「どこで生まれ育っても、医療を受ける権利は平等」
このプロジェクトは、タンザニアの医療格差を解消し、同時に、国際的な視野を持つ日本の医療者を育成するための、大きな挑戦です。

【10年先を見据えたビジョン】
Global MedCare Africa は、今後10年以内に世界規模で発展途上国支援を広げることを目指しています。今回のタンザニア・アルーシャでのプロジェクトは、そのための最初の大きな一歩です。ここで目指すのは、単なる一時的な支援ではなく、「持続的な支援」と「国際的な医療人材育成」を両立する新しいモデルの実現です。この仕組みを確立することで、将来的には世界中で応用できるスタンダードを築いていきます。
【日本から始まる取り組み】
現在、タンザニアを含むアフリカでの活動する医療系団体の多くは欧米系の組織です。他団体の課題は、活動が一度のイベントで終わってしまい、継続的なつながりになりにくいこと。そこに対し、私たちは「参加者が継続的に国際医療に関わり、自分の成長につなげていける」仕組みをつくることを目指しています。
【持続可能なアウトリーチ活動】
私たちのアウトリーチ活動は、ただ医療を届けるだけではありません。
- 経験豊富な日本人スタッフが現地でマネジメントを担当
- 現地の医療従事者と対等な関係で協働
- 医療が届きにくい地域に戦略的にアプローチ
特に「子ども」「女性」「高齢者」を重点的に支援することで、地域社会全体に健康と希望を広げていきます。そしてこれは一時的な医療提供ではなく、地域が自分たちの力で健康を守れるようになる基盤づくりです。
【医療従事者の大きな成長の場】
このプロジェクトは、参加者にとっても大きな学びと成長の機会になります。代表の坂井自身の経験が示すように、途上国で現地医師と活動することは、漠然とした「海外への興味」を、「自分も世界で働きたい」という明確なキャリアビジョンに変えてくれます。
参加者が得られるものは多くあります:
- 世界で活躍する医療従事者と直接交流できる経験
- 限られた資源で医療を行う実践的なスキル
- 栄養・感染症・外傷など途上国特有の課題への理解
- 「国際保健・国際協力の分野で活躍したい」という思いを具体的な行動計画に変える力
【なぜ今、この取り組みが必要なのか】
今、世界が求めているのは「一度きりの活動」ではなく、支援する側も支援を受ける側も継続的に成長していける仕組みです。 GMC-Africa のプロジェクトは、タンザニアにおける医療の改善と、日本の医療人材育成という二つの課題を同時に解決するモデルとなります。 そして、今後10年以内に世界規模で発展途上国支援を広げることを目指しています。
上記を本プロジェクトの軸として、まずは第1回目のアウトリーチ活動を2025年12月に実施します。

<プロジェクト実施要項>
・日 程: 2025年12月20日(土)・21日(日)
・場 所: タンザニア・アルーシャ市内および郊外
・参加者:
日本人医療従事者(医療系学生、医療従事者)
現地の医療従事者
・対 象: アルーシャ周辺地域に住む住民
・内 容: ヘルスチェックアップ、各種感染症スクリーニング、衛生教育、小児のワクチン接種、妊婦への教育・啓蒙活動、慢性疾患に対する患者教育
・目 的: 医療を受けられずに重症化してしまうケースを防ぎ、未来ある子どもたちの命や、新しい命を育むお母さんたちの健康を守ります。
<期待される成果>
・直接的な医療貢献: 2日間で地域住民、妊婦、子どもたちへ医療を届けます。
・未来への投資: ワクチン接種や衛生指導を通じて、子どもたちの健やかな成長を支援します。
・国際的な人材育成: 参加する日本の学生・医療者が、国際保健の現場で学び、成長する機会を創出します。
・持続的な関係構築: 現地パートナーとの連携を深め、将来の継続的な支援へと繋げます。
<活動内容>
日本人医療系学生・医療従事者と現地メディカルスタッフが協働し、2日間の集中アウトリーチ活動を実施します。
【Day 1】メディカルキャンプ:地域住民のための移動クリニック
【Day 2】孤児院訪問:子どもたち一人ひとりへのケア
初日は地域住民が気軽にアクセスできる場所に1日限定のクリニックを開設し、包括的な医療サービスを提供します。また、2日目には孤児院を訪問し、子どもたちが健やかに成長できるよう、一人ひとりの健康状態に合わせた医療・教育支援を行います。

