はじめに
プロジェクトをご覧くださりありがとうございます!一般社団法人フィールドディスカバリー協会の竹内鉄平です。私たちは、「日本」をもっと好きになるために、日常を冒険に変えるアウトドアスポーツ「フィールドディスカバリー®」を2020年より世の中に発信しています。
「フィールドディスカバリー®」は、地域観光コンテンツ、日々の健康づくり、スポーツイベントとしても活用することができるアウトドアアクティビティで、「日本の歴史・文化遺産を後世に遺していく」というミッションを掲げています。
あなたの身近な場所にも、知られざる魅力的なスポットはたくさんあります。それらを掘り起こし、歴史的・文化的な背景を知ることは、郷土への愛着を高めるとともに、地域資源の再活用にも繋がります。
具体的には…地域に埋もれた消えゆく日本の歴史・文化遺産に光を当て、古墳・神社仏閣・城跡・歴史建造物・石仏・巨木・巨石・三角点などを「ディスカバリースポット」として再定義し、それらスポット巡りをコンテンツ(ゲーム化・スポーツ化)したものです。
単調なマラソンやウォーキングとは異なり、地域の歴史的スポットを「巡る」「発見する」「学ぶ」という目的があるので、爽快感と同時に、道のり自体を楽しむことができます。その結果、テレビやインターネット、本で得られた知識以上に、その土地の風景、気候、地理を「経験知」としてより深く記憶に残すことができます。
ディスカバリースポットカテゴリー一覧
2023年9月には「フィールドディスカバリー®」を日常的に楽しめる位置情報を利用したスマホアプリ「FDG(フィールドディスカバリーゲーム)」をリリースしました。
「FDG」アプリは、以下のような方にご愛用、ご活用いただいています。
・日本のよいところをもっと知りたい。
・地域の魅力を発見、発信したい。
・運動不足を解消したい。
・スポーツツーリズムを楽しみたい。
2025年6月現在、FDGアプリは3500ダウンロードを達成。全国に約150名の「FDGキュレーター(学芸員)」が誕生、4万ヶ所以上の「ディスカバリースポット(歴史・文化遺産)」が登録され、FDGワールドはユーザーの皆様の応援、ご協力により、日々広がり続けています。
ディスカバリースポット一例(岡崎市岡崎公園周辺)
また、FDGアプリを活用したロゲイニング形式のスポーツイベントを東海エリアを中心に30大会以上開催、延べ5000人を越える方にご参加いただいています。※2025年度も3~4大会開催予定。
現行アプリ(Ver.1.4)の機能紹介
現行のFDGアプリ(Ver.1.4)は、全国津々浦々の観光資源である歴史・文化遺産をデジタルデータ化し、アプリに登録、地域の史跡巡りをしながら「カード」を集めるゲームとして楽しめるほか、様々な機能があります。その一部を紹介します。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトの最終目的(ミッション)は、我々「日本人」に「日本」をもっと好きになってもらうことです。そのためには、まずは自分たちの地域の歴史や文化をより深く知り、その価値を再認識することが必要です。そうして初めて、外から人を呼んで、その地域の魅力、歴史文化のすばらしさを伝えることができるためです。
そのためには、現行のアプリ(Ver.1.4)を、地域観光に最適化されたツールとして、更に面白く、便利に、活用できるようにするために、更にバージョンアップ(Ver.1.5)する必要があります。そして、「フィールドディスカバリー®」を、社会のインフラとして、全国に届けたい!と考えています。では具体的にはどうしたらよいのか??
