キャンプやってますか!? UJack代表の佐藤です。
いよいよ9月7日でクラウドファンディングの募集期間が終了となります。ここまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます! 開拓の現場ではついにメインのオートサイト造成工事がほぼ完了し、同時に山削りの大規模作業へと踏み出しました。
今回の工事で直面した課題の一つが「砂の不足」でした。キャンプサイトを整地するには相当量の山砂が必要になりますが、普通に購入すると1㎥あたり約2,000円。必要量は1,000㎥にも及ぶため、単純計算で砂だけで200万円規模のコストが発生してしまいます。このままでは運営に大きな負担となるため、私たちは「山を削って必要な砂を自給する」という選択をしました。重機のレンタル費用こそかかりますが、それでも圧倒的なコスト削減につながりますし、なにより“自分たちの手で土地をつくる”という実感があります!
そこでユンボを用いて掘削を開始しましたが、現実は決して甘くありません。まず、安全第一で作業を進めている最中にスズメバチの巣が出てくるなど予期せぬトラブルが発生しました。さらに使っている0.25クラスのユンボではパワー不足が明らかに…。思ったように土が動かず「これは本気で機材をグレードアップしないと先に進めない」と痛感しました。現在は0.4クラスのユンボを導入する方向で調整を進めています。
ただ、この「山削り」は単に砂を得るための作業ではありません。ダムの法面に沿った高台エリアを整えることで、新しいキャンプサイトを生み出せる可能性が見えてきたのです。その名も仮称「Rake View Hill」。眼下に広がる景色を楽しみながら過ごせる特別なサイトとして構想が膨らみ、ただの採取作業が未来への布石となりつつあります!
クラファンの支援額はついに1,000万円を突破しました。これは皆さまのお力添えのおかげであり、私たちにとって大きな励みとなっています。しかし現場では、大型重機のレンタル費用など予想以上にコストがかかる部分も多く、新しい挑戦を形にしていくには引き続き皆さまのご支援が不可欠です。
“キャンプの新しいカタチ”を提示する場として、そして誰もが安心して楽しめるキャンプ場を実現するために、これからも全力で進めていきます。最後まで応援していただければ嬉しいですし、この挑戦を共に歩んでいただける仲間が増えるほど、未来のキャンプ文化はもっと豊かになっていくと信じています。
UJack代表 佐藤



