
志賀理和氣神社鎮守の杜再生にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
志賀理和氣神社の歴史は古く今年で御鎮座より1221年を数えます。
北上川の流域に境内があり、今までも幾度となく大水の被害に遭ってきたので、浮島明神ともいわれるお宮でした。
長い歴史の中で何度か境内を移しているようですが、平成14年、19年と大水に見舞われ、人命が失われる事態を受けて、国により、途切れていた北上川水系の築堤が進められることとなり、当神社も氏子地域の安全のために境内を移転することを承諾しました。
令和3年、例祭を終え、いよいよ境内を守ってきた鎮守の杜を伐採することとなり、清祓祭を執り行い、今までの感謝を申し上げ、木々に宿る御霊(木霊)をお送り申し上げました。
私自身も鎮守の杜の中で育ち、遊びまわりった思い出深い森。地域の方々にとって、心のふるさとでありました。言わずもがな私もその一人です。
その森が一本ずつ切り倒されていく様子は、心が痛むだけではなく、ぽっかりと心の一部が失われてしまったように感じました。
なんとしてもふたたび多くの方にとって心のふるさととなる鎮守の杜を再生させたい。
日々強くなる思いを、第二のふるさと創生協会の髙橋様にご相談申し上げ、多くの方々とご縁を繋いでいただき、この度の森づくりに至りました。
昨年は300名程の方々のご支援をいただき、400本の苗木を植えることができ、今年も更に400本を植えることができました。
800本の苗木とともに、ご支援くださった皆様、植樹に携わって下さった皆様の心に、ふるさとの木が植えられたことと思います。
皆様の真心により植えられた木々をぜひ見にいらしてください。
そして、これからの森の成長を楽しみにしていてください。
木が育ち、生き物が拠り所とし、時の流れとともにその姿を変えつつ長い歴史を歩んでいく木々を見守っていてください。
皆様の心の木と共に、志賀理和氣神社の森は成長していきます。
僕が植えた木、私が植えた木。
そんな思いを多くの方々と分かち合いたく存じます。
そして、叶うならば、多くの森づくりが行われ、緑豊かな国土となり、昨今の自然災害が少しでも減少し、苦しむ方々が少なくなること。
多くの地域で歴史と生活が、末長く続いていくことを願っています。
当神社の森づくりがその一端を担うことができればと思っております。
そのためにどうか、お力を貸してください。
一緒に森づくりをしましょう!
何卒よろしくお願い申し上げます。
志賀理和氣神社宮司 田村寛仁



