自己紹介
こんにちは、新潟市古町にある居酒屋〈喜ぐち〉の店主木口文敏です。
私は新潟市の古町で生まれ育ち、この土地の風土や食を愛してやまない一人です。
今年は、創業者である両親が店を構えて60年。
父は数年前に他界しましたが、今年88歳になる母は毎日店に立っています。
両親は創業時から、お客様の口を喜ばせたい一心で暖簾を守り続けてきました。
「お客様に喜んでいただくことが自分たちの歓びである」と何一つぶれることなく、丹精込めて〈喜ぐち〉をつくりあげてきました。
寝食を忘れて働き続ける2人の後ろ姿は、子ども心にも強い印象として残っています。
60年という時間と喜ぐちという場は、ただの歴史ではありません。お客様の笑い声、語られた夢、別れの涙…人生が詰まっています。それらはお店を支えてきた“物語”です。
誰かが語り継がなければ、その物語は消えてしまいます。
当時の店の話、栄えていた頃の古町の話を母の口から聞き、遺すことは母の年齢を考えると、限られたチャンスであるとも思っています。
このプロジェクトで実現したいこと
母は「お金もかかることだし、私のしてきたことなんて当たり前のこと…」と遠慮がちでした。
しかし、この話を常連のお客様にしたところ「それはぜひ遺すべきだ!」と背中を押していただき、「皆さまの力をお借りしてやってみよう」という気持ちになりました。
家族経営で始まった〈喜ぐち〉が、今年60周年を迎え、多くのお客様に愛される店として成長できたことは感謝に堪えません。
これまでの〈喜ぐち〉の歩みを知っていただき、支えてくださったお客様に感謝を伝えたいと思います。
デジタルの時代ではありますが、やはり手にとり、何度も読み返していただける「本」というアナログなものこそ〈喜ぐち〉らしいと思うに至りました。
だからこそ “本”というかたちで残したいのです。本は、未来へバトンを渡すための確かな手段。ページをめくることで、初めて来た方も「喜ぐちのファン」になれるような、そんな一冊を目指しています。
苦労した父と母。店の歴史と、栄えていた頃の古町の話を遺し、次の世代にも伝えていきたい。そして、お客様と両親の恩に報いたい。ぜひ皆さまのお力をお貸しください。
現在の準備状況
現在、制作に着手しインタビューを進めております(9月末頃の発行を目指しています)。
母・栄子が語る店とお客様のこと、古町の歴史、そして喜ぐちの人気メニューなど、盛りだくさんの内容です。
しかしながら、自費出版という形で進めているため、費用が必要です。このプロジェクトでご支援いただいた資金は、書籍制作費・リターン品等の費用に充てさせていただきます。
リターンについて
・書籍
・ドリンク券
・Tシャツ
・グラス(50,000円のリターンの場合2個となります。7月7日追記)
スケジュール
・7月クラウドファンディングを立ち上げる
・店にチラシを置き、SNSで告知
・インタビュー、本の制作を平行して進める
・8月末に校了、8月下旬クラウドファンディング終了
・9月より印刷・製本
・9月下旬、本完成、12月よりリターン品を発送する。
動画「喜ぐちを愛してくれてありがとう」
※写真ページをクリックすると、動画が再生します。ぜひご覧ください。
伊藤翼 / kioku.Instagram@kioku_itoX@@it0tsubasa・ポートフォリオサイトhttps://tsubasaito.studio.site/WORKS・メールアドレスt-ito@kioku-film.com
最後に
このプロジェクトは、60周年を祝した感謝の本に留まらず、多くの方にご支援いただくことで〈喜ぐち〉の歴史、新潟の豊かな食文化を広め、次世代にも共有できることを心から願っています。
皆様のご支援が、このプロジェクトを成功に導き、地方の居酒屋文化を守る力となることを信じています。常連さんじゃなくても、もうあなたは〈喜ぐち〉の仲間です。
お店の60周年を一緒に盛り上げてくれる“仲間”として楽しんでいただけたら嬉しいです!
どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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心からの感謝を込めて
2025/09/01 15:52この度は、「【お客様と歩んだ60年】新潟の名店・居酒屋『喜ぐち』の軌跡を本に綴り継承したい」のクラウドファンディングに ご賛同・ご支援をいただき、誠にありがとうございました。皆様の温かいご支援のおかげで、ほぼ目標を達成することが出来ました。感謝、感動以外の言葉が見つかりません。心より感謝申し上げます。今、本の制作も最終段階です。お手に届くまで今しばらく、楽しみにお待ちください。これからも末永いお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。店主・木口文敏 もっと見る
本の制作風景をご紹介します!
2025/08/19 15:06皆さま、たくさんのあたたかいご支援をくださりありがとうございます。こんなにも応援していただき、感謝の気持でいっぱいです。心よりお礼申し上げます。先日、本に掲載する写真撮影を行いました。被写体は、おなじみのあのメニューです。写真は、撮影時の様子です。 もっと見る







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