能登の子どもたちに笑顔を届けたい! プロバスケ選手が輪島市でイベントを開催

能登半島地震及び能登半島豪雨の復興支援活動として、輪島市にて「88 SMILE in Noto」を開催します。 当日は、篠山竜青、橋本竜馬、湊谷安玲久司朱らによるバスケットボール教室とトークショーを実施。バスケットボールを通じて子供達や地域の皆様に笑顔と交流のきっかけをお届けしたいと考えています。

現在の支援総額

1,207,280

120%

目標金額は1,000,000円

支援者数

101

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/31に募集を開始し、 101人の支援により 1,207,280円の資金を集め、 2025/06/28に募集を終了しました

能登の子どもたちに笑顔を届けたい! プロバスケ選手が輪島市でイベントを開催

現在の支援総額

1,207,280

120%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数101

このプロジェクトは、2025/05/31に募集を開始し、 101人の支援により 1,207,280円の資金を集め、 2025/06/28に募集を終了しました

能登半島地震及び能登半島豪雨の復興支援活動として、輪島市にて「88 SMILE in Noto」を開催します。 当日は、篠山竜青、橋本竜馬、湊谷安玲久司朱らによるバスケットボール教室とトークショーを実施。バスケットボールを通じて子供達や地域の皆様に笑顔と交流のきっかけをお届けしたいと考えています。

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<開催概要>

日時:2025年6月28日(土) 10:00~14:30
会場:日本航空高等学校石川(石川県輪島市三井町洲衛9部27番地7)
講師:篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、橋本竜馬(ベルテックス静岡)、湊谷安玲久司朱(元横浜ビー・コルセアーズ)
ゲスト選手:池田智美、橋田幸華(※トークショーのみ)、上瀧葵怜々(※クリニックのみ)、辰巳緒花(※クリニックのみ)(以上、ECHAKE-NA NOTO)
協力:ECHAKE-NA NOTO


<レポート>

6月27日、88 Basketball の3人は、「88 SMILE in Noto」開催のため、のと里山空港に降り立ちました。この日は、ECHAKE-NA NOTOの谷遼典代表と池田智美選手に案内いただき、令和6年能登半島地震と令和6年能登半島豪雨により被災した地域を訪問します。

最初に目指すのは、輪島朝市。空港から向かう途中にも、道路が崩れたままの箇所や、倒壊した建物がたくさん残っています。人が住む建物、倒壊した建物、更地が混在する住宅街もありました。

輪島市中心部の朝市地区は、震災前、路上に海産物や輪島塗などを販売するテントが立ち並び賑わいを見せていましたが、火災により焼失し、現在は更地が広がっています。池田選手に震災前の朝市の様子の写真を見せてもらい、目の前に広がる景色との違いに唖然としました。

次に訪れたのは白米千枚田。海に面した斜面に1004枚もの小さな田が連なる棚田で、奥能登を代表する絶景として知られていました。ここでは、千枚田の復旧と米作りに取り組む方が作成した広報誌を受け取り、復旧の状況が記されたマップと眼前に広がる被災した千枚田と見比べながら現状を確認します。地震や豪雨で崩落した田んぼの土砂を撤去して作付けを再開しているエリアもある一方、いままさに田んぼを形成しているエリアや、大規模崩落が起き、いまだに復旧できていないエリアもあることを知りました。

最後に、輪島市郊外の南志見地区に移動し、カフェや障がい福祉サービス事業所を運営する会社の代表の方にお話を聞きました。南志見地区は輪島市の中でも被害が大きく、8~9割の建物の解体が必要ともいわれているそうです。そんな中でも「地元の経営者としては社員に明るいところを見せてやらんといけん」と、ツアーの誘致やイベントの開催など、人を呼ぶ施策に取り組んでいるそうです。「大事なのは人のおらんところを元気にして、人が戻るようにすること」という言葉が印象的でした。

28日の「88 SMILE in Noto」には、開催地の輪島市だけでなく珠洲市、志賀町、金沢市など石川県各地から約50人の子どもたちが参加してくれました。

午前のトークショーは、88 Basketballの3人とECHAKE-NA NOTOの池田智美選手、橋田幸華選手が、会場から質問に答えるスタイルで進められました。子どもたちからは次々と手が挙がり「チームには選手以外にどんな人が帯同していますか?」「試合でミスしたりしたら、どう切り替えますか?」「フリースローを打つ時に何を考えていますか?どうしたら上手くなりますか?」などの質問が寄せられました。

