~はじめに~
店主(夫)である城章洋が営むスペイン料理「エルカスティーヨ」。
地元熊本で10年間営業し、よりたくさんの方に本場スペイン料理と生ハムの美味しさを知っていただきたい!という想いで、2020年に故郷熊本を離れ福岡への移転を決意。現在の福岡・春吉にてオープンいたしました。しかし、その頃はタイミングが悪く、コロナの影響真っ只中。当初予定していたオープン日も延期を余儀なくされ、緊急事態宣言も続き、思う様に告知ができず、移転当初から苦戦を強いられていました。
あれから5年。2025年になってようやくお客様からの予約が増え、お店も活気づき、「うちにも、春がきたね。」と、夫婦で話をしていた矢先でした。
突然の、脳出血による主人の緊急入院・・・。
集中治療室にいる間は、このまま志半ばでお店をたたまなければいけないのだろうか、と不安でいっぱいでしたが、奇跡的に後遺症もなく、お店に戻って料理が続けられる可能性が見えてきました。
いまでは、無事に退院しお店の再開に向けリハビリに励んでいます。しかし、お店の存続が危ぶまれている状態。主人がふたたび、想いを込めたスペイン料理をみなさまに楽しんでいただき、笑顔で会話ができる場所を守りたいのです。ぜひ、みなさまのご支援をお願いいたします。
~スペイン料理「エスカルティーヨ」と
店主 城章洋 のご紹介~
店主 城章洋 について
熊本市出身、地元の高等学校を卒業後、大阪の調理師専門学校に入学。
平成元年から調理師として、兵庫県芦屋市のフランス料理屋で5年間シェフを経験し、神戸で副料理長として6年間従事いたしました。34歳の時、日本でスペイン料理を広めたといっても過言ではない、大阪淀屋橋の「スペイン料理専門店」で副料理長を経験後、料理長となり、スペイン料理の魅力に引き込まれていきました。その後熊本に帰郷し、平成22年にスペイン料理専門店「西班牙角打エルカスティーヨ」のお店をオープン。地元で10年営業を続け、想い描いていた“お客様にも愛されるスペインバル”の姿がカタチになってきた中、もっと九州のみなさまに本場スペインのおいしさを知ってほしいとの想いが強くなり、さらなるチャレンジとして令和2年に福岡市中央区春吉に移転。スペイン料理「エスカルティーヨ」をオープンしました。
■経歴■
1969 (昭和44) 熊本市生まれ
1987(昭和63) 九州学院高等学校卒業
1988(平成元年) 大阪あべの辻調理師専門学校卒業
同年4月フランス懐石「去来花」(きょらいか)入社
1995 (平成7年)「ホテルピエナ神戸レストランパトリ」入社
2001(平成13年)大阪スペイン料理「エルポニエンテ」入社
2010(平成22年)熊本シャワー通「西班牙角打エルカスティーヨ」開業
2015(平成27年)JCHA(一般社団法人日本生ハム協会)設立社員
2020(令和2年)福岡春吉に「エルカスティーヨ」として、移転開業
店舗外観
~コルタドールがカットする本場生ハム!~
スペイン本場の生ハムは、切る人や切り方によって味が大きく左右されます。
「コルタドール」とは、その生ハムを切る職人のことで、スペインでは政府が認める職業ともなっています。店主は、国内の生ハムのカッティング技術の競技会にて、数々の賞を受賞しており、一般社団法人日本生ハム協会(下記注①参照)から認定されている、コルタドールの一人です。コルタドール自らが、生ハムの知識とカッティング技術を提供している店舗は福岡では珍しく、“城さんの生ハム”と言って、おかげさまで人気のメニューとなっています。
当店では、生ハムのオーダーが入ってから、お客様の前で、生ハムの原木(豚の後脚まるごとを塩漬けさせた生ハムの塊)から一枚、一枚、魂を込めてカットして、本来の生ハムのおいしさを楽しんでいただいています。
注①)一般社団法人日本生ハム協会・・・「生ハム」についての正しい知識および取扱方法の普及、そして、関連する食文化の啓蒙実施を目的として、業界関係および一般の有志が集い、2015年10月に設立
■入賞歴■
2011(平成23年)第3回エクステンダコルタドールコンクール3位入賞
2013(平成25年)第4回エクステンダコルタドールコンクール2位入賞
2017 (平成29年)テージョ杯コルタドールコンクール日本代表選考会準優勝(至スペイントレド)
2018(平成30年)第一回国際カプブランカ生ハムコルタドーレス競技会
JCHA-INTERPORC SPAIN杯準優勝
生ハム原木
当店で提供している生ハム
画像キャプション
~スペイン料理「エスカルティーヨ」 について~
EL CASTILLO(エスカルティーヨ)は、スペイン語で「城」の意味で、自身の名字でもありますが、私の城でおもてなしをしたいという気持ちから名付けました。