アプリバージョンアップのために「ユーザーの声」を集めました。
ユーザーの皆様にアンケートを実施した結果、以下のような多くユーザー様から感謝のお声をいただき、開発・運営一同、大変励みになっています。ありがとうございます!その一部をご紹介します。
FDGアプリの感想・期待すること(自由記入)
・日常が冒険になるアプリ。楽しく子どもと活用できています。
・今まで通った事の無かった道、見落としていた史跡を知ることができる。
・思わぬ場所での城跡や石碑など、普段通り過ぎていることに気付かされたアプリで感謝しております。
・旅行先でもスポットを探してながら動く事ができ、ガイド代わりに使ってます。
・スポットの価値に差をつけて欲しい。(レアなスポット、見つけにくいスポットなど)
・自治体と連携して多くのイベントを開催して欲しい。もっと全国的にスポットが増えるとよい。
・スポット攻略時に利用した駐車場、食事所、トイレ情報などを共有できる場所が欲しい。
今回のアプリバージョンアップ(改修)内容
上記の「ユーザーアンケート結果」と前述の「地域観光の課題」を踏まえ、今回のアプリバージョンアップ(改修)では以下の3つの機能追加を予定しています。
① スポット「レア度」要素
② ダッシュボード機能
③ FDGベースキャンプ機能
それぞれをもう少し詳しく解説します。
① スポット「レア度」要素
現在、スポットが集中している場所と密度が低い場所で、1チェックインの価値が等しいため、ゲーム性の部分で「格差」が発生しており、「スポットが少ない場所でも、ゲームを楽しめるようにして欲しい」という声が上がっています。
そこで、スポットに「レア度」の概念を追加し、チェックイン数が少ない(見つけにくい・到達が困難)スポットほど「レア度」が高くなり、より多くの経験値(Exp.)が得られるようにすることで、「地域格差を是正し、より多くの新規ユーザーの方にもゲームを楽しめる」ようにします。
「4段階のレア度:UR(ウルトラレア)・SR(スーパーレア)・R(レア)・N(ノーマル)」を設定します。更に、「レア度の高いスポットへのチェックイン時はより多くの経験値(Exp.)を得る」ことができ、「レベルアップやランキングのポイントにも反映される」ようにします。
これにより、「マイナーなスポットへのチェックイン価値が高まり、より広範囲のスポット登録が増加、ゲーム性が向上」することで、「ローカルなエリアへの人の移動が促進される効果」を生みます。
② ダッシュボード機能
現在マップ左上にレベルを表記しているボタンを「ダッシュボード」機能として、現在のレベルのほか、その日のチェックイン数(+Exp.)が一目でわかるようにします。これにより、日々の「達成度」が可視化され、その日のチェックイン数を仲間同士で競い合うことができるようになります。
前述の「スポットレア度」と合わせると、仲間同士でいつでも「簡易的なロゲイニングゲームを楽しむことができる」ようになり、より多目的なツールとして、使っていただけるようになります。(例)1時間で誰が一番たくさんチェックインしたか?もしくは経験値をゲットすることができたか?を競うなど。
③ FDGベースキャンプ機能
FDGを楽しむための拠点となる場所「FDGベースキャンプ機能」をワールドマップに登録・表示することで、駐車場や飲食サービスなどの情報を掲載、チェックインにより「おみくじ」が引けて、ボーナスがゲットできるなどの特典を付けることで、ユーザーはベースキャンプを拠点に、周辺地域を周遊することができるようになります。
一方で、より多くの方に来場してもらいたい施設にとっては、施設をFDGユーザーにPR(宣伝)できるため、ユーザーと管理者双方にメリットを提供することができます。
今、有名観光地に観光客が集中する「オーバーツーリズム」が問題になる一方で、より身近な地域の観光を楽しむ「マイクロツーリズム(地域観光)」が見直されてきています。特に今回のバージョンアップでは、この「地域観光の課題の解決につながる機能実装」を予定しています。
現在、地域観光の問題点として以下のような点が挙げられます。
・観光資源の偏在