【医療格差という現実】
先進国と途上国の間には大きな医療格差が存在しています。タンザニアでは、多くの人々が適切な医療を受けられない状況にあります。基本的な医療機器の不足、医療アクセスの悪さ、経済的な理由で治療を受けられない患者、衛生観念の違い、結核やHIVなどの感染症、多発する交通事故、タンザナイト採掘による珪肺、母子保健の課題など様々な医療課題が存在します。

「タンザニア開発ビジョン2025(The Tanzania Development Vision 2025)」では、「すべての人が質の高いプライマリーヘルスケアにアクセスできるようにする」や「乳幼児と妊産婦の死亡率を1998年レベルの4分の3に削減」という目標を掲げています。これらの目標達成のために、医療施設や機器の整備、医療従事者の育成、財政的支援だけでなく、地域住民への健康教育や意識啓発も重要と考えられています。
【日本の医療従事者のグローバル経験不足】
日本の医療従事者には国際的な医療現場を経験する機会が限られています。言語の壁や、安全面での懸念から、途上国での医療活動に踏み出せない方が多いのが現状です。しかし、資源の限られた環境での診療経験やこうした現場を実際に経験することは、日本では得られない対応力や創意工夫の能力を養う貴重な機会でもあります。
・異文化コミュニケーション能力
・チームワークと適応力
・グローバルヘルスの視点獲得
・文化的コンピテンシーの向上
・医療の本質への理解深化
・自己認識の向上
国際医療の現場、特に資源の限られた環境での活動は、医療者の実践的スキルも大きく向上させます。また、国際活動を通じた異なる文化的背景を持つ患者への理解や対応力(文化的コンピテンシー)は、グローバル化が進む日本国内の医療現場でも非常に重要なスキルとなっています。それ以外にも、自分自身の強みや弱み、価値観を再認識する機会となり、医療者そして一人の人間としての成長につながります。
日本では、訪日外国人旅行者数の急増と在留外国人の増加により、医療現場での多文化対応が急務となっています。政府も「訪日外国人に対する適切な医療等の確保に向けた総合対策」や「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」を策定し、この課題の重要性を認めています。

今回のクラウドファンディングでは500万円の調達を目指しております。
・車両取得費(250万円):
参加者の安全な移動のための専用車両購入 安全な移動のためにハイエースの購入を検討しています。下記は購入を予定している車両の画像になります。購入した車両は、アウトリーチ活動の際の移動・物品輸送などに使用するだけでなく、GMC-Africa 参加者の送迎、クリニカルローテーション参加者の移動にも活用いたします。

・GMC運営費用(100万円)
現地スタッフの雇用・育成
現地マネージャーへの給料
GMC-house セキュリティ x 2名
GMC-house シェフ・ハウスキーパー x 2名
・アウトリーチ活動費(100万円)
メディカルキャンプ設営費
検査キット・ワクチン購入費
現地医療スタッフへの人件費
・広告/宣伝費(50万円)
プログラム認知度向上のための広報活動
この基盤整備により、日本の医療人材のグローバル能力向上とタンザニアの医療環境改善の両方に貢献します。

【Global MedCare Africa(GMC-Africa)について】
Global MedCare Africa(GMC-Africa)は、タンザニア・アルーシャ地域を拠点として、アフリカの深刻な医療格差の解決に取り組む医療支援団体です。GMC-Africaは、単なる一時的な支援ではなく、現地に根ざした持続可能な医療システムの構築を通じて、アフリカの医療格差解消に継続的に取り組んでいます。現地の医療従事者であるVincentとNoelと密接に連携し、アルーシャ地域全体の医療向上を目指した包括的な支援活動を展開します。また、この支援活動が同時に日本人医療従事者への国際医療人材開発・育成にも寄与します。
【メンバー】
坂井 直哉( 代表・小児科医 )

