自己紹介
私たち「桐生市本町四丁目自治会」は、群馬県桐生市の中心市街地に位置し、長い歴史と伝統を受け継ぐ地域コミュニティです。江戸時代から続く桐生祇園祭では、明治8年に完成した関東最大級の「四丁目鉾(ほこ)」や、幕末から明治にかけて作られた貴重な「屋台」などを所有・維持しており、地域の誇りとして後世に伝えています。少子高齢化が進む中でも、地域のつながりを大切にしながら、伝統文化の継承とまちの活性化に力を注いでいます。

桐生市本町四丁目自治会
自治会長 坂入勝
桐生市本町四丁目世話方
行司 小泉充
このプロジェクトで実現したいこと
桐生祇園祭は約370年前の江戸時代・明暦2年(1656年)に始まった伝統あるお祭りです。もともとは、疫病から人々を守るために「牛頭天王(ごずてんのう)」という神様をお祀りしたのが起源で、やがて織物産業の発展とともに、町の人々が文人達を呼び寄せ、豪華な屋台や鉾(ほこ)、祇園囃子(ぎおんばやし)や神輿(みこし)、大のぼりにみられるように彫刻、絵画、書など、素晴らしい祭礼芸術を創造し、お祭りは盛大なものへと発展してきました。近年は産業の衰退とともにその昔と比べ規模は小さくなっていますが、「御神輿渡御(おみこしとぎょ)」や「八木節踊り」を中心に行われ、桐生の大切な文化として受け継がれています。
私たち本町四丁目自治会は、この桐生祇園祭で「四丁目鉾(しちょうめほこ)」を巡行させ、三丁目の「翁鉾(おきなほこ)」との「曳き違い(ひきちがい)」を通じて、お祭りの大きな見どころを担ってきました。そして今年は、六年に一度の「天王番(てんのうばん)」という、祭り全体を取り仕切る重要な役目を果たす年です。

この特別な年に、私たちは四丁目が所有する歴史的文化財である「鉾」「屋台」「大のぼり」をすべて蔵から出し、本町通りにそろえて展示するという、桐生祇園祭の歴史上初の試みに挑戦します。
多くの費用や人手が必要になりますが、この挑戦を成功させることで、祇園祭の魅力や鉾や屋台や大のぼりの迫力をより多くの人に届け、そしてこの展示が将来も継続できるような仕組みをつくりたいと考えています。