知名度のある地域に観光客が集中、混雑や環境破壊が発生。地域住民の生活や自然環境に悪影響を及ぼす。マイナーな史跡の認知度不足により、地域の隠れた魅力が注目されていない。
・デジタル化の遅れ
観光情報のオンライン化が遅れ、若者や訪日外国人のニーズに応えられていない。紙媒体の観光マップでは最新の情報を常に提供できない。
今回のFDGアプリのバージョンアップにより、上記の問題を解決し、より多くの方にFDGアプリを活用していただくことができるようになります。
現在のプロジェクト進行状況
現在、アプリ新機能実装に向けての最終調整を行っています。今回のアプリバージョンアップ(Ver.1.5)には、多額の開発費がかかるため、皆さんの力をお借りしたいのです。
現行のアプリの機能はユーザーの皆様には無料で使用していただいておりますが、これまでFDGアプリリリースまでに、1000万円以上の投資を行っております。当然のことながら、アプリ自体が収益を生む仕組みを取り入れていく必要がありますが、まだ今の段階では、より多くの方に楽しんでもらえるように、機能の充実・ゲーム性の向上を図っていく必要があります。
しかし、収益を生むラインまでアプリユーザー数が増えて、アプリ運営が軌道に乗るまでには、まだまだ時間がかかります。そこで、前回(2023年9月)アプリリリース時にも、クラウドファンディングを行い、多くの皆様からご支援をいただき、製作費の一部を賄うことができたことで無事リリースすることができました(127名・174万円)。
今回のバージョンアップ(改修)についても、皆様からのご支援をいただきたく、2度目のプロジェクト立ち上げとなります。今回のバージョンアップにかかる費用は以下の通りです。
リターンについて
今回のFDGアプリバージョンアップにより、これまでスポット数が少なく、ゲームを楽しむことができなかった地域の方たちにも、FDGを楽しんでいただくことができるようになり、より多くの皆様に「新たな価値(バリュー)」をお届けできると確信しています。また、これまで応援してくださった皆様、ご支援いただきました皆様には、感謝の気持ちとして様々なリターンをご用意させていただきます。リターンの一部をご紹介させていただきます。詳細については、リターン詳細コーナーにてご確認ください。
◆フィールドディスカバリーゲームチラシ100枚送付(3,000円)
ハマる人はハマるFDGですが、まだまだこのアプリ、世間一般に知られておりません。ユーザー数が増えれば増えるほど、企業とのコラボも増え、より安定的・継続的なアプリ運営が可能となります。FDGをもっと世の中に広めたい!と思ってくださっている「FDGファン」の皆様には、ぜひ身近な周りの方に、FDGの魅力をどんどんとご紹介いただければ幸いです。
そこで、日本がもっと好きになる!スマホアプリ「フィールドディスカバリーゲーム」の紹介チラシを100枚送らせていただきます。施設や店舗などに設置して、「FDG」のPRにご協力いただける方を募集します。 ※一人10口(1000枚までとさせていただきます。デザインは変更になる場合があります。
◆アプリゲーム内で使える「トレジャーガチャ券」×10枚(3,000円)
何が出るかはお楽しみ!アプリゲーム内のトレジャー(宝箱)ガチャが引けるガチャ券を10枚プレゼント!ガチャを引いてMPランキングを上げ、全国の仲間と競おう!
◆アプリ内「ギルド」ページにあなたのお名前(ニックネームでも可)掲載する権利(掲載期間1年間)
(法人20,000円・個人10,000円/年間)
今回新設の「ギルド」ページに貴社名・あなたのお名前(ニックネーム可)を掲載する権利です。「ギルド」とは「FDGアプリを自分たち自身で支えるサポーター」の集まりのことを指します。アプリ存続のために力を貸してください!
◆アプリにスポット登録ができる「FDA公認キュレーター資格」取得権(5,000円)
簡単操作で、FDGアプリに自分が見つけた歴史・文化遺産を登録することができる「FDA公認キュレーター資格」取得権です。テキスト(PDF40p)をしっかりと読んでルールを理解した上で、スポット申請、承認されればアプリに登録されます。詳しくはこちらのサイトをご覧ください → FDA公認キュレーター養成講座受講者募集!