〜経歴〜
2021年 新潟大学 医学部 医学科 卒業
2023年 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 初期研修 修了
2024年 Cincinnati Children's Hospital Medical Center 研究員
2025年 埼玉医科大学総合医療センター 小児科
2025年- Linocln Medical and Mental Health Center Pediatrics resident
自分は現在日・米で小児科医として活動しています。今こうして自分がクラウドファンディングを実施することになったきっかけを辿ると、大学生の時のミャンマーでの1週間のスタディーツアーでの経験が原点だったことに気が付きました。日本であれば入院までは至らない病気が、ミャンマーでは医療資源や医療アクセスの問題で重症化し入院にまで至る現状を知りました。また、ミャンマーで活躍する日本人医療従事者との素敵な出会いもあり、自分のキャリアに大きな影響を与える先生と出会いました。「どこで生まれ育っても受けられる医療は平等であってほしい」と「自分も世界で活躍できる医師となりたい」という2つの思いがきっかけとなり、国際協力・国際保健への情熱を燃やしています。
その情熱を更に加速させたのが、日本とアメリカでキャリアを積んでいく中で経験したタンザニアの病院でのボランティア活動です。お金がなくて治療を受けられない患者、十分な医療機器が揃っていない現状、そしてそんな現状でも医療スタッフや患者たちは前向きで温かい心を持っていて、厳しい現実を乗り越えています。「まず自分に何ができるだろうか?」と、考えたときに、まずはより多くの医療従事者に、この現状を知ってしてもらうことだと思い、GMC_活動を開始しました。
こうして始めた活動から、現在は同じ志を持つ仲間たちを集めて強固なネットワークを構築し、個人の力では解決困難な、より大きな社会課題に対して集合的な影響力を発揮していきたいという強い信念を抱くようになりました。一人ひとりの専門性と情熱を結集することで、従来のアプローチでは到達できなかった革新的な解決策を生み出し、持続可能な社会変革を実現したいと考えています。
宇野 俊一( 日本マネージャー )

立命館アジア太平洋大学(APU)で国際経営学を専攻し、ソーシャルビジネスと企業倫理を中心に学んびました。卒業後、経営戦略研究所での経験を活かし、坂井とともに合同会社MedEqual Japanを設立し、その中心事業となるGlobal MedCare Africaのマネージャーとして活躍しています。
APUという多文化環境で学び、異なる背景を持つ人々が協力することで生まれる可能性の大きさを実感しています。医療を通じた国際協力の新しいモデルを日本から発信していきます。
<現地パートナー>

Dr. Noel Godson Kivuyo (共同代表・医師)

Noel は Catholic University of Health and Allied Sciencesで医学を学び、現在はタンザニア・アルーシャのMount Meru Regional Referral Hospitalで勤務しています。集中治療や救急医療を主に専門として、地域医療に貢献しています。また、Health Community Outreach Programの代表として、医療へのアクセスが限られた地域への outreach 活動も主導しています。とても信頼できる医師の一人です。
Dr. Vincent G. Mtenga (共同代表・医師)

Vincent は Catholic University of Health and Allied Sciences の医学部卒業後、1年間のインターンを経てアルーシャの St Elizabeth Hospital で産婦人科を中心に診療を行ってきました。産婦人科領域に限らず、幅広い医学的知識と実践経験を持ち、エビデンスに基づいた医療の提供に力を入れています。複雑な産科症例の診断・治療にも精通し、多職種チームとの協働にも積極的です。とても気さくで思いやりのある医師です。
渡邉 ありさ ( 看護師・現地マネージャー )