プロジェクト立ち上げの背景
近年、桐生市の人口減少とともに本町四丁目の住民も減少し、高齢化により人手が不足するなど、自治会の運営やお祭りの継続が難しくなってきています。さらに、六年に一度の天王番の年は7~800万円単位の費用がかかります。町会費だけではまかないきれず、近年は毎年の提灯飾りなどの一部を断念せざるを得ない状況が続いております。他の自治会でも同じ様な話はありますが、大のぼりや鉾や屋台を所有して、お祭りの時は展示や巡行の役割を担う四丁目自治会にとって、これらの費用不足は悩ましい問題です。「今年は良いが、来年はどうか…」という状態が続いています。
また、鉾や屋台はお祭りの時だけでなく、蔵での維持・管理にも継続的な費用がかかります。このままでは、屋台の展示や鉾の巡行はおろか、保存することさえ困難になる恐れがあります。何百年と続いてきた伝統が途絶えてしまうかもしれません。
そこで私たちは、桐生祇園祭の伝統を未来へつなぐ新たな仕組みを模索すべく、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。皆さまの温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
お金の使い道について
ご支援いただいたお金の使い道
鉾・屋台・大のぼり展示のための組立費と解体費
鉾・屋台の展示のための安全管理費
鉾・屋台・大のぼり保存のための維持管理費
提灯飾りの設置費(毎年のもの)
現在の準備状況
2025年5月17日に本町4丁目自治会町会町・役員及び中老会・婦人会・世話方が一同に集まりお祭り準備の始まりを告げる「初寄り合い」がありました。天王番として各町会への挨拶まわりや衣装合わせ、調整のための話し合いが始まります。
リターンについて
ご支援いただいた方には、私たち本町四丁目自治会がつくる祇園祭と鉾を盛り上げる会「四丁目巴会(ともえかい)」のサポーター会員として登録させていただきます。お仲間になっていただき、祇園祭の神輿の渡御や鉾の巡行など一緒に盛り上げていただくために、活動のご案内やご報告等ご連絡させていただく予定です。ご希望の方は神輿の渡御や鉾・屋台の蔵出し展示の助っ人として、ご一緒に祇園祭りに参加も可能です。
支援いただいた方や企業様には、その金額に応じて感謝の気持ちを込めて…
以下様なできるかぎりの返礼品をご用意させていただきました。
(1)1,000円から【とにかく応援!サポーター】コース
※メッセージでお礼を送らせていただきます
※四丁目自治会の活動の案内やご報告をさせていただきます
※神輿渡御や鉾・屋台展示の助っ人参加ができます
(2)3,000円【四丁目オリジナル木札】コース
※四丁目巴会のロゴマークの入ったオリジナル木札を提供
※地元桐生産のヒノキで桐生市広沢町の鍋谷建具店様とコラボ
・ 商品サイズ:7cm×3.5cm 厚さ5mm
・ 数量:200点
(3)6,000円【オリジナル手ぬぐい】コース
※四丁目鉾の上に鎮座するスサノオノミコトを描いたオリジナル手ぬぐいを提供
※桐生市境野町平賢様 「KIRYU TENUGUI」とコラボ
・ 商品サイズ:35cm×90cm
・ 数量:100点
・オリジナル木札も付きます
(4)20,000円【名入れ提灯展示】コース
※提灯に個人または企業様のお名前を入れてメイン通りに展示させていただきます。
※展示期間:2025年7月31日前夜祭から4日間展示
※掲載方法:文字のみ 10文字以内(地元桐生市錦町 佐藤提灯店様の手書き文字となります)
・ サイズ:24.5cm×60cm
・ 数量:50本
・オリジナル木札も付きます
※名入れに付きまして10文字以内が望ましく、文字の大きさを揃える関係上、株式会社や有限会社などを(株)や(有)のように略語で表記させていただきたく思います。ご配慮のほどよろしくお願いします。
(5)80,000円 【名入れ提灯5連展示】コース
※提灯に個人または企業様のお名前を入れてメイン通りに5本並べて展示させていただきます。
※展示期間:2025年7月31日前夜祭から4日間展示
※掲載方法:文字のみ 10文字以内(地元桐生市錦町 佐藤提灯店様の手書き文字となります)
・サイズ:24.5cm×60cm×10
・限定数量:3点
・オリジナル木札も付きます
・名入れの文字はそれぞれ違っても問題ありません
(6)150,000円 【名入れ提灯10連展示】コース
※提灯に個人または企業様のお名前を入れてメイン通りに10本並べて展示させていただきます。
※展示期間:2025年7月31日前夜祭から4日間展示
※掲載方法:文字のみ 10文字以内(地元桐生市錦町 佐藤提灯店様の手書き文字となります)
・サイズ:24.5cm×60cm×10
・限定数量:2点
・オリジナル木札も付きます
・名入れの文字はそれぞれ違っても問題ありません
スケジュール
6月初旬 クラウドファンディング開始
6月中旬 木札・手ぬぐいデザイン決定入稿 ※支援者に随時返礼品を送付
7月10日 クラウドファンディング終了
7月10~25日までに随時リターン発送
7月27日 大のぼりの設置
7月31日 名入れ提灯の展示
御神輿宵の出御
8月1日 桐生祇園祭り開始 鉾・屋台の展示
8月2日 本祭り (御神輿の渡御、鉾の対峙、お囃子共演)
8月3日 御神輿還御 祇園祭り終了 提灯の撤去
最後に
桐生祇園祭は、私たちの地域の誇りであり、多くの人々に喜びを与える重要な行事です。
このプロジェクトを通じて、皆様と共に素晴らしい祭りを実現し、歴史的な文化財を次世代に繋ぐことができれば幸いです。
皆様のご支援を心よりお待ちしております。
どうか、この挑戦にご協力いただけますようお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見るいよいよ本日お祭り本番です
2025/08/02 10:01いよいよ本日8/2 祇園祭中日神輿も鉾・屋台出しの本番です。大のぼりが立ちました。提灯も飾られました。鉾の回転練習もしました。屋台出しの練習もしました。準備万端です。お祭りを楽しみましょう。皆様と共に新たな伝統を刻み続ける⋯本町四丁目自治会をこれからもよろしくお願いします。 もっと見る
返礼品手ぬぐい作製中
2025/07/03 18:10返礼品である手ぬぐいを作製開始です。「 四丁目鉾」の上に鎮座するスサノオノミコトと大のぼりの文字を描いたオリジナル手ぬぐい です。群馬県桐生市境野町の平賢様 「KIRYU TENUGUI」とコラボ作品となります。創業以来独自に培ってきた伝統ある手捺染技術が用いられております。一つ一つ丁寧に染められた他にはない手ぬぐいを、間もなく皆様の元にお届けいたします。是非桐生祇園祭ではそろいの手ぬぐいで参加しましょう! もっと見る
各町挨拶廻り
2025/07/01 17:42桐生祇園祭りに向けて天王番である本町四丁目自治会の役員で「各町挨拶廻り」が6/28の夜に行われました。着物姿で提灯を片手に6町会を訪問し、祭典への協力を呼び掛けました。毎年この日に行われる恒例行事に坂入町会長を筆頭に、副長会長、氏子総代や頭ら役員10人で、無事に挨拶を済ませました。伝統の儀式に則って、いよいよ祭りの準備が粛々と進められおります。本町一丁目にて本町五丁目にて もっと見る




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