
おはようござます。
助産院mamana.houseの菊地愛美です。
クラウドファンディング開始から1か月が経過しました。2か月超の挑戦。最初は長期の挑戦にどうなることかと心配していましたが、気付くとあっという間。折り返しになってしまいました。
クラウドファンディングが始まってから、新たな出会いがたくさんあり、本当に貴重な時間を過ごしています。
さて、今日は帝王切開のお産についてお話させていただきます。
私自身は4度出産し、いづれも自然分娩だったのですが、産科クリニックで働いていたときは
帝王切開の器械出しや外回りも行っていましたし、総合病院でも手術室に入りママの手を握ったり、ベビーキャッチ(赤ちゃんのお迎え)をすることもちろん経験していました。
妊娠していること以外、全て健康体のママが自らの足で手術台に上がり、自らお腹を開けにいく勇気。手を握るママ達の力が本当に強くて、きっと怖さとの戦いともうすぐで会える喜びと感情グルグルになっているんだろうと察し、こちらも強くにぎり返します。
赤ちゃんが生まれた瞬間、その手の力がふっと抜ける。
最大のリスペクトをもっているつもりでした。
しかし、産後ケアで帝王切開を経験したママ達にお話しを聞いたり、
先輩開業助産師さん達とお話する中でその自分のママ達への寄り添いがまだまだ足りないことに最近気づかされました。
帝王切開のママ達は、自然分娩できなかったという罪悪感や敗北感に苛まれている方もおられます。「帝王切開も立派なお産」私はいつもそう伝えていましたが、
「帝王切開、も」ではないのです。「帝王切開、は立派なお産」なのです。
こんなつなぎ言葉一文字でも、ママ達の受け取り方、感じ方に影響する。
ママ達が自信をもって帝王切開で命を生み出したことに敬意を払う。言語化の重要性を感じているところです。
開業助産師4年目。まだまだひよこです。
施設が大きくなっても、奢らず、いつも初心に返り、学びの姿勢を大切にしていきます。
ママから、先輩からたくさん教わりながら本当に必要とされる場所になるように精進してきます。
クラウドファンディング達成まであと、60万円をきりました。
引き続き、皆さまのご支援、ご協力よろしくお願いします。




