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【キツネフレンズ】野生動物と人の命を守る看板を丹波篠山(兵庫)に設置したい 公開前

5年間、家族のように過ごした狐が交通事故で命を落としました。その悲しみを二度と繰り返さないため、人と動物の互いの命を守る看板を設置し、野生動物と人が共に生きる社会を目指します。SNSでは、野生動物たちも私たちと同じように家族と共に生きている存在であることを伝え、事故のない未来につなげていきます。

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5年間、家族のように過ごした狐が交通事故で命を落としました。その悲しみを二度と繰り返さないため、人と動物の互いの命を守る看板を設置し、野生動物と人が共に生きる社会を目指します。SNSでは、野生動物たちも私たちと同じように家族と共に生きている存在であることを伝え、事故のない未来につなげていきます。


自己紹介

こんにちは。「キツネフレンズ」を運営している阪下と申します。

兵庫県丹波篠山市の自然豊かな場所で、暮らしています。

もともとは都会で暮らしていましたが、年老いた愛犬ラムとの時間を大切にしたいという思いから、実家のある丹波篠山へ戻りました。
ラムとの散歩を日課に、自然豊かな里山の景色に包まれながら、静かで穏やかな時間を重ねていました。


そんな何気ない日常の中で、一匹の小さな狐と出会ったことが、すべての始まりでした。

散歩中の道端に、ふと現れたその子は、最初は警戒しながらも、どこかこちらを信頼してくれているような、不思議なまなざしを向けてくれました。その姿が印象的で、写真を撮ってインスタグラムへ投稿してみたところ、想像以上の反響がありました。

それを機に、狐を中心に野生動物の姿を発信する「キツネフレンズ」というアカウントを立ち上げました。


活動を始めて間もない頃から、多くの方に共感していただき、フォロワーさんは数万人へと広がっていきました。今では、日本だけでなく海外の方も含め、12万人以上の方に見守っていただくアカウントになりました。


活動を本格的に始めたきっかけ

この活動を本格的に始める大きな転機になったのが、「コンちゃん」と名付けた一匹の狐との出会いでした。

愛犬との散歩中、ある日から少しずつ姿を見せるようになったコンちゃん。

最初は遠くからこちらを観察しているだけでしたが、次第に距離が縮まり、気づけば「今日も会えるかな」と私の方が楽しみにする存在になっていました。

そんなコンちゃんとは、約5年間、同じ場所で時間を重ねてきました。

撮影を続ける中で、私は狐たちの知られざる一面に気づきます。

一般的には「孤独に生きる野生動物」というイメージが強いかもしれません。しかし実際には、彼らにも家族がいます

夜になると、離れた山に暮らす家族に会いに行き、また戻ってくる——。私は約5年間の観察を通じて、その姿を何度も目にし、カメラにも収めてきました。

人に置き換えるなら、一人暮らしをしている子どもに会うために、危険があると分かっていても足を運んでしまう、そんな行動に近いように思います。

「狐は一匹で生きている」のではなく、離れて暮らしながらも家族との絆を保ち続けています。その事実を知ったとき、彼らをただの“野生動物”ではなく、「誰かの家族」だと強く感じるようになりました。


コンちゃんの事故、そして「命を守る看板」

しかし、その穏やかな日々は、ある日突然終わりを迎えます。

ある夜7時過ぎ、3kmほど続く直線の田舎道で、コンちゃんは交通事故に遭い、命を落としました

そこは、見通しがよくスピードが出やすい道路で、普段から車優先の空気が漂っているような場所です。横断歩道が少ないことに加え、横断歩道があっても止まらない車も多く、「人より車が強い」と感じざるを得ない現実があります。


コンちゃんが目の前で倒れた光景は、今でも忘れられません。

「もしあの場所に、あらかじめ注意喚起の看板があったら…」

「ほんの少しでもスピードを落としてもらえていたら…」

そう自分を責める気持ちと向き合い続ける中で、私は一つの決意にたどり着きました。

「命を守る看板を立てよう」と。

そして、2024年9月、空いていたリース看板のスペースを活用し、看板を掲出しました。

この看板は、狐などの野生動物だけを守るものではありません。

動物を避けようとしてハンドルを切り、ドライバー本人や同乗者が命を落としてしまう事故も、日本各地で実際に起きています。

だからこそ、私が伝えたいのは「動物がかわいそうだから守ろう」ということだけではありません。

人にも家族がいて、動物にも家族がいる。

その両方の命を守るために、スピードを少し落としてほしい——

そのきっかけとしての看板なのです。


今回のクラウドファンディングで実現したいこと

今回のクラウドファンディングの目的は、まずは『命を守る看板』の更新料と制作費となる300万円です。

◆第1目標:300万円

第1目標の300万円では、主に以下を実現します。

・現在すでに設置している「命を守る看板」を、今後も掲出し続けるための更新費用
 (表・裏の両面/2面分)

・看板のデザインを全面的にリニューアル
(プロのデザイナー・イラストレーターへのデザイン制作依頼料)
※注意喚起をしっかりと届けるため、視認性や文字の大きさ・配置など、デザインの工夫が重要になります。

