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バリアフリーという言葉をなくし、『みんなで』美味しい卵焼きを食べたい。

2016.7.26に相模原市内で『相模原障害者施設殺傷事件』が発生しました。現在、建物は建替工事が始まり、事件は徐々に風化しています。私たちは『障害とは何か』という言葉を、事件とは違う形で考え続けていき、市民一人一人が『明日からできること』を一緒に考え、行動していきたいと思っています。

現在の支援総額

267,400

53%

目標金額は500,000円

支援者数

52

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/07/26に募集を開始し、 52人の支援により 267,400円の資金を集め、 2018/09/26に募集を終了しました

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このプロジェクトは、2018/07/26に募集を開始し、 52人の支援により 267,400円の資金を集め、 2018/09/26に募集を終了しました

2016.7.26に相模原市内で『相模原障害者施設殺傷事件』が発生しました。現在、建物は建替工事が始まり、事件は徐々に風化しています。私たちは『障害とは何か』という言葉を、事件とは違う形で考え続けていき、市民一人一人が『明日からできること』を一緒に考え、行動していきたいと思っています。

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はじめまして。相模原市で『誰もが住みたくなるまち』をコンセプトに、地域住民と医療・介護・福祉・障害関係者を繋げて、まちと人のユニバーサルデザインをすすめている、A・RU・YO sagamihara 代表の安西祐太と申します。普段は相模原市内の訪問看護ステーションに理学療法士として勤務し、主に病院を退院した在宅の患者様に対してリハビリを行なっています。A・RU・YOsagamiharaは2017年 4月より相模原市医療・福祉交流会の事業として活動を開始し、主に一般の商店やお祭りをユニバーサルデザイン化する取り組みをボランティアで行なっています。『ユニバーサルデザイン=誰もが住みたくなるまち』と考え、商店会などと協力して、メニュー表を考えたり、車いすの押し方のお話、高齢者体験などを行なっています。

具体的な活動としては、ご紹介いただいた一般商店に対し、障害や高齢者についてのお話をしています。例えば、車いすユーザーが入店可能かお店に電話をした際、『多分大丈夫ですよ!』と答えるお店が大半ですが、A・RU・YO店では、『うちの店の入り口は〜㎝で、トイレは〜㎝です』とお応えできるように、チェックシートをお渡ししています。また、商店街を一つのフードコートと考え、車いすユーザーが使えるトイレがB店にあれば、A店を利用していても、B店にトイレだけ借りに行くことができる『トイレのシェアシステム』を推奨しています。

トイレの改修や手すりの設置を促すのではなく、『心のバリアフリー』を推奨しており、少しずつでもみんなに『明日からできること』がある事を1人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

 

※A・RU・YOsagamiharaのロゴです。A・RU・YO店には入り口の見やすいところに貼っていただいています。

今回のプロジェクトについては、2年前に発生した相模原での事件を背景に、もう一度『障害とは何か』を考えるきっかけを作りたいと考えています。その一つのツールとして、世界39カ国で開催されているのにも関わらず、日本ではまだあまり浸透していないDET(障害平等研修)を12月2日(日)に相模原市内開催し、そこに一般市民を30名無料で招待したいと考えています。

DET(障害平等研修)
DETは障害者差別解消法を推進するための研修です。障害がある・なしに関わらずみんなが一緒に暮らしていける社会を作ることを目的として、障害者自身が対話の進行役となり、対話、視覚教材とグループワークを活用したワークショップ型の研修です。対話を通し「障害とはなにか」「障害はどこにあるのか」を考え、社会のなかにある様々な「障害」を見抜く力を獲得し、それらを解決していくための行動をつくります。

今回のクラウドファンディングが、今後も継続してDETを行なっていくために必要な広告や資金調達のための手段になればいいと考えています。私自身もこのDETを受講し、〝明日からできる事〝として今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

※研修の前後で『障害とは?』という質問があり、個人で考え発表します。

 ※以前は普通の仮設トイレしか設置していなかったお祭りでしたが、DET受講後、車いすでも使用可能な仮設トイレが設置され、子供連れや高齢者の方も参加しやすいお祭りが実現しました。

