岩手県陸前高田市を応援しています
株式会社ホクトエンジニアリングは、2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市において、陸前高田企画株式会社(本社:陸前高田市)などと連携し、復興への歩みを応援してきました。関連会社である新北斗警備保障株式会社(本社:東京都)の社員研修を陸前高田市で行い、復活したお祭りの進行をお手伝いしたり、海産物の仕分けのお手伝いをするボランティア活動などを企画・運営しました。道の駅「高田松原」の新装再開の際には、防災グッズコーナーのコーディネートをお手伝いさせていただきました。また、希少な地元ブランドの「米崎りんご」を継承している若手農業者も応援しています。
東日本大震災から来年で15年
“風化”を防ぐために、もう一度、被災地に想いを
支援金の一部を陸前高田市に寄付 さらなる復興に役立ててほしい
奇跡の一本松の木片を活用して、御香として再生させた御香セット「一本松」を限定700個お届けし、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市に想いをめぐらせていただき、震災の“風化”を食い止める一助になれば、と考えています。また、支援金の一部を陸前高田市に寄付して、今後のさらなる復興に役立てていただきたい。
「一本松の木片から御香を作っては」と提案
震災復興のシンボル
「奇跡の一本松」が御香として再生
あの日、巨大な津波が高田松原の7万本の松をのみ込みました
その中で、たった1本耐えて残ったその姿は、悲嘆にくれる多くの人の胸に希望の灯をともしました
岩手県陸前高田市の、人呼んで「奇跡の一本松」ーー
東日本大震災の震災遺構として保存加工された際の木片が
10年を超える時を経て、御香として生まれ変わりました
高田松原の風を思わせる爽やかな香りの中に
絶望の中から立ち上がる希望の光が見えることでしょう
倒れてたまるかと励ます声が聞こえてくるかもしれません
一本松が残してくれた
7万分の1の奇跡の香りをお届けします
7万分の1の「奇跡」
すっくと立つ姿が被災者の心に希望の灯
2011年3月11日の東日本大震災で、甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市。マグニチュード9.0の大地震が引き起こした大津波によって、市役所庁舎を含む市中心部が壊滅し、市の全世帯の7割が被害を受けました。
陸前高田市の海沿いには、2キロメートルの砂浜におよそ7万本の松が生い茂る「高田松原」がありました。「日本百景」の一つに指定された、美しい松原でした。

東日本大震災で陸前高田市を襲った大津波は、この約7万本の高田松原のほとんどを倒し、流してしまいました。
その中でたった1本だけ耐えて残ったのが、高さ27.5メートル、幹の直径90センチ、樹齢およそ170年といわれる「奇跡の一本松」です。
津波にすべてを流された被災地に、すっくと立つその姿は、被災者の心に希望の灯をともすとともに、市民のみならず、全世界の人々に復興のシンボルとして親しまれてきました。

震災モニュメントとして保存加工
この「奇跡の一本松」を震災遺構として保存するため、木の芯をくり抜くなどの作業が行われ、2013年7月に現在の姿になりました。
保存作業で出た枝葉などはすでに他の目的で使用されましたが、主に芯をくり抜いた際に出た木片は、陸前高田市役所がしばらく大切に保管していました。
2022年9月に市が震災の伝承や地域経済の活性化につなげるため、木片の活用について公募を実施。いくつかの案が採用されましたが、その中に「木片を使って御香に再生する」という私たちの提案も採用されました(陸前高田企画株式会社との共同提案)。その後、オリジナルの松オイルを新たに作製するなどの試行錯誤を経て、「御香 一本松」が誕生しました。
市が活用策を公募 一本松の貴重な木片を材料に御香を作成
高田松原を吹き抜ける爽やかな風の香りをイメージ
「御香 一本松」は、奇跡の一本松の木片を微細な粉末にして、オリジナルで開発した香料を使用して作成しています。
高田松原を吹き抜ける風の香りをイメージした、爽やかな香りになっています。
線香に加えて、匂い袋も同じ木片を用いて作成し、一本松をデザインした香皿と木片そのものの瓶詰を組み合わせ、数量限定にてシリアルナンバーを付けたものです。陸前高田市のふるさと納税返礼品にも採用され好評をいただきました(現在は終了)。
私たちと陸前高田市
ボランティア活動などで復興を支援
製造元の株式会社ホクトエンジニアリングは、2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市と連携してきました。

関連会社である新北斗警備保障株式会社(東京都)の社員研修を陸前高田市で開催し、野菜や海産物の収穫のお手伝いをしたり、同市で行われたお祭りの進行をお手伝いするボランティア活動などを企画・運営してきました。

道の駅「高田松原」の新装再開の際に、防災グッズコーナーのコーディネートもお手伝いさせていただきました。
非常に珍しい海の見える丘で採れる「米崎りんご」(とてもおいしいです)を生産する若手農業者(海の見えるりんご屋「つなぎ」)を応援しています。
「米崎りんご」を生産する若手農業者を応援しています
「米崎りんご」とは、岩手県陸前高田市米崎町などで生産される希少なりんごです。
三陸のリアス海岸と、海に迫る山との間の傾斜地に、りんご畑が点在します。国内では非常に珍しい海の見えるりんご産地です。
東北の中でも比較的温暖な気候のもと、水はけの良い土壌の上で、たっぷりの太陽の光と、海からの潮風を浴びて育ちます。
とくに人気の高い品種の「ふじ」などは、長い日照時間と適度な寒暖差が相まって、樹になった実をぎりぎりまで熟成させると、糖度が高く、ジュースのように汁が多くて味の濃い、とてもおいしいりんごになります。「サンふじ」は袋をかけないので、やや見た目がよくないと思う人もいるかもしれませんが、その分、とても豊かな風味を味わえる人気の品種です。
明治時代に出稼ぎに出た気仙大工(日本四大名工の一つ)が苗を持ち帰ったことが始めとされ、120年ほどの歴史が刻まれています。

リターンについて
御香セットの内容
○「奇跡の一本松」の木片
東日本大震災の翌年・2012年、震災遺構として保存する作業の中で出た木片(主に幹をくり抜いた際のもの)。本製品の線香と匂い袋の原材料として使用しています。シリアルナンバー付(№970まで)

○香皿
線香を焚くときに用いる皿。線香を穴に立てて使用してください。火気の扱いには十分ご注意ください

○線香「一本松」―7万分の1の奇跡の香り―
「奇跡の一本松」の木片を原材料に使用して作成しています(他に椨粉、松香料を使用)。8センチ×20本入り
○匂い袋「一本松」―7万分の1の奇跡の香り―
「奇跡の一本松」の木片を主体に、天然の印度白檀、龍脳、桂皮、桜、藿香など各種香薬を配合し作成しています

〇英語訳付き説明書

〇特製桐箱

スケジュール
2025年9月 クラウドファンディング終了
10月 リターン発送
12月 りんご発送
2026年2月 陸前高田市に寄付
最後に
東日本大震災から来年で15年。震災の“風化”を食い止めて、未来に教訓をつなぐきっかけにしたい。






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