令和6年奥能登豪雨直後、広範囲にわたって断水した外浦。
水道が使えなくても、自宅でお風呂やトイレ、洗濯機を使うことを諦めたくないという想いから始まった、給水ボランティア。建物に給水タンクを設置し、外水栓経由で宅内に給水するという仕組みで、給水車を使って給水タンクに生活用水を配給するという取り組み。
この仕組みに興味がわき、このノウハウは他の場所で断水が発生した際に役立つと考え、自分も給水活動をお手伝いしながら課題の洗い出しをしつつ、情報システム面でサポート。
ますは、ルート調べ。研究として取り組んでいた、写真を地図上にマッピングするシステムを用いて、危険な場所マップを作成。
給水活動はボランティアで運営しており、参加する方が逐次増えるため、参加者向けの情報Webページを作成(より使いやすい冊子版は、他メンバーが作成)。
土地勘の無いボランティアが多かったので、Googleマイマップを用いてマップを作成(常駐されている方がGoogleマップで作成いただいたリストを元に)。
給水状況を共有する、Googleスプレッドシートを用意。ボランティアも色々な方がおられ、Googleスプレッドシートへの入力を拒否される方も。普段使いのアプリでないと使ってくれないということを実感し、入力用インターフェースとしてLINEを採用。
被災された皆さんは我慢強く、自分の所はいいからと最初は遠慮されるんですが、お薦めをし続けてどこか一カ所に導入されると、そこから広がっていくんですね。
大変勉強になりました。






