はじめに〜自己紹介〜
本クラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます。
はじめまして。私の名前は小崎里紗(おざき・りさ)です。
現在大学1年生で、今回ネットボール日本ユース代表チームのメンバーとして、チームを代表してこのクラウドファンディングページを執筆しています。

なぜクラウドファンディングを立ち上げたのか?
2025年6月、韓国で開催される「ネットボールアジアユース選手権」に、私たち日本代表ユースチームは出場します。
しかし、日本ではまだまだ認知度の低いネットボール——。
そのため、代表チームとしての強化合宿、国内での交通費、さらには韓国への渡航費・宿泊費・現地での雑費まで、すべてが選手個人の自己負担となっています。
それぞれが夢や目標のために、周囲の協力を得ながら日々活動を続けていますが、どうしても避けられないのが金銭的な壁です。それでも、「日本代表」として世界の舞台に立つことには、大きな意味があります。
だからこそ、少しでもチーム全体の負担を軽くしたい。
そして、すべての選手が公平に、胸を張ってこの大会に出場してほしい。
そんな想いから、今回、日本代表ユースチームとしてクラウドファンディングを立ち上げることを決めました。
ネットボールとは?
ネットボールは、バスケットボールを基にして1900年代初頭に誕生したスポーツです。
バスケットボールと似たルールを持っていますが、7人制のチームでプレーし、各選手の移動範囲がポジションごとに制限されています。
だからこそ、フィジカルな能力だけでなく、戦略やチームワークが非常に重要な競技です。
試合の目的は、ボールを持って相手チームのゴールにシュートを決めること。
選手は自分のポジションに応じて決められたエリア内でのみ移動でき、攻撃と防御を交互に行いながらゲームが進んでいきます。
ネットボールは、チーム全体の協力が求められるスポーツで、プレー中は素早い判断力やチームメイトとの連携がカギとなります。
日本ではまだ馴染みが薄いスポーツですが、世界では多くの国で親しまれており、特にオーストラリアやニュージーランドでは、学校や地域の活動でも広く行われています。

ネットボールと私〜この大会への想い〜
・ネットボールとの出会い、ネットボールの持つ力
私がネットボールと出会ったのは、小学5年生のとき。ニュージーランドに住んでいた私は、言葉の壁に悩み、なかなか現地の子と馴染めずにいました。
そんな中で始めたのがネットボールでした。言葉が通じなくても、スポーツという共通言語を介してたくさんの友達を作りました。ネットボールは、新しい国での生活を支えてくれた「もう一つの言語」のような存在でした。
英語を話せるようになってからも、ネットボールは人とより深く繋がるきっかけとなり、私にとってかけがえのないスポーツです。
・帰国後も続いたネットボールへの愛
中学3年生までニュージーランドでネットボールを続け、日本に帰国した後も、私はそのまま競技を続けました。現在は、都内の社会人チーム「WLS」に所属し、幅広い世代の仲間とともに日々プレーしています。
言葉の壁を越えて人と繋がる力、チームで目標を追いかける楽しさ——ネットボールを通して学んだことは、今でも私の大切な土台になっています。
・Netball Asia Youth Championship 2023への出場
2023年、私は初めて日本代表としてアジアユース選手権(韓国大会)に出場しました。結果は9位。正直、チームの全員の心に悔しさが残る結果となりました。
しかしそれ以上に、たくさんの「学び」と「感動」がありました。英語も日本語も通じない選手同士が、ネットボールという共通言語を通して自然と仲良くなっていく姿に、改めてスポーツの持つ力の大きさを感じました。
この経験を経て、もっと強くなりたい、もっと多くの人にネットボールの魅力を知ってもらいたい、そんな想いがより一層強くなりました。
・日本の未来にネットボールを「繋ぐ」
ユース大会には年齢制限があるため、チームメンバーは毎年大きく入れ替わります。だからこそ、今回の仲間と一緒にプレーできるのは「今だけ」。このメンバーで挑める最後の大会を、全力で戦いたいと思っています。
そして私たちの姿を通して、これからネットボールを始める後輩たちにバトンを繋ぎたい。この大会は、未来の日本代表の可能性を広げるきっかけでもあります。
「ネットボールを日本でもっと当たり前にしたい」そんな夢に向けて、まずは私たちが一歩を踏み出します。
チームメンバーの声
今回の大会出場実現に向けて、各自が日々努力を重ねています。
今回代表として、私たちのキャプテンと副キャプテンの熱い想いを皆さまに共有したいと思います。
🏅キャプテンより
余宮ひかり WLS 18歳※
こんにちは!