福岡・春吉のスペイン料理「エスカルティーヨ」は、カウンターと小さなテーブルが2つある、スペインバルを思わせる雰囲気で、スペインのバスク地方の料理(シンプルな味付け=家庭料理の魅力)を中心に提供しています。以前、はじめてご来店いただいた福岡のお客様に「スペインを旅したときに食べた味だ!」とうれしいお言葉をいただいたこともありました。
山海で採れたその土地の食材をつかうバスク料理と同じく、熊本の菊池市や、福岡の糸島でとれた新鮮野菜に、天草の鮮魚など、店主が自ら足を運んで選んだ旬の食材を使用しています。また、素材の味わいを大切にするためでもありますが、みなさまに安心して料理を楽しんでいただけるように、化学調味料や添加物を一切使用していません。レギュラーメニューに加えて、季節の素材を活かした期間限定のお料理に、とろけるようなバスクチーズケーキなど、お酒にあうデザートもお楽しみいただけます。
「エスカルティーヨ」に来るたびに、新しいおいしさに出会える。そんなお店づくりを心がけています。
【砂肝のコンフィ】
低温のオリーブオイルで柔らかくなるまで加熱
【カジョス】
国産牛モツとひよこ豆の煮込み
【アショア】
フランスバスクで主に食されてるミンチ料理
【タコのプランチャ】
天草牛深の大タコの足を一本焼き
【チョリソ】
イベリコ豚の腸詰め
【大島トマトのカルパッチョ】
大島造船所で栽培されている貴重なトマト
【セボージャ】
焼き玉ねぎの冷製
【ヒルダ】
ピンチョスの元になったバスク名物のおつまみ
【ポテトフライ・ポテトチップス】
生のジャガイモからオリーブオイル100%で揚げます。
【天領岩ガキ(生)】
天草産天領岩ガキ 海のチーズをご堪能
【マッシュルームのアヒージョ】
味付けは塩のみ 本当のアヒージョを是非
【玉ねぎとアンチョビコカ】
スペイン式ピザ
【マッシュルームのカルパッチョ】
【南牧場産和牛ハラミステーキ】
【パエリアバレンシア】
パエリアの元祖
【ガスパチョ】(夏季限定)
飲むサラダ

【熟成ガトーショコラ】
くどさがない上品な甘さなので、
お酒との相性も◎
くどさがない上品な甘さなので、
お酒との相性も◎
【タルタデサンチャゴ】
アーモンドを使った修道菓子
【タルタデケソ】バスク地方サンセバスチャンで生まれたチーズケーキ。
【タルトタタン】
紅玉のみを使い、ゆっくり5時間かけて焼き上げたリンゴのタルト
【焼きリンゴ】
スペイン名物の一つ
【カルキニョリ】
ビスコッティのもとになった焼き菓子
~このプロジェクトで実現したいこと~
再開するまでの「店舗維持資金」として活用していきたい!
新たなチャレンジを!という強い決意で2022年に福岡に移転オープンしたスペイン料理「エスカルティーヨ」。その直後に、コロナ禍の影響、緊急事態宣言と続き、通常営業になった頃には、次々と新しいお店がオープンする中で、うまく告知もできず埋もれてしまいました。現状、物価の高騰、店主の入院も重なり、営業継続が難しい状況になっています。
●スペイン料理への歴史と奥深さ、その美味しさを知ってほしい。
●スペイン本場の生ハムの魅力を知ってほしい。
●新しいコルタドール(生ハムのカット職人)の育成をしたい。
という数々の主人の想いや、志を、閉ざさぬよう、リハビリに臨み復帰を目指している主人が、戻ってこられる場所=「エスカルティーヨ」を守りたい。その実現を目指すために、店舗再開、復帰までの店舗維持資金に活用させていただきます。
店舗維持資金の内訳
・店舗維持の為の資金(営業再開までの家賃等の固定費)
皆様のご支援を心よりお願いいたします。
リターンについて
◆1,000円→【EL CASTILLO 応援プラン!!1,000円】
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
◆3,000円→【EL CASTILLO 応援プラン!!3,000円】
このリターンは1,000円のリターンと同じ内容になります。
◆5,000円→【ハモンセラーノ1皿ご提供】このコースはご来店いただけるお客様のみになります。
お持ち帰りのみとさせていただきます。
◆10,000円→【ハモンイベリコベジョータ1皿ご提供】
このコースはご来店いただけるお客様のみになります。お持ち帰りのみとさせていただきます。
◆10,000円→【ELCASTILLO特製 タルタデサンチャゴ(冷凍便)】
自家製のタルタデサンチャゴ(7号サイズ・1台)を冷凍便でお届け。
修道菓子、スペインそのままの味をぜひご自宅で。
アレルゲン:卵・アーモンド・バター。賞味期限:解凍後より一ケ月。
・2025年11月頃の発送を予定しております
◆20,000円→【チケット 20,000円チケット22,000円分(1,000円×22枚)】
・現金への交換はできません。
・釣銭は出ませんので予めご了承ください。
・食事券は飲み物代も含みます。
・チケットは家族や友人に譲渡してご利用いただけます。
・初回来店時にお渡しいたします。スタッフにクラウドファンディングで支援をした旨をお声掛けください。