また今回のリターンは、障害の有無に関わらず、今までの良い経験や悪い経験、長所や短所、特技などをその人の強みと考え、それをリターンにすることで、いろんな人がいて、どんな人でも必要としている人がいて、いろんな価値観があっていいと伝えたいです。リターン自体もプロジェクトの一つとして位置づけています。詳しくは、「リターンについて」をご覧ください。

僕は中学1年生の時にサッカーで骨折をして、リハビリを受けました。それをキッカケに理学療法士を志し、そこから5年、無事専門学校に入学しました。専門学校では、臨床実習で病院や施設等に伺う機会があります。その中で、大分にある頸髄損傷の治療後の方が、仕事や生活に必要なスキルを習得する為の施設に伺わせていただきました。僕が実習で訪れた地域は、大分の中でも特に坂道が多く、障害者が生活するには困難が多いと思われる地域でした。

ある日、その施設を利用している方々から『飲みに行かないか』と誘われました。もちろん、実習中の身である私は断らなくてはいけないのですが、お酒が好きな僕は『はい!!!!』と即答しました。ただ、障害者と飲みに行くということは今まで経験がなく、実習中ということもあり、楽しめるか不安でしたが、しっかり酔っ払って帰宅しました。その後、実習は無事終了し、国家試験も合格。理学療法士として神奈川県内の回復期病院で働かせていただくことになりました。

理学療法士になって何年か経ち、お酒を飲む機会も増え、『卵焼きを食べれば店の味がわかる』とかいうようになりました。仲間も増え、飲街で美味しい卵焼きを見つけた時に、ふと思い出したのが大分県の実習の事です。『この卵焼きはみんなが食べれるのかな?…多分それは難しいだろう』と感じました。この卵焼きを食べるためには、お店のハード面や、理解など、人が作り出すバリアーが大きく、障害者が食べることができるのは、バリアフリーの整った大手が出す『チン』が圧倒的だと感じました。大手が出す『チン』も美味しいのですが、障害者には色々な理由で選択肢が少ないと実感しました。僕は、美味しい卵焼きを食べて欲しいと思い、ハード面であれば段差を超える際の車いすの押し方を教えたり、人が見やすい色を伝えたり、障害と病気の違いを伝えたりすれば『バリアフリーという言葉自体なくせる』のではないかと考えました。

その一つのツールが障害当事者が進行役となって『障害とは?』という課題から、内発的な行動を促す、DET(障害平等研修)であり、一般市民を無料で招待することで地域に広がり、大分県のような『地域全体が障害に対して理解がある』状況を作り出せるのではないかと考えました。大分県でしっかり酔っ払えたのは、『地域全体が障害者に対して理解がある』状況があり、コップにストローがさしてあったり、コップ自体が飲みやすかったり、滑りにくいマットを敷いてくれていたから障害者と飲むという感覚はなく、普段通り過ごせたからであると感じました。

送料、手数料、その他必要経費を除いた全額を、DETの研修費としてお支払いさせていただきます。目標金額達成後の資金につきましても、今後のDET開催日に充てさせていただきます。

 リターンについては、クラウドファンディングに挑戦すると決めた時から、人それぞれのスキルをリターンにする事を考えました。その人の特徴や特技、長所や短所、経験などをその人のスキルと考え、それを必要とする人にリターンとして提供します。たとえネガティブな事でも、誰かにとっては必要であると感じて欲しい。現在は、前向きに生活している障害当事者も、受傷後から今に至るまで、沢山の挫折や諦めを経験してきたとのことです。その経験を活かし、今現在困っていたり悩んでいる本人や家族の力に少しでも力になりたいという人たちを障害の有無にかかわらず募集した結果、集まったスキルのリターンです。

今回、スキルについても寄付をしていただいており、交通費やアクセサリーのパーツなど、必要な経費以外は全て、DETの開催費用に充てられます。スキルを出して下さる方に、金銭的なメリット一切生じません。そんな彼らの思いや行動力をご理解いただき、応援して下さるととてもありがたいと思っています。

他にも、B型作業所で作成するダイダイ染めTシャツ、布製品、ハーバリウムなどをご用意しております。こちらも、『障害者が作っている』ことを前提として購入している現状から、『クオリティーが高いから普段から使いたい』になるように少しでも皆さんの手に触れていただきたいと考え、設定いたしました。

【相模原市内でDET】※今回のクラウドファンディングの目的です

日時:2018年12月2日(日)13:30〜16:30(開場13:15)