2025年度ネットボール日本代表U21キャプテンを務めさせていただきます、余宮ひかりです。
この度は我々ヤングつばきJAPANのクラファンページを覗いてくださってありがとうございます!「日本代表U21キャプテンぱっと見、ものすごい人なんじゃないか?」って思われたと思います。
確かに素晴らしい肩書きをいただきましたし、嘘は一つも含まれておりません。
しかし、私はただのどこにでもいる日本の大学生です。履修組むのに苦労して、テスト前にヒーヒーして、休日は遊ぶかバイトをしているかのただの大学生です。他のメンバーも同じ、ただの大学生か高校生です。
そんな私たちが日本代表として国際試合に挑めるのは、とても光栄なことですが、2週間弱海外で過ごすとなると金銭的に大変なことでもあります。
でも諦めたくないんです。
将来オリンピックスポーツになるかもしれないスポーツの日本代表として、経験をつみ、パワーアップできるように頑張ってきたいと思います!みなさんの応援が我々の大きな力になります!
ぜひご支援のほどよろしくお願いします🙇♀️

🏅副キャプテンより
櫻井萌名実 WLS 20歳
今回副キャプテンを務めさせていただきます、櫻井萌名実です。
私がネットボールを始めたきっかけは体育です。日本ではまだまだ知名度が低いネットボールですが、発祥の地イギリスでは体育や部活でネットボールが行われており、中学時代をイギリスで過ごした私もそこでネットボールに出会いました。
当時は自分が日本でもネットボールを続け日本代表になるとは全く思ってもいませんでしたが、今回このような機会をいただけてとても嬉しく思います。
初の国際大会に加え副キャプテンということもあり、緊張もしていますが日本各地から集まった仲間と共に一つでも多くの勝ちを目指したいです。
全力で頑張るのでぜひ応援お願いします!

選手一覧
余宮ひかり WLS 19歳
櫻井萌名実 WLS 20歳
小崎里紗 WLS 18歳
今津 優菜 WLS 19歳
キアラ・トーマス WLS 17歳
増田雷夢 海洋大 19歳※
筑井美唯子 共愛 19歳
大島絢佳 名古屋 19歳※
市川千愛 名古屋 20歳
ルーシー・ハンビー 名古屋 16歳※
松本英里奈 秋田 16歳※
松本美希 秋田 15歳
※アジアユース開催時にひとつ上の年齢区分に該当する人
リターンについて
支援してくださった皆さまには、選手から心を込めたお礼のメッセージをはじめとするリターンをご用意したいと考えております。
私たちは学生・選手という立場上、高価なものをご用意することはできませんが、一人ひとりの応援に心から感謝しています。その感謝の気持ちを、できる限り丁寧にお届けできればと思っています。
最後に
皆様の応援が、私たちの大きな力になります。
金銭的なご支援はもちろんありがたいことですが、何よりも、私たちの活動を知っていただき、「少しでも応援したい」と思ってくださるそのお気持ちが、何よりも嬉しく励みになります。
そのため、もし金銭的なご支援が難しい場合でも、身の回りの方にご紹介いただいたり、SNSなどで私たちの活動を広めていただけるだけでも本当にありがたいです。また、公式Instagramへの応援メッセージなども、大きな力になります。
そうした皆様の想いを胸に、アジアユース大会では全力を尽くして戦ってまいります。
どうぞ温かいご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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順位決定戦・最終結果報告
2025/07/16 12:22みなさん、こんにちは!ヤングつばきJAPAN2025です!今回は名古屋ネットボールクラブ所属の大島絢佳、WLS所属の余宮ひかり、櫻井萌名実、小崎里紗が担当します!〇順位決定戦予選リーグを4位通過した日本は、1つでも多く順位を上げようと必死に戦います。7/3 vsパキスタン(予選1位通過)40点差で負けた前回よりも点差を縮めるため、ミスをしないこと、ミスを誘うことを意識し、ディフェンスの作戦を立てて挑みました。第1クォーターでは21-7とトリプルスコアを許してしまいましたが、その後は集中力を取り戻し、相手の素早い攻撃に必死で食らいついてプレッシャーをかけ、オフェンスの時は仲間と協力して丁寧に繋ぎました。