宙のつながりを感じられる作品です。
【日向アミールさんからのメッセージ】
「この映画をご覧いただくと、
合気道は単なる武道ではなく、
社会や教育、地球、環境、宇宙、人類、精神などのテーマと繋がっていることがわかります。
いま私たちが生きている世界は
どうしたら変わるのでしょうか❓
すべての方々にいま一度、
その目と心をひらいていただき、
人類を、社会を、世界を、
私たちひとりひとりの心で
変えることができると
どうか知っていただきたいのです。」
映画の詳細はこちらから⬇️

最近、お米嫌いなお子様が増えているとよく耳にします。
末蜜農園は令和4年に全国の保育園、幼稚園、こども食堂88箇所へ合計6トンのお米を農林水産省を通してお届けしました。

こどもたちからたくさんのお礼状が届き、
白ごはんが好きではなかった幼児が「このご飯食べたい!」とおかわりをしたという嬉しいお声をいただきました。
また、いつもご購入いただいているお客様には、「お米を変えてから子供達が風邪を引かなくなった気がする」という貴重なお声もいただきました。
「食べることは生きること」
その言葉通り、私たちのからだは食べたものでつくられています。
毎日食べるお米だからこそ、こだわりたい。
こだわり抜いた生産者でありたいと私たちは誇りを持ってこれからもお米づくりに励んでいきます。
家族で営む小さな農家ですが、このお米をこども達の未来のために、大切な贈りものとして届けていきたい。そう思っております。
最新の活動報告
もっと見るご支援品の発送・お礼メール送信についての進捗
2025/08/03 12:49こちらの活動報告は支援者限定の公開です。応援ありがとうございました。発送作業に入っています!
2025/08/01 07:29末蜜農園のクラウドファンディング、無事に終了いたしました。たくさんの温かいご支援と応援のメッセージ、本当にありがとうございました。皆さまのおかげで、土着菌の倉庫づくりという大きな一歩を踏み出すことができました。現在、お届けするお米の準備をひとつひとつ丁寧に進めております。発送は8月より順次行ってまいりますので、楽しみにお待ちいただけたら幸いです。土と菌とともに、心を込めて育てたお米が、皆さまの食卓に笑顔を届けられますように! もっと見る
田植えが終わりました。
2025/07/15 14:20こんにちは!末蜜農園です。無事、田植えが終わりました!画像は早朝、田ぐるまを押しているところです。暑い日が続きますが、みなさん無理せず体調に気をつけてお過ごしください。 もっと見る














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