・看板の制作費・設置費・掲出・契約費(表・裏の両面/2面分・4年間)
 ※看板は通常2年ごとのリース契約のため、2年契約を2回分(計4年)を想定しています。

※看板の更新月は9月ですが、デザインのリニューアルは随時可能で、6月頃の完成を目標に検討しています。


◆ネクストゴール:500万円

第1目標を達成したあとのネクストゴールは500万円を想定しています。

500万円に到達した場合は、

2本目の「命を守る看板」を新規設置
現在の設置場所とは別に、動物との接触事故が起こりやすい道路への設置

※第一想定場所は、コンちゃんが事故に遭った現場付近です。
直線道路の始まりでスピードが出やすく、特に注意喚起が必要な場所と考えています。

※設置場所については、土地契約や関係各所との調整状況により変更となる可能性があります。


いずれは丹波篠山だけでなく、日本各地のさまざまな場所で、

「ここにも、命を守る看板がある」

「この地域にも、動物たちの暮らしがある」

——そんな気づきが生まれる風景が増えていくことを願っています。


そのために、このプロジェクトを通して、

「看板1本からでも、個人の想いで始められる」
という一つのモデルケースになれたらと考えています。

特別な立場や大きな組織でなくても、身近な危険に気づいた一人が声を上げ、形にしていく。その積み重ねが、人と動物が安全に暮らせる社会につながると信じています。


なぜ「個人設置」ではなく、「リース看板」を選んだのか ― 安全と責任を長く守るために

このプロジェクトでは、当初、個人で土地所有者の方と交渉し、看板を設置する方法も検討していました。
しかし、検討を重ねる中で、個人設置には多くのリスクが伴うことが分かってきました。


たとえば、台風や強風などで看板が倒れた場合、
・農地の原状回復にかかる補償
・人に被害が出た際の責任
といった問題が発生する可能性があります。

また、土地所有者の世代交代による撤去要請や、市の公共事業(道路拡幅など)に伴う撤去が必要になった場合、撤去工事費用や対応の負担が、すべて個人にのしかかります。


個人でも看板を立てることは可能ですが、万が一トラブルが起きた際のリスクは非常に大きく、その責任を一人で背負うことは現実的ではありません。

これらのリスクに備えるための保険制度も存在しますが、個人で加入・管理するには、手続きや費用の面で大きな負担となります。


その点、専門の看板リース会社が関わることで、設置・管理・撤去・保険対応までを一括して任せることができ、万が一の際のリスクを最小限に抑えることが可能になります。

このプロジェクトでは、「安全に、長く、責任を持って看板を掲出し続けること」を最優先に考え、リース看板という方法を選択しました。

また、看板制作会社(広告代理店)との話し合いの中で、私が希望する場所への看板設置に向けて、土地所有者への交渉や自治体への申請、保険手続きなど、具体的な調整を進めていただけることになりました。

これにより、ネクストゴールで掲げた「希望の場所への看板新設」が、実現に向けて大きく前進しました。


◆第3目標:1000万円

さらに、第3目標として1000万円を掲げています。

ここまで到達した場合は、

・野生動物たちが暮らす自然を守るための土地購入資金の一部として活用します。


私が暮らす丹波篠山でも、自然豊かな土地がソーラーパネルなどの開発用地として売却されてしまうケースがあります。

そして、コンちゃんの子どもたちや野生動物たちが今も暮らしている森や環境が少しずつ変わり始めています。

森林の伐採、土地の売買、道路の拡張・・・。

もちろんエネルギー問題も大切ですが、野生動物たちが生きる場所が失われてしまう現実を見るたびに、胸が締めつけられる思いがします。


いつか、

・自然のままの環境をできるだけ残し
・動物たちが安心して暮らせる
・豊かな自然を感じられる

そんな場所を自分たちの手で守れたら——。

その一歩目として、将来の土地購入資金に充てたいと考えています。


将来その土地では、

・雑木林を活かした小さな公園
・犬たちが走り回れるドッグラン
・保護猫カフェのような、動物と触れ合える場所

など、SNSを通じて知ってくださった方々が訪れ、「命」と向き合える場づくりも夢見ています。

今回のクラウドファンディングは、その大きな夢につながる最初の一歩です。


支援してくださる皆さんと一緒に作るプロジェクト

今回のプロジェクトでは、単に「お金を集める」ことが目的ではありません。

支援してくださる一人ひとりと一緒に、「命を守る看板」を作りたいと考えています。

そのため、リターンとしては、こんなものを想定しています。

・「命を守る看板」にお名前を刻むご支援コース

・キツネフレンズの写真を使ったポストカードセット

・クラファン限定デザインの写真集やグッズ

・活動報告や撮影の裏側をお届けする限定コンテンツ など



このプロジェクトを通して伝えたいこと

私がこの活動を通して一番伝えたいのは、

「野生動物も、人と同じように家族と共に生きている」ということです。

道路で命を落とした猫やキツネ、タヌキを見て、「かわいそうだな」で終わってしまうこともあるかもしれません。

けれど、その一匹の後ろには、「帰りを待っていた家族」がいたかもしれない——。

コンちゃんの家族の姿を見てきたからこそ、私はそう思わずにはいられません。


そして同じように、ハンドルを握る私たちにも、それぞれの家族がいます。

「おかえり」と待ってくれている人がいます。

だからこそ、どちらか片方の命だけを守るのではなく、お互いの命を大切にできる社会を目指したいのです。

このクラウドファンディングのページは、プロジェクトが終わったあとも、CAMPFIRE上に残り続けます。

「野生動物と人が共に生きること」について考える、一つの入口になってくれたら嬉しいです。


最後に

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

私は、遠い未来の大きな理想を語りたいわけではありません。

まずは、今暮らしているこの丹波篠山の自然と、ここに住む動物たちを守りたい。

そのために、看板1本からでもできることがあると信じて行動しています。


この取り組みが、

「自分の住む町でも、何かできるかもしれない」

と感じてくださる方の背中を、そっと押すきっかけになったら、とても嬉しいです。


皆さんのご支援が、一匹の命、そして多くの命を救うきっかけになります。

どうかこの想いに共感していただけましたら、「命を守る看板」を一緒に作る仲間として、応援していただけると嬉しいです。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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