結果的に39-64で負けましたが、1回目に戦った時よりも15点分も差を縮めることができ、大きな自信になりました。最終戦 7/4 vs台湾(予選3位通過)まず、前日の練習の最後には、「私たちは勝つためにここに来た。明日はフットワーク、キャッチミスをせずクリーンなゲームをして全員で勝つ。必ずメダルと一緒に日本に帰る」と数日前3点差で負けた台湾にリベンジをすることを選手スタッフ全員で決心しました。当日は8:00からの試合のため、ホテルを6:00過ぎには出発するというかなりハードなスケジュールでしたが、前日に決心したことを思い出し、強い意志と良い緊張感を持って会場入りすることができました。第1クォーターからずっと熱戦であり、第3クォーターまでは1点差から5点差を行き来しており、常にリードしているものの油断できない接戦の状況が続きました。最後の休憩中、足が折れてもいいから走り続ける、何があっても勝つとみんなで言い合い、全員とハイタッチをしたことが今でも印象的です。泣いても笑ってもこの16人で戦う最後のクォーター。後悔は残したくないこのクォーターは私たちがプレーした15分の中で最高のパフォーマンスでした。最初の相手のセンターパスを私たちが取ってから、台湾に私たちのセンターパスを一度も取らせず、相手のミスを全てものにし日本が点を決めて行き、第4クォーター開始時1点であった差を11点にまで広げ、51-40で勝利を収めました!!台湾と日本チーム全員で円陣を組んで写真撮影をするまでは我慢していましたが、ベンチに戻る途中、喜びの涙を流し始めた仲間を見ると私の頬にも涙が滴っていました。一度僅差で負けた相手にリベンジを果たすことができたこと、最後にこのメンバーで勝てたこと、目標にしていたメダルを取れたことなど色々な喜びを感じ、このメンバーでよかったと心から思いました。◯涙のラストミーティング台湾戦の後にはチームのラストミーティングがありました。まずは最後まで戦いきって得た勝利を全員で喜びました。3位になりました!!という監督の声とともに涙があふれ出す選手などもおり、喜ぶと同時にほっとした様子でした。次に、アシスタントコーチからスタッフ陣によって選出されるMVP(最優秀選手)とMIP(最も成長した選手)、そして選手の投票によって選ばれるPlayer’s player賞の発表がありました。MVPは ひかりちゃん!!コートの内外問わず積極的に声を出していたこと、熱い思いを胸にずっと最後まで走り続けたこと、キャプテンとして嬉しいときも辛いときもみんなをまとめていたことが評価されました!MIPは みきちゃん!!ゴール下の守護神として、身長の高い相手にも臆せずリバウンドを取ったり、パスカットをしたりしていました!はじめは大人しかったのですが、練習や試合を重ねるにつれて、進んでコミュニケーションを取ってくれるようになりました。Player’s player賞は ちなりちゃん!!シューターもミドルもディフェンスも!どのポジションも国際舞台でこなしていたことが評価されました。きれいなシュート、キレの良いセンターパス、パワフルでクリーンなディフェンス、どれもみんなのハートを射貫いていました。その後は、マネージャーさんから選手全員に称号をいただきました!みんながそれぞれ自信のあったこと、頑張ったことなど、すべての努力をマネージャーさんが見てくれていたことに全員で感動しました!!それらが全て終わった後、今度は選手からのサプライズで、スタッフの4人に色紙と花束を贈呈しました。スタッフさんは非常に喜んでいて、「このチームの良いところはそういうところなんだよ!」という嬉しいお言葉をいただきました。◯閉会式(Closing ceremony)以上の感動のラストミーティングを終え、閉会式に向かいます。閉会式では、メダルの授与が行われました。Japan!と呼ばれた時の感動は今でも忘れません。みんな初めて手にする国際大会でのメダルに夢中に!全体はもちろん、所属チームごとの記念撮影も行いました。◯レセプション閉会式後には、レセプションというパーティーがあり、日本は浴衣で参加しました!レセプションでは、各国がそれぞれダンスをする時間があります。日本選手団は、CUTIE STREETさんの 「かわいいだけじゃだめですか」という曲に合わせてダンスを踊りました!かわいい振りのたびに世界各国からキャーという歓声がたくさん沸き、非常に盛り上がって楽しかったです。かわいい浴衣を着ているということで、日本の選手は大人気!