
みなさん、こんにちは。
今回は、WLS所属の小崎里紗と、海洋大所属の増田蕾夢が担当させていただきます。
6月29日、私たちは第3戦目として、台湾と試合を行いました。

点数が拮抗していた第1クオーター。
点を取っては取られ、を繰り返す中、アタッカー・ディフェンダーともに非常に激しい戦いが繰り広げられました。 一時は私たちがリードする場面もありましたが、第1クオーターは7 - 8と、1点ビハインドで終了しました。
休憩を挟んで迎えた第2クオーター。
皆で力を合わせて戦いましたが、何度か台湾に連続得点を許してしまい、14 - 19でハーフタイムを迎えることになりました。 ハーフタイムでは、点差が開いてしまったことに涙する選手もいましたが、ヘッドコーチやチームメンバーが互いを鼓舞し合う姿がとても印象的でした。
第3クオーターでは、さらに点差が開いてしまいました。
選手たちは連続してダッシュを繰り返すため、体力の消耗は激しく、集中力が途切れる場面もありました。 また、スコアの差が広がっていくことで、どうしても精神的にマイナスに作用してしまったのだと思います。 そういったさまざまな要因が重なり、スコアは26 - 33となってしました。

そして迎えた最終クオーター。
休憩時間中、コーチや監督が何度も伝えてくれた「7点差はまだ巻き返せる」「絶対に諦めずに戦おう」という言葉を胸に、選手たちは奮戦しました。
あたりの強い相手にも臆せず飛び込み、味方や相手のボールにも果敢に挑み、一つひとつのシュートを大切に決めていく。
結果として逆転には至らなかったものの、7点差だったスコアを4点も縮めることができました。
最終スコアは40 - 43。
惜しくも3点差で敗れてしまいました。
多くの選手が涙を流し、「自分のミスがなければ…」「もっとこうしていれば…」と、それぞれに試合を振り返り、反省や課題を口にしていました。
そうした選手を、他の選手やコーチが支え合う姿から、私たちは“個”としても“チーム”としても確実に成長していると感じました。 いろいろな感情が込み上げてくる中でも、帰りのバスではその思いをしっかり消化し、笑顔で夕飯を食べ、翌日のためのチームミーティングに臨んだ仲間たちを誇りに思います。

私たちは台湾戦の後も、パキスタン戦やサウジアラビア戦など、まだ多くの試合を控えています。 今後の試合も全力で戦ってまいりますので、皆様どうか引き続き応援よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも、ヤングつばきJAPANをよろしくお願いいたします!
(小崎里紗、増田蕾夢)