◆霊山猿投山の麓で、アスリートが自然栽培で作った新米プレゼント(11月~順次発送)
(2kg6,000円・5kg12,000円)
農福連携自然栽培パーティ(無門福祉会)さまのご協力・ご指導の下、アスリートとその仲間たちが作った、農薬や化学肥料に頼らない、安心・安全なお米をプレゼントさせていただきます。自然栽培のため、収量が限られている非常に貴重なお米です。霊山猿投山(愛知県豊田市)の麓、豊かな自然生態系の中で、育ったお米は甘くてとても美味しいので、ぜひ食べてみてください。
◆フィールドディスカバリー協会代表竹内鉄平がナビゲートするFDG体験会を主催する権利
(50,000円・東海エリア限定・参加定員~20人程度・日曜日の半日程度・日程要調整)
フィールドディスカバリー協会代表の竹内が、あなたの地域を訪れ、ディスカバリースポットを一緒に巡り、フィールドディスカバリーの楽しみ方をナビゲートするFDG体験会を開催する権利です。フィールドは、「徒歩」もしくは「ジョギング」で回れる範囲内となります。東海エリア(愛知県全域・岐阜県南部・三重県北部・静岡県西部)にお住まいの方限定のリターンとなります。現状スポットがないエリアでは、新規スポットを見つける体験会として開催可能です。
◆新機能「ベースキャンプ」登録を行う権利(120,000円)
FDGを楽しむための拠点となる場所「ベースキャンプ」をワールドマップに登録・表示することができる権利です。「ベースキャンプ」とは、ユーザーが「フィールドディスカバリー」を楽しむ上での、メリット(優待サービス)を提供していただける施設(商業施設もOK)のことです。
ユーザーは、チェックインにより「おみくじ」が引けて、ボーナスがゲットできる特典がある他、クエスト(スタンプラリー・フォトラリー)を作成することで、ユーザーはベースキャンプを拠点に、周辺地域を気軽に周遊することができるようになります。
より多くの方に来場してもらいたい施設管理者にとっては、駐車場や飲食サービスなどの情報を掲載でき、FDGユーザーにPR(宣伝)できるため、ユーザーと管理者双方にメリットを提供することができます。
・掲載期間:2025年9月1日〜2026年8月31日までの1年間
・掲載方法:①ワールドマップに登録・ピン表示
②ベースキャンプカード発行
③ベースキャンプ一覧に表示
④クエスト(スタンプラリー・フォトラリー)作成・掲載(1年間)
⑤ギルド一覧にお名前(施設名 or 貴社名)掲載
・掲載内容:①基本情報(施設名・住所・外観写真)
②サービスマーク(無料P・有料P・トイレ・シャワー・飲食サービス等)
③説明文(160文字以内)
④公式HPへのリンク
⑤Googleマップへのリンク
⑥「クエスト」へのリンク
・ユーザーへの提供メリット一例
① 施設内のトイレ・ロッカー・更衣室・駐車場の利用(無料)
② 割引・優待サービスの提供(駐車場・入館料・1ドリンクサービスなど)
③ プレゼント(ノベルティ)進呈(クエストクリアなどの条件付きも可)
他にも様々なリターンをご用意しています。ぜひ一度覗いてみてください!
クラファンスケジュール
7月上旬 クラウドファンディング開始
7月下旬 ベースキャンプ機能・ダッシュボード機能実装(予定)
8月下旬 クラウドファンディング終了
9月初旬 スポット「レア度」実装(予定)
10月上旬~リターン発送(予定)
※スケジュールはあくまで予定のため、変更になる場合があります。
最後に...FDGを通じて日本の歴史・文化を守りたい!
現在、グローバル化の波に飲まれ、危機的な状況にある日本。今こそ、我々自身が日本の歴史・文化の素晴らしさを再認識し、守っていかなくては、後の世代に受け継いでいくことはできません。そのためにも、日本の歴史をゲーム感覚で学び、デジタルデータとして保存できるFDGアプリは社会に求められています。
アプリバージョンアップにより実装される新機能(スポットレア度の実装、ダッシュボード機能、ベースキャンプ実装)により、FDGはもっと楽しく、もっと便利になり、フィールドでの冒険がさらにワクワクする体験になります。
しかし、このプロジェクトを実現するには、開発資金が必要です。フィールドディスカバリーゲームを更に進化・普及させるため、日本を愛する皆様からの温かいご支援、何卒よろしくお願いいたします!
(一社)フィールドディスカバリー協会代表 竹内鉄平
フィールドディスカバリーゲーム開発チーム一同
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