600年守り継がれた近江の政所茶 日本茶の原風景が残るお茶づくりを次の世代へ 

滋賀県東近江市で600年以上守り継がれている「政所茶」。製茶工場は産地に一つしかなく、老朽化のため2026年の製茶に向けて機械を更新します!小さな機械で産地の味を守る茶工場をリニューアルすることで、このお茶づくりを未来につないでいきたいと思います。

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

8,184,871

545%

目標金額は1,500,000円

支援者数

652

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/08/18に募集を開始し、 652人の支援により 8,184,871円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

600年守り継がれた近江の政所茶 日本茶の原風景が残るお茶づくりを次の世代へ 

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

8,184,871

545%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数652

このプロジェクトは、2025/08/18に募集を開始し、 652人の支援により 8,184,871円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

滋賀県東近江市で600年以上守り継がれている「政所茶」。製茶工場は産地に一つしかなく、老朽化のため2026年の製茶に向けて機械を更新します!小さな機械で産地の味を守る茶工場をリニューアルすることで、このお茶づくりを未来につないでいきたいと思います。

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 おかげさまで、250名を超える方から温かいご支援をいただき、ネクストゴール350万円も達成することができました。本当にありがとうございます!


 ところで、今回のクラウドファンディング。150万円の初期目標に対してネクストゴールがかなり高いと思われたことはありませんか。その理由を、産地を応援してくださる方には、ぜひともお伝えしておきたいと思います。


 そもそも私たちが初期目標を150万円に決めた経緯には、産地の苦渋の決断がありました。

 現在の政所茶工場にある機械はどれを見ても老朽化は明白で、産地としては関係者と協議を始めた5年前、6種類ある主要機械およびその周辺の設備を、全て更新することを目指していました。


 ところが出てきた見積もり額は、驚愕の1億円超え。


 このまま計画を実行するには関係者全員にかなりの覚悟が必要で、最悪の場合、更新の協議は全て白紙になることも予想されました。


 「今回の茶工場リニューアルは政所茶を未来につなぐため千載一遇のチャンス」「とにかくこのプロジェクトをゼロにはできない」「全ての機械を更新することはもう諦める」。

 そんな議論の末に、なんとかこのまま使えそうな機械を順番に更新対象から外し、予算総額を下げる方向に舵を切る決断をしました。

 そうして決まったのが現行の更新計画、総工費約7,000万円という大事業です。


 これが決まったことだけでも本当にありがたいことです。

 決して少なくはない地元負担分を、振興会総出で、なんとか捻出していこうと、たくさんの方にご協力のお願いをさせていただきました。

 クラウドファンディングのみに頼るのではなく、まずは茶工場利用者や地元自治会にも、目標を決めて直接寄付をお願いに回る計画を立てました(実際に、現在たくさんの支援をいただいております)。

 それがあるからこそ、クラウドファンディングでは少なくとも150万円あれば、この約7,000万の更新事業は実施できるという判断で、初期目標を設定しました。


 でもその裏側で更新を諦め、一部修繕のみにとどめた機械があるのも事実です。


 収穫後の生の茶葉を入れるコンテナ、最終工程で茶葉を乾燥させる乾燥機、お茶を揉む揉捻機(じゅうねんき)に粗揉機(そじゅうき)。


 この中でも更新対象から外したことを1番心配しているのが3台中1台だけ更新を諦めた粗揉機でした。


 なんとか動いているとはいえ、不調が目立ち、今後の稼働状況がとても心配な機械だったからです。煎茶や玉露を揉むのはもちろん、部品を取り外して平番茶の選別作業にも使われていた粗揉機。これが動かなくなったら平番茶加工はできなくなります。

現在の茶工場に3台ある粗揉機。
右側の1台のみ平番茶の軸選別に使用しているが
今回の更新対象から外された。


 150万円を達成したあと、今回の更新対象の機械に関しては金銭的な不安はなくなりました。100名を超える方が公開後いち早く支援してくださり、その後も勢いが止まらなかったこと、心から嬉しく思っております。本当にありがとうございます。



 そんな状況から、「一度は諦めた残りの機械の更新も、もう一度目標に掲げても良いのではないか」という希望が見えてきました。


 特に粗揉機は茶工場の要となる機械。止まったら加工が立ち行かなくなるのは間違いありません。


 もちろん、なんとか動いている間は、すぐに新しい機械を購入するわけではありませんが、600万円前後する購入費用のうち、少しでも多く集めておきたいという思いから、ネクストゴール350万円を設定しました。

 ありがたいことに、こちらも累計250名以上の温かいご支援で達成させていただきましたので、私たちは、次の目標金額を700万円・支援人数500人以上といたしました。


 当初目標150万円は現行の機械更新事業に、残りの550万円は今回対象から外れた設備(特に粗揉機)の更新費用の一部として、大切に使わせていただきます。



 正直、かなり挑戦的な目標と思っております。

 残り1か月で達成できるのか、道筋はまだ見えていません。それでも、挑戦する価値のある目標です。

 政所茶のお茶づくりが未来に残り続けるように、ぜひあなたの力を貸していただけませんか。既にご支援いただいた方は、周りのご友人やご家族に、このプロジェクトのことを伝えてください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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