場所:相模大野駅徒歩5分くらいbono相模大野 サウスモール3階

         ユニコムプラザさがみはら セミナールーム1

対象:全ての人(先着30名)子供連れ可

研修費:もちろん無料

申し込み・ご相談:chimpam55@gmail.com(安西)

施設情報:相模大野駅からフラットで会場内まで来ることができます。施設内に多目的トイレが一つ、施設を出  たところにもあります。

クラウドファンディングをしながら、同時に参加者も募集します。質問等でも結構ですので、気軽にご連絡ください(^ ^)

Q:A・RU・YOsagamiharaの由来とロゴの意味は?

A:障害当事者や高齢者、困っている人がいる時に、みんなが『A・RU・YO!!』声をあげ、助け合い、困っていることをみんなで共有できる世の中を目指し、名前をつけました。お店を探す際も、『車いすでも利用できる居酒がA・RU・YO!!』『うちの洋服には着脱がしやすいジーンズがA・RU・YO!!』といろんな人の目線に立って、普段の生活をしていって欲しいと考えています。

ロゴにつきましては、介助する方もされる方も、気軽に声をかけやすい雰囲気づくりを考え、アロハポーズにしました。また、現在の時代背景を考え、写真などで活動が拡散されやすいように、写真を撮る際のポーズにしました。

Q:これまでの実績は?

A:A・RU・YO店が相模原市内に3店舗ございます。現在は、A・RU・YO店の拡大に向けて、商店会でお話をさせていただいたり、お祭りの実行委員として、『誰でも楽しめるおまつり』をコンセプトに、お店や休憩所、動線やトイレのデザインをさせていただいています。また、年に数回説明会を開催させていただいており、議員の方々などにもお越しいただき、直接的な課題解決に向けて話をさせていただいています。

 

※まち中の直接的な問題点に関しては、発見次第すぐに関係機関にご連絡をして対応していただいています。

Q:今後の活動予定は?

A:現在、まち中を歩いて、問題点を探したり、ユニバーサルデザインに工夫しているところや合理的配慮ができているところをメンバーのみで行なっています。今後は、まち歩きを市民の方々や障害当事者と行なって、地域の課題や、良い発見をしていくプロジェクトを企画しています。生活の中に落とし込むことが必要であると考えており、『ユニバーサルちょい飲み』などのご提案もさせていただいています。

★一緒にA・RU・YOの活動をしてくださる人を募集しています。その場に来れなくても、オンラインでアドバイスを下さる方や、私は画像の処理が得意だからそこをお手伝いします、物作りが得意だから椅子とかつくるよ、高次脳機能障害について、当事者の私が伝えるよ!など、長所以外に短所や苦手な事も形にしてみませんか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。必ず今回のプロジェクトを成功させたいので、ご支援よろしくお願いします。

最新の活動報告

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  • 9月30日(日)に相模原市内の淵野辺公園にて『ハロウィンふくしフェスタ』が行われます。リターンにも設定させていただいた、A・RU・YOカフェでの医療・介護相談につきましても、こちらで対応させていただきます(^^) 同時に、東京2020パラリンピックの正式種目である『ボッチャ』の体験ブースも出店します。体験費は無料で、体験していただいた方には、『キットカットハロウィンバージョン』もプレゼントさせていただきます。今、ハロウィンバージョンはパッケージのお化けが手話をやっています! ボッチャは、パラリンピック競技の中でも、誰でも参加しやすく、同じルールで白熱できる競技です。ぜひ一度体験してみてください!!また、鹿沼公園も時間があれば遊びに来てください。 クラウドファンディングが残り3日となりました。目標額を達成するのは難しい状況ですが、少しでも、多くの方にこのプロジェクトを知ってほしいと考えています。 最後、宣伝などで応援いただけると嬉しく思います。よろしくお願いします!! もっと見る

  • 昨日、鎌倉にあるバリアフリーゲストハウス「彩」に伺い、DETのパンフレットを託していただきました。武士からいただく予定でしたが、買い出しのため不在でことりちゃんから。逆にラッキーでした(^^) 12月2日のDET につきましても、参加者の募集を開始します。まずは、この活動報告を見ていただいた方から受付を開始いたします。直接安西までご連絡ください(^^) 【相模原市内でDET】主催:A・RU・YO sagamihara(相模原市医療・福祉交流会)日時:2018年12月2日(日)13:30〜16:30(開場13:15)場所:相模大野駅徒歩5分くらいbono相模大野 サウスモール3階ユニコムプラザさがみはら セミナールーム1対象:相模原市内・市外関係なく全ての人(先着30名)子供連れ可研修費:無料参加申し込み:chimpam55@gmail.com(安西祐太) もっと見る

