広がる「花いけ」の舞台
全国高校生花いけバトルは、高校生たちが「花を通じて自分を表現する」大会です。そこには、青春の熱、地域とのつながり、文化の継承というたくさんの物語があります。
全国高校生花いけバトルには、二つの全国大会があります。
ひとつは各地区大会の優勝チームに出場権がある「全国高校生花いけバトル全国大会」。そして、もう一つは、地区大会にエントリーしたすべての学校が対象で、作品の出来栄えもですが、5分という短い時間に「花いけ」に向き合う姿勢、所作、熱量、ひたむきさ・・・など様々な観点から評価された学校が選ばれ参加権利を獲得できる「高校生花いけバトル全国選抜大会」です。
どちらの大会も直近の大会案内のホームページにリンクしていますので、ご覧ください。
広島大会から全国制覇へ!
今回のトップの画像、ご覧いただけましたか?
昨年(2024年)の広島大会に参加したすべての学校から選抜された広島工業大学高校が、広島地区大会代表として「高校生花いけバトル全国選抜大会」に出場したのですが、なんと!全国優勝を勝ち取って帰ってきてくれました。
その時の決勝戦での広島工業大学高校のチーム「舞(ダリア)」作品です。
全国選抜大会 表彰式(広島工業大学高校)
昨日、広島工業大学高校から、「全国選抜大会の優勝旗が届きました。」と連絡をいただき、見せていただきました。
全国制覇の証・優勝旗がついに学校へ届きました。
全国高校生花いけバトルの第一回目から、地区大会として広島大会は開催しています。
全国大会優勝も広島地区大会からの代表チームが勝ち取った経験もあるんです。下記の写真は、全国高校生花いけバトル公式ホームページより、お借りいたしました。第三回大会の優勝チームは、広島大会代表の広島市立基町高校のチーム「生花潮流」。今も、公式ホームページに掲載されています。全国高校生花いけバトルHPより 第三回優勝チーム(広島市立基町高校)
実は、この前の年は、広島大会代表は広島県立福山誠之館高校 チーム「みなづき」。全国大会に臨んだチーム「みなづき」は決勝戦まで進みましたが、惜しくも決勝戦で敗れ、準優勝という結果でした。
第一回全国大会から参加し、全国大会でも上位に何度も進むことが多いことから、広島大会代表チームは、ある意味、注目をいただいているチームであると言っても良いのではないかと。。。お世話している立場の私は思っています。
先輩たちは後輩たちのために。。。
今年の全国高校生花いけバトルは、第9回になります。先日6月15日の関東大会を皮切りに、全国で12地区大会が開催される予定です。広島大会は、29日(日)。二番目の地区大会になります。
全国高校生花いけバトル広島大会 開催情報は ➡ こちら
9年も開催を重ねていると、これに参加した高校生は、毎年約400名の参加高校生が9年間・・・ということは、延べ約3000人の高校生が参加していることになるでしょうか?その各大会に参加した高校生たちは、後輩たちのために大会運営のお手伝いをしてくれる人が少なくありません。
広島大会でもそうです。高校を卒業した生徒たちが、各地区大会を支える側に回って、運営のお手伝いをしてくれます。
実際に運営側に立ってみて、学ぶことも多いようです。
「これまで、大会に参加するだけだったが、事前準備がこんなに大変だとは思わなかった。」
「いろんな役割を分担していることが分かった」
「たくさんの人に支えられているのがよく分かった」
準備・裏方の大変さを知り、人と支え合う喜びを実感する・・・。花と向き合うことで、彼らは大人への階段を一歩ずつ登っていきます。
文化をつなぐ、未来へのエール
高校生花いけバトルの原点は「日本の花文化の継承」と「花の魅力を伝える」ことでした。
けれど、今では「若者の成長を支える場」「地域と若者がつながる機会」へと進化しています。
あなたも、この舞台の応援者に
花と向き合う高校生たちの姿に、未来の光を感じます。
どうか、彼らの挑戦を支える仲間になってください。
広島大会の最新情報・支援は【こちら】からご覧いただけます。



