
自己紹介
みなさん、はじめまして!
海の士(ひと)を育む会の光岡といいます。
昨年度、岡山県にある大学院を卒業し、海士町という離島に引っ越してきてまだ2ヶ月の25歳です。
学生時代の6年間は、デザインや写真について勉強しており、地域において自分自身がどのように関わっていけるのかを考えてみたくて島に来ました!
現在は、海の士を育む会の一員として、海と人を結ぶイベントなどの企画をしています。
通勤中に朝の海を眺め、食卓に魚が並ぶことが増え、休日は友人と釣りを楽しむなど、日々の景色に「海」が加わり、海の雄大さと恵みを実感している毎日です。
このクラウドファンディングを機会に、「海洋環境」というより踏み込んだ領域についても学び、私自身も未来の海を守れる1人になれるようになりたいと考えています!
島に来て一週間くらいの時の写真
海の砂漠化って・・・??
みなさんは「磯焼け(いそやけ)」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、海の中に生える海藻類が著しく減少・消失してしまい、まるで砂漠のようになってしまう状態のことをいいます。
世界中で課題とされており、日本国内(沿岸39都道府県)でも約8割の都道府県が、海藻類は衰退傾向にあると報告しています。
磯焼けがこのまま進んでしまうと、海藻が収穫できなくなるだけではなく、海藻をエサにする貝類の減少や、海藻をすみかや産卵の場にしていたエビや小魚も減ってしまうため、漁業にも大きな影響を及ぼしてしまいます。海の美しい景観も失われてしまいますよね。
水産庁ホームページ/第5章 我が国沿岸の磯焼けの現状から引用
では、磯焼けの原因は何でしょうか?
①海水温の上昇
海藻類はとても敏感な生き物であるため、地球温暖化の影響で海水温が上昇することで、成長が阻害されたり、枯れたりしてしまうことがあります。また、日本沿岸の大半は暖流域であるため、さらに影響を受けやすいといえます。
②ウニや魚による食害
植食性魚類であるアイゴやブダイ、増殖傾向にあるガンガゼウニ(市場価値もほとんどない…)が海藻類を食べ尽くしてしまいます。また、温暖化の影響に伴う、生き物の摂食活動増大や、冬場も水温が下がらないため、活動が鈍るはずのウニの活発化が予想されます。
③公害
工業・農業・生活排水などが海に流れることも、海藻類を枯死させる要因になります。地上に住む私たちと、海底に住む海藻類は切り離せない関係にあるのです。
実際にはもっと細分化された原因が、複雑に絡み合って磯焼けが起こっています。
水産庁ホームページ/第5章 我が国沿岸の磯焼けの現状から引用
私にできることってあるだろうか?
初めて磯焼けについて、水産庁や環境省のサイトを読みながらしっかりと勉強しました。
私には、直接的に地球温暖化を阻止したり、海に潜ってガンガゼウニを駆除したりして、磯焼けの進行を止めることはきっとできません。
しかし、海近くに住む1人の若者として、この現状は知識として知っておくべきことだと実感しました。そして、海の士を育む会の一員として、1人でも多くの島民や若者に、海との繋がりを感じられるような機会を設けていきたいです。
これからも「海洋環境」について学び続けたいと思います!
一緒に未来の海について、共に考えてくれる仲間が増えますように!
参考資料・サイト
・水産庁ホームページ/第3章 磯焼けとは3.1 磯焼けの定義
・水産庁ホームページ/第5章 我が国沿岸の磯焼けの現状
・環境省/日本全国の磯焼け対策について
・PADI Blog/日本各地で大きな問題に「磯焼け」について知ろう



