先日、古平町の稲倉石で行われていた昔のお祭りの映像を見ていたら、ちょっと驚くシーンに出会いました。なんと、「たら釣り節踊り」にそっくりな踊りが映っていたのです!
この映像に登場するお祭りでは、猿田彦の火潜りも行われていて、地域の信仰と芸能が一体となった雰囲気が感じられます。ちなみに、この稲倉石鉱山が閉山したのは昭和59(1984)年のこと。その数年前、昭和56(1981)年には、古平町が扇玉先生にたら釣り節の振付を正式に依頼し、先生は3か月間も古平に通って踊りを指導してくださったそうです。
もしかすると、このお祭りで披露されていたのは、当時最新の“たら釣り節踊り”だったのかもしれませんね。失われつつある風景の中に、ちゃんと文化のバトンが息づいていたことに、あらためて感動しています。
こうした発見も、「祭りの未来を守るプロジェクト」の大切な一歩。これからも、古平の歴史や踊りの記憶を丁寧にたどっていきたいと思います。





