
こんにちは。盛田 祐代です。
プロジェクト締切まで残り6日となりましたが、本日、新しいリターンを追加しました。
それは「プレスリリースに支援者様のお名前を記載する」というというものです。
音楽大学卒業生の就職問題については、音大に詳しくない方でもご存知だと思います。確かに私自身も非常に苦労しました。私の時は(かなり前の話ですが)、当時一般企業に就職する人が非常に少なくて、大学のサポートもほとんどなく、自分一人で就職活動を行なったものです。卒業式までに就職が決まらず、本当に苦労が続きました。
働くことができたのは、それから随分後のことです。しかし働き始めたものの、今度は知識のなさにバカにされることもありました。そこでリスキリングにも力を入れることになったのです。ビジネスのスキルを身につけるために青山学院大学のMBA(TOEIC以外の単位を取得し退学)でビジネススキルを身につけ、慶應義塾大学法学部(通信教育)を卒業し、現在は心理学の勉強をするために産業能率大学で学んでいます。リスキリングに力を入れたこともあり、仕事では投資助言業のCEOを10年以上経験しました。
そして今、AI音楽の仕事をやりはじめたわけですが、色々経験してきた私から見ると「ここに音大卒の人たちが活躍する市場があるじゃない」と気づいたのです。AI音楽は誰でも作ることができます。しかし専門の技術があればもっと楽しく素晴らしいものを作ることができるのです。市場は勝手に創造されるものではありません。誰かが「作るぞ」と思い、ニッチ市場を作り、そこからどんどん大きくなり一大市場へと発展するのです。
AI音楽の登場で安価に音楽を作ることができるなら、その市場にこれまでいなかった新たなお客様が登場します。そうすると提供する人(商品を作る人)が必要となります。それを音大卒の人が担えばいいのだと思いました。そうすると、音大卒で就職が厳しいという問題も解決します。
「新しい市場」の1つの商品として、今回このプロジェクトでご紹介している「ペットの鳴き声で音楽を作る」が挙げられます。このような音楽は、これまでありませんでしたよね。実際作って思ったのですが、人間だけの技術で作るのはかなり難しいのです。AIだから作ることができるという特徴があります。このように、AI音楽の登場により、今まで人間だけでできなかった新たなサービスが生まれるのです。それを提供するのが、感情豊かな音楽大学卒業生というわけです。
このことをプレスリリースとして配信したいと思いますが、やはりより多くの賛同者の方がいらっしゃる方が、業界も動くと思います。なぜ動かすのが大変かというと、AI音楽に対する批判があるからです。ニュースなどでは「AIの導入」ということが強く言われていますが、芸術面などにおいては批判が強いものです。しかし歴史を見てきても、新技術の導入は必ず批判から始まります。だから「批判されるから、諦めよう」とは思えなかったのです。なぜなら今ここで私が「やるぞ」と決めることで、後輩たちの未来が明るくなるからです。加えてそれは芸術の発展にもつながります。
私たちのこれまでの音楽の関わり方は「ヒット曲を聴く」というのが一般的なスタイルでした。しかしAI音楽の発展により「私だけの音楽に癒される」や「記念日に音楽を作る」ということも可能になります。企業なら、中小企業でも「自社のテーマソング」などを作ることができます。そんなわけで、この市場を大事にしたいと思うのです。
音楽大学卒業生の方の明るい未来のためにも、ぜひともたくさんの方のご支援、よろしくお願いいたします。