私は看護師として日本国内の病院での勤務を経て、これまでにカンボジア、ガーナ、タンザニアでボランティア活動に取り組んできました。もともと海外での医療活動に関心があり、「百聞は一見に如かず」という思いで、一人でガーナへ飛び立ったのが、アフリカでの活動の第一歩でした。限られた医療資源の中でも、助け合いながら生きる人々の姿を見て、医療の本質や人間の強さについて考えるきっかけとなり、多くの事を学びました。これらの経験から、一方的な支援ではなく、お互いに学び合い、共に歩む国際医療のかたちを実現していきたいと考えています。現地の活動では、医療の届かない地域へのアウトリーチやセルフケアの推進にも力を入れ、医療格差の解消にも貢献したいと考えています。
学生メンバー
上記メンバー以外に多数の学生メンバーが活動しております。

私たちは、支援者の皆様が単に「寄付をした」という満足感ではなく、「自分の行動が確実にタンザニアの医療を変えている」という実感を持っていただきたいと考えています。
現地からの活動報告、現地の人々の声、現場体験のシェアを通じて、支援の効果を具体的にお伝えすることで、皆様と現地を結ぶ確かな絆を築いてまいります。また、上記に加えてスクラブやタンザニアの伝統品もお送りさせていただきます。
企業・法人の支援者様に置かれましては、公式サイトや活動報告書への企業・法人の社名/ロゴ掲載をさせていただきます。
※返礼品については返礼品のページをご覧ください。