・有効期間:2025年11月1日〜2026年10月31日までの12か月間
◆30,000円→【生ハムカット体験(2時間~)】生ハムのいろいろな話を聞きながら(おつまみ+お飲み物付き)、実際自分で生ハムのカットを体験(コルタドールの指導あり)カットしていただいたものは、その場で食していただいてもお持ち帰りでも、どちらでも可能。※お飲み物はリストの中から選んでいただきます。
※30,000円でお一人様の特典になります。お二人様で参加をご希望の方は、60,000円をお願い致します。
・2026年1月~3月頃で実施を予定しております。
・生ハムカット体験所要時間:約2〜3時間を予定しております。
スケジュール
2025年6月 クラウドファンディング終了
2025年11月より リターンの発送
最後に
地元熊本で10年間営業し、2020年に熊本のお店を閉めて福岡に移転。同年4月にオープン予定が、コロナの影響を受けて、8月に福岡市中央区春吉でオープンすることができました。
本場のスペイン料理は見た目が地味で、今の流行の見栄えするお料理ではありません。そのため話題になることも少なく、オープン後すぐに緊急事態宣言により、通常営業がままならず、集客につながる告知等もできませんでした。当店は、九州ではまだ数少ないコルタドール(生ハムのカット職人)がオーダーを受けてからカットさせていただいております。「今までの生ハムの概念がくつがえされる」とお召し上がりいただいたお客様からは、お言葉を頂きます。一人でも多くの方にスペイン料理の美味しさを知っていただきたい、やるだけのことをやっての閉店なら諦めもできますが、まだまだ志なかばの状態で、何もできていません。わたしが唯一できることは、店主(夫)のスペイン料理への想いをお伝えすることと、このように皆様へ支援をお願いすることでした。再び、主人のお料理を召し上がっていただき、笑顔でたわいもない会話ができるために、お店をどうか守らせてください。みなさまの支援がとても必要です。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る本日が最終日となりました。
2025/06/29 17:25御協力頂いた全ての皆様本当にありがとうございます。約1ヶ月のクラウドファンディング期間に、112人の方々に応援いただき、目標金額300万円の70%の2,122,055円が集まりました。みなさまの暖かいご支援に心より感謝いたします。EL CASTILLOをご愛顧くださる方からの変わらぬ厚いご支援。サプライズなご支援。EL CASTILLOをはじめて知りました!方からのお心が伝わってくるご支援。たくさんの方々から温かい言葉をいただき、1日でも早く復帰しようとする意欲で、リハビリに励んでいます。200万円を超えるまで辿り着きました。本当にありがとうございます。最終日、残すところわずかとなった最後の最後にお願いがあります。ご支援を考えてくださってる皆さま 最後の1日が大きな勝負となります。誠に勝手なお願いとはなりますが、終了に間に合い応援をいただけると大変助かります。すでに支援してくださった皆さま応援いただき感謝申し上げます。毎日、2人で手を取り合って感謝しています。そんな皆さまに、もう1度お願いがあります。残り時間内に、みなさまの家族や友人、まわりの方にこのクラウドファンディングのページや、活動報告等を広め、ご一緒に盛り上げていただけないでしょうか。みなさんのシェアが、迷っている方の気持ちの後押しとなります!何卒よろしくお願いします。23時59分に終わりを迎えます。まだこのプロジェクトを知らない人がみなさんの周りにいらっしゃると思います。どうか本日の終了間際まで、応援・拡散よろしくお願いします。 もっと見る
支援のお返し(リターン)を追加しました。
2025/06/11 16:36先日、熊本県合志町「オオヤブデイリーファーム」の、オメガ3飼料で肥育された超希少な仔牛が入荷しました。これで、スペイン料理の定番カジョス(牛モツとひよこ豆の煮込み)をリターンに追加することができます。当店は地道に主人が手作業で下処理をやります。リハビリにはちょっとハードだったかもしれません・・・仔牛のホルモンを大鍋でじっくりと煮込みました。超希少な国産仔牛のモツに旨みが染み込んだ「カジョス」を、ぜひ一度ご堪能ください。※写真は店内提供時のイメージです。 もっと見るカウンター越しの城さん♪
2025/06/07 13:30またこの姿が見れるなんて!!!全ての事に感謝です。リハビリの一環で、しばらくの間は週末のみ(土・日)営業です。以前のように動けなくて、本人はもどかしいみたいです。テキパキ動けなくてもいいんです。城さんがここに戻ってきてくれた・・・まだまだ先は長いですが、頑張ります。 もっと見る







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