  • 今回のプロジェクトに参加してくれている川崎くんが、この度、本を出版することになりました。少しでも多くの方に手に取ってもらい、目に見えない病気を抱え、困っている人がいるということを少しでも知っていただくきっかけになればと思います。川崎くんが約25年間悩んだ、感じたことをまとめています。 誰よりも私らしく起きていたい 予約受付はクラウドファンディング の掲載終了と同じ9月26日(水)です。 以下、川崎くんの思いです。 はじめまして。川崎俊と申します。私は、安西さんが挑戦中のクラウドファンディングにリターンとして関わらせていただいております。リターンという形で本企画にご支援いただいた皆様は障害や病気、バリアフリー、社会問題に対しての意識も高い優しい方かと思います。 突然ではありあますが、皆様の周囲に通常ではありえない状況で寝ている方はいませんか??すぐに思い当たる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。それでは、皆様は、寝るなんてありえない状況で寝ている方を見てどんな印象をお持ちになりますか?「怠けもの」「根性がない」「サボり」といった印象を持つ方が大半かと思います。当然、仕事の場でしたら注意をしたりするのではないでしょうか??寝ている方に対して良い印象を持つことはないでしょう。 しかし、その居眠りが病気によるものだと判明したらどうでしょうか? そんな病気がナルコレプシーといいます。ナルコレプシーとは、睡眠障害のひとつで、突発的な眠気をはじめ、感情の変化に起因する脱力発作など症状は多々あります。当然、見た目で分かることはなく、症状も居眠り(睡眠発作)のため周囲からは「怠けもの」「根性がない」「サボり」と勘違いされることはとても多いです。有病率は1万人に3~18人と言われていて、発症年齢は10代から20代前半に集中しております。また、ナルコレプシーの症状が突発的な眠りの為、本人も病気と気づきにくく、診断されていないナルコレプシー患者は少なくありません。自分の周囲で寝ている方がナルコレプシーであったならば、その方は異常なまでの眠気にかなり悩んでいるでしょう。仕事中に寝たくなくても寝てしまう。さらに、その居眠りが原因で注意を受けます。これが続くと、自分で自分のことを責めてしまうことだってあります。 実は、私もナルコレプシーを抱えています。発症したのは小学5年生の頃です。現在では『ナルコレプシー』という病気を抱えながらも、理学療法士として介護現場で働いておりますが、発症から現在までナルコレプシーの理解を得られないことで苦労することが多くありました。一日の大半を占める仕事や学校生活において、居眠りが病気と分からずに悩み苦しむ方は、だんだん自分に自信が持てなくなり、なにをやってもダメだ…と性格までもが変わっていってしまうことも少なくありません。私の場合、周囲の方々にいつも支えていただき、病気に負けることなく現在まで生活してこられました。周囲の方々がいなかったら、現在でも病気で悩み続け、自分と向き合うことはできなかったでしょう。 自分でも発症に気づくことのできないナルコレプシーだからこそ、より多くの方に知っていただきたいと思います。ナルコレプシーで悩んでいる方がいるとしたら、気づいてあげられるのは周囲にいる皆様です。私の経験が少しでも多くの方に届き、ナルコレプシーで悩む方々、その周りにいる方々の支えになれたらと思います。 そんな思いを持ち、私はこれまでのリアルな経験を1冊の本にすることにしました。少しでも多くの方に読んでいただきたいと考えています。 本の内容などの詳細はから。 本の内容などの詳細はコチラから。 現在、予約注文を受け付けております。 予約注文はコチラから可能です。 ※コチラから見れない方は、下記からどうぞ。ぜひ、一度お手に取って読んでください。よろしくお願いします。 http://ohirune-therapist.hatenablog.com/entry/2018/09/10/%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8~%E5%83%95%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88~?_ga=2.233194397.2008006086.1537288658-1723208609.1510460395 もっと見る

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