「バスケ人生で一番いいプレーは?」との質問には、篠山竜青は2018年に開催されたバスケットボールワールドカップ2019アジア地区 1次予選のオーストラリア戦で、ディフェンスリバウンドからレイアップシュートを決めたプレーについて話し、橋本竜馬は複数の玉を一気に皿に載せるけん玉を1回で決めたことを挙げて「バスケじゃない」との突っ込みを受けていました。湊谷安玲久司朱は、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)でのルーキーシーズン、ずっとスタメン出場していたが調子を落とし控えに回った試合で30点取って次の試合からスタートに復帰したこと、橋田選手は秋田銀行で引退を宣言して迎えたシーズンに国体でも実業団大会でも優勝して「きれいさっぱり」引退できたこと、特に最後の山形銀行との試合で、残り33秒相手ボールの守ったら勝ちという場面で相手のフォーメーション読んでパスをカットしたプレーを挙げました。池田選手は、津幡高校時代の北信越大会の決勝、新人戦ではダブルスコアで敗戦した福井県の足羽高校との試合で、残り4秒で同点のシーンで獲得したフリースローを決めたことを挙げていました。

トークショーの後は、ランチタイム。輪島市に店舗のあるゴーゴーカレーのカツカレーを、子どもたちと保護者の方々、選手が一緒に食べました。食事の後には橋本選手とシュート競争をする子や、篠山選手に似顔絵をプレゼントしてくれる子、篠山選手の試合前のルーティーンのストレッチを真似する子もいて、和気あいあいとした交流の時間となりました。

午後は、88 Basketballの3人とECHAKE-NA NOTOの池田智美選手、上瀧葵怜々選手、辰巳緒花選手によるバスケットボールクリニックです。

ウォーミングアップは、スポーツリズムトレーニングのインストラクター資格を持つ池田選手を中心に、音楽に合わせて選手と子どもたちが一緒に楽しく身体を動かしました。

続いて、篠山選手を中心にボールを使ったトレーニング。スポーツリズムトレーニングの動きを生かして、リズムよく緩急をつけたドリブルの練習をします。

最後は子どもチーム対選手チームの試合です。子どもたちがシュートを決めたり、選手が3Pシュートを見せた時には、会場から大きな歓声が上がりました。

最後にみんなで集合写真を撮影し、参加してくれた子どもたちにも、88 BasketballとECHAKE-NA NOTOの選手にも、笑顔があふれる1日となりました。

この「88 SMILE in Noto」は、クラウドファンディングで多くの方々から寄せられた支援により開催することができました。能登の現状を知り、子どもたちと直接触れ合う機会をいただいたことに、心より感謝申し上げます。



<コメント>


・篠山竜青

クラウドファンディングにご協力いただいた皆様のおかげで、能登に伺うことができました。メディアでは知れない現実が見え、直接自分の目で見ることの大切さを感じました。トークショーとクリニックでは子供達のたくさんの笑顔が見られて嬉しかったです。このご縁を大切に、この一回ではなく、引き続き能登の皆さんとの絆を深めていけたらと思います。ご協力していただいたECHAKE-NA NOTOの皆さん、オーナーの谷さんには改めて感謝しています。


・橋本竜馬

実際に足を運んだことで、能登の現状を生で見ることができてよかったです。普段通る道が崩落したままだったり、日常的なところでまだまだ復旧していなくて、生活にまだ不便さがあることがわかりました。今回のイベントは、自分たちが何をできるかを改めて考える機会になりました。これを継続していけるように、活動を続けていきたいと思います。


・湊谷安玲久司朱

今回、初めて88で復興支援活動を行いました。メディアが報じているものだけではなく、改めて自分の目で実情を見るとそれまで全く見えていなかったんだなと考えさせられました。ただ、子供達の楽しそうな姿を見られて本当に嬉しく思いましたし、改めて88 Basketballはこういった活動を継続的にしていかなければいけないなと感じました。今後も微力かもしれませんが、88 Basketballは復興支援活動をしていきたいと思います。

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