引っ張りだこになりながら各国の選手とたくさんお話ししたり、写真をたくさん撮ることができました。中には、他国の選手からプレゼントやメッセージをもらったり、アジア選手権でまた会おうという約束を交わす人もいて、とても濃い時間となりました!!◯帰国感動・興奮の日から一夜明けた7月5日。眠い中朝の4:50にホテルをチェックアウトし、インドなど他国の選手と一緒にバスで仁川国際空港に向かいました。そして同日午後、無事成田国際空港に到着しました。成田国際空港到着時、家族や先輩ネットボーラーが私たちをお迎えに来ていただきました!久々に家族に会い嬉しい一方、仲間とはお別れです…。何度も練習会・合宿に参加し、韓国で11日間一緒に過ごし、辛い時も嬉しい時も一緒に乗り越えてきた仲間ともこれでお別れだということで、多くの選手から涙が溢れてきました。一緒に戦った選手・スタッフと熱いハグと握手をし、また国内の大会や強化練習などで会おうと固く約束し、チームは解団となりました。◯最後にヤングつばきJAPAN2025を応援してくださった方、本当にありがとうございます。今回のアジアユース選手権は日本のアジアユース史上最高の結果となりました。しかし、ネットボールが爆発的に普及したわけではありません。私たちはこれからもネットボールを続け、また、今回の経験を踏まえて普及活動にもさらに力を入れていきます。これからも、ヤングつばきJAPAN、つばきJAPAN、そして日本のネットボールの応援、活動の拡散などよろしくお願いいたします。【リンク集】日本ネットボール協会公式アカウント日本のネットボールの様子、選手による普及活動、国内の大会について掲載しています。ネットボール日本代表公式アカウント選手紹介や大会のハイライト、詳しい結果などを掲載しています。ぜひご確認お願いします! もっと見る
サウジアラビア戦報告
2025/07/04 23:07皆さん、こんにちは!!ヤンつばき・Japan2025です!今回は、秋田ネットボール所属の松本美希と、WLS所属のキアラ・トーマスが担当させていただきます。よろしくお願いします!!7月1日、私たちはサウジアラビアとリーグ最後(5回目)の試合をしました。この試合は57対29で勝ちました!28点差の大きな勝利で、とてもいいパフォーマンスができました。試合のはじめから、チームは集中していて、動きもとてもよかったです。パスは速くて正確で、コートの中でのコミュニケーションもしっかりできていました。ミッドコートの選手たちは、ボールをスムーズにゴールまで運びました。シュートもよく入り、プレッシャーの中でも点を取り続けることができました。ディフェンスも強かったです。相手のパスを読んでカットしたり、プレッシャーをかけてターンオーバーを取ったりしました。コートに出ている選手も、ベンチで応援している選手も、みんなで全力を出しました。チームのエネルギーはとても高く、サポートし合いながらプレーしました。この試合が特別だったのは、点数だけでなく、「チームが一つになってプレーできたこと」です。おたがいに声をかけて、落ち着いて、むずかしい時間もがんばりました。大会を通してできたチームのきずなが、この試合でよく見えたと思います。私たちは、この成長をうれしく思っています。ここまでの5試合を経て、予選リーグを4位で終了しました。次は順位決定戦です!これからの試合も、がんばっていきますので、引きつづき日本ネットボールの応援をよろしくお願いします! もっと見る
パキスタン戦報告
2025/07/04 12:16皆さん、こんにちは!ヤングつばきJapan2025です!今回は、名古屋ネットボールクラブ所属のハンビー・ルーシーと、秋田ネットボール所属の松本英理奈が担当させていただきます。よろしくお願いします!6月30日、私たちは第4戦目でパキスタンと対戦しました。結果は39対79で、40点差で敗れてしまいました。試合の序盤は一進一退の攻防で、お互いに点を取り合う展開が続きましたが、後半に入ってからは、相手のプレースタイルやシステムに対応しきれず、流れを持っていかれてしまいました。しかしこの試合を通して、チームとしても個人としても成長を感じることができ、多くの学びがありました。その経験を次の試合に活かし、最後まで諦めずに全力で頑張っていきたいと思います! もっと見る







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