世界の医療団です。
現在(7月13日17時時点)までに13万1千円のご寄付を頂戴しました。
皆様のあたたかいご支援、ありがとうございます。
バングラデシュの難民キャンプで、私たちの活動の中心を担っていくロヒンギャ難民のユース世代(14歳から17歳)の若者たち。彼らはなぜ住み慣れた場所を離れなければならず、どの様にして現在の避難生活場所である難民キャンプにたどり着いたのでしょうか。
彼の様に、突如住み慣れた場所を離れざるを得ず、命からがらバングラデシュへ逃れたロヒンギャの人々は、現在も極めて厳しい環境に置かれています。国連難民高等弁務事務所の報告によると、2017年8月下旬に勃発したミャンマーでの武力衝突は、これまでに720,000以上のロヒンギャ難民を生み出しました。また、今この現在にも、新たにロヒンギャの人々が命の安全を求めてバングラデシュの難民キャンプにたどり着いています。
まだ子どもといってもいいあどけなさが残る彼は当時17歳。生きることだけを見据えて、たった一人で逃げてきました。壮絶な体験をしながらも、別れた家族を思い、ロヒンギャのこれからを考える若者の一人です。
紛争や暴力によって故郷を追われた人が異国の地で難民として過ごす期間は、平均して17年から20年という長期に及ぶと言われています。
私たち世界の医療団は、ユース世代の彼らを通じてコミュニティへと働きかけを行うことで、そのレジリエンスを強化し、保健衛生・防災教育の分野で主体的な役割を担うことが出来る若者たちと共に活動を行うことで、長期的な視点に立った支援活動を行っています。
暴力と迫害の記憶を抱えても、脆弱な環境下にあっても、
自分たちのコミュニティの為に立ち上がるロヒンギャの若者たち。
未来を担う彼らとともに、難民キャンプで暮らす人々の健康を守る活動です。
皆様の力を貸してください!