2025年9月:
クラウドファンディング開始
2025年10月末:
クラウドファンディング終了
2025年11月:
専用車両購入・登録
宿泊施設の設備改善
現地スタッフ研修
2025年12月:
第1回アウトリーチ活動
初期フィードバックに基づくプログラム改善
現地スタッフ研修
2025年1-2月:
活動報告会の開催(オンライン開催)
支援者への中間報告書送付
GMC-houseの拡大
2026年2月以降:
第2回アウトリーチ活動
日本の大学医療系学部・各団体・法人との連携強化
支援先地域の拡大
GMC-houseの拡大
活動報告会の開催
「どこで生まれ育っても、医療を受ける権利は平等であるべき」
この想いが、私たちの原点です。タンザニアで坂井が目の当たりにしたのは、医療格差の現実だけではありません。限られた資源の中でも創意工夫を凝らし、時に機器がなくても手技と経験で命を救う医師や医療従事者たちの姿。もちろん失われる命を前に悲しむ人々の姿も多く目にしましたが、それと同時に逆境の中でも明るく前向きな患者さんたちの力強さも目の当たりにしました。
また、医療機器や最新の薬剤がないがゆえに身につく柔軟な思考や臨機応変さ、手技の上手さ。彼らとの出会いは、私たちに「医療とは何か」を根本から問い直す機会を与えてくれました。同時に、日本の医療従事者が彼らから学ぶことも多いと確信しました。グローバル化が進む現代において、国際的な視野を持った医療人材の育成は急務です。彼らがタンザニアで得る経験は、日本の医療にも新たな視点や創造性をもたらすと確信しています。
あなたの支援が、三つの命を救います。
・タンザニアの患者さん
・国際的視野を持つ日本の医療人材
・将来その医療人材が救う患者さん
今回のアウトリーチプロジェクトを通じて現地の医療へ貢献し、現地の医療を学び、その経験を日本に持ち帰り、広げていく。単回の経験で終わらせることなく継続的に繋がり続け、そしてみなさんが将来グローバルに活躍する。そんな大きな変化を生み出す背中の後押しをしていただければと思います。医療格差のない世界を目指して。 今、あなたの力を貸してください。何卒、よろしくお願い申し上げます。
Global MedCare Africa スタッフ一同
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング終了のご挨拶
2025/11/02 13:16皆様この度は、GlobalMedCare Africa のクラウドファンディングプロジェクトに多大なるご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。さて、現在タンザニアにおきましては、選挙に関連したデモ活動の影響により、インターネット通信の遮断等が発生しており、治安状況が不安定な状態が続いております。日本からは12月20日・21日のアウトリーチ活動に、坂井・渡邉を含む計6名の参加を予定しておりますが、現地情勢の改善が見込めない場合には、12月の活動実施につきまして延期を検討させていただく可能性がございます。活動の進捗状況や今後の予定につきましては、改めて皆様にご報告申し上げます。重ねてとなりますが、この度は温かいご支援を賜り、誠にありがとうございました。今後とも、GlobalMedCare Africa の活動に変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。敬具坂井 直哉 GlobalMedCare Africa もっと見る
暮らしの中の医療
2025/10/08 18:31タンザニアで生活をしていると、「文化」という言葉が単なる伝統ではなく、「生きるための知恵」そのものなのだと感じることがあります。たとえば、病気になったとき。前の活動報告でも少し触れましたが、多くの人がまず頼るのは、病院ではなく家族や地域の知恵です。薬草や樹皮、自然由来のオイルなどを用いて、古くから伝わる伝統的な方法で体を癒そうとします。私の目にはそれが、ただの迷信ではなく、病院が身近にないからこそ育った「生活の中の医療文化」として映りました。一方で、こうした文化や生活習慣が、医療アクセスや衛生の課題、そして医療格差と密接に関わっていることも事実です。現地の人々が「病院に行くより自然の力で治す」ということを選択する背景には、医療費の負担、物理的な距離、そして医療機関への不安や信頼の問題が隠れています。特に都心から離れた農村部にいくと、これらの問題が顕著に現れており、医療格差を感じます。文化や習慣、社会的な要因を理解しながら、現実的な支援をどう届けるか。それがこの国で医療支援に携わる上での難しさでもあり、やりがいでもあります。GMC-Africaが行うアウトリーチ活動は、まさにその橋渡しのような取り組みです。医療へのアクセスが困難な地域へ出向き、健康チェックや衛生教育、ワクチン接種などを通じて、地域の人々と直接向き合う。「医療を届ける」だけでなく、「文化や暮らしの中に寄り添いながら、医療格差を少しずつ縮めていく」ことを大切にしています。アフリカの文化は、決して貧しさではなく、「生き抜く力」の象徴だと感じます。その力を尊重しながら、私たちがどう寄り添えるか。こちらのやりたい事だけではなく、彼らが本当に必要としている事は何か。そして、誰もが公平に医療へアクセスできる未来のために、何ができるのか。それを問い続けながら、活動を続けています。クラウドファンディングの期間も残り少なくなってまいりました。この活動がより多くの人々に届くよう、引き続き応援よろしくお願いいたします。GMCスタッフ渡邉 もっと見る
アルーシャの孤児院にて
2025/10/02 00:26活動報告に目を通してくださりありがとうございます。今回は、孤児院を訪問した時の事を書いていきます。GMCの活動先のひとつであるアルーシャ市内の孤児院を訪問しました。ここでは、1歳から15歳までの47名の子どもたちと1人のシスターが一緒に暮らしています。子どもたちの背景はさまざまで、ストリートチルドレンとして過ごしていた子もいれば、幼くして両親を亡くして、病院等から預けられた子もいます。出産時のなんらかのトラブルによってお母さんが亡くなり、生まれて間もなく孤児となった子も数名います。医療体制や設備の乏しさなどの医療課題が、孤児を生み出す原因のひとつにもなっているのだと痛感しました。この孤児院では、GMCの活動の一環として 子どもたちのヘルスチェックアップ、感染症スクリーニングや衛生教育、必要な子にはワクチン接種を実施します。限られた環境の中で暮らす子どもたちにとって、こうした医療的なサポートは命と健康を守る大切な機会となります。人懐こくて笑顔の素敵な子どもたち。みんなで楽しそうに走り回ったり、時にはケンカをしたり、心も身体も逞しく健康に育って欲しいと強く思いました。今後も医療を通じて、すべての子どもたちの成長を支えられるよう、活動を続けてまいります。皆さまからのご支援は、こうした子どもたちの命と未来を守る大きな力になります。どうか引き続き温かいご寄付と応援で、私たちの活動を一緒に盛り上げていただければ幸いです。GMCスタッフ渡邉 もっと見る







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