こんにちは!ページをご覧いただき、ありがとうございます。昨年度からスタッフとして関わっていただいている田中綾乃さんからのメッセージです!=======昨年、演奏サポーターとして参加させていただき、豊かな音楽とたくさん出会うことができました。一般の演奏者と演奏サポーターが共演し、一期一会の音楽体験を一緒に作る時間は、このイベントならではだと思います。お互い初めてお会いしたにもかかわらず、ピアノを聴いていると、どんな音楽にしたいのか、その人がどんな人なのかがだんだん伝わってきました。気づけば、ある一曲を通して繋がることができる、不思議でとても楽しい時間になっていました。一人一人に大切な音楽があり、大切な聴き手がいるということが、どの演奏からも伝わってきます。ストリートピアノを通して、いろいろな人と音楽に出会うことができます。そんな幸せな時間を、今年もぜひ実現できることを願っています。=====ネクストステージに挑戦中です!最後まで引き続き温かいご支援&応援をお願いいたします!!!
スタッフからのメッセージ の付いた活動報告
おはようございます!ページをご覧いただいてありがとうございます。本日は、毎年スタッフをしてくださっているyamasinさんからのメッセージを紹介いたします!==========「ストリートピアノすみだ川」のイベントに撮影で関わっているyamasinと言います。本業はグラフィックデザイナーで、両国門天ホールで行われるコンサートのチラシのデザインも手掛けています。毎年ストリートピアノには老若男女、色んな方が参加されます。みなさんの表情や身体、指の動きを見ながら撮影しています。屋外でギャラリーがいるという少し特殊な環境で演奏されるのはご苦労も多いかと思うのですが、毎年多くの方が参加されてみなさん楽しんで弾いておられる姿は清々しいものがあります。そして、このイベントならではの楽しみが、音大生さんたちが中心に加わる即興セッションです。この時は音楽の本当の楽しみを垣間見るような思いになりますが、演奏出来ない自分も加わりたくなると同時に、参加出来ない悔しさもあります(代わりにシャッターを押してます)。もしご支援をいただけたら、是非「ストリートピアノすみだ川」に足を運んでいただいて、このイベントを体験していただきたく思います。隅田川沿いのテラスで陽もあたり風が通る絶好のロケーションです。もし可能ならストリートピアノに参加されるのもアリかもしれません(ピアノの上手い下手は関係無いと思います!)。生の演奏に触れる=聴くのも弾くのもどちらも出来るまたと無い機会だと思います。両国門天ホールと言えばやはりピアノ(スタインウェイのグランドピアノ)です。このストリートピアノで活躍するアップライトピアノも然り、両国門天ホールのアイデンティティとも言えるかと思います。「ストリートピアノすみだ川」はホールの存続にも関わる重大なイベントです。このイベントを続けることが両国門天ホールを支えることにもつながるかと思います。またこれを機に両国門天ホールで行われるコンサートやイベントに関心を持っていただけたらと思います。=========今年のストリートピアノすみだ川でも多くの方にセッションを体験していただきたいです。応援どうぞよろしくお願いいたします!記事のシェアもとっても嬉しいです!
おはようございます。ページをご覧いただいてありがとうございます。本日は、毎年スタッフをしていただいている、はっとりまりさんのメッセージを紹介します。======ストリートピアノすみだ川の魅力は、川辺にアップライトピアノが置いてあること。この景色がとても好きです。そこに人々が行き交い、ピアノの音色が聞こえる。ピアノが街に置いてあるだけで、いつもの景色が非日常に変わる。お昼頃から始まって夕方まで。毎年楽しみに参加する人、通りすがりにピアノを弾いていく人、色々な人たちが緩やかに繋がって、そんな雰囲気も心地いい。毎年、同じ場所で音楽で人々がつながるって、いいよね。と思います。======今年もまた隅田川テラスで皆さんとお会いして、風を感じながらピアノを楽しみたい!引き続き、応援お願いいたします。
数年前よりスタッフをしてくださっている加藤直子さんからメッセージをいただきました!========音が声を、笑いを、響かせる「ストリートピアノすみだ川」からいろいろなひとのたのしいがつながっていきました。それは、この場をつなげることからはじまっているのです。========ストリートピアノすみだ川の場を未来につなげていくために、ぜひご協力お願いいたします!
映像作家の上田謙太郎と申します。これまでに3度「ストリートピアノすみだ川」の記録映像をつくりました。2018年(門天ホールで実施)、2019年、2022年です。映像を撮っていて、いくつか印象的な思い出があります。3つ紹介します。まず「ストリートピアノすみだ川」と言えば、音楽だけではなく、大道芸や造形ワークショップなど、工夫を凝らした演し物があるのが楽しいです。演し物がピアノが乗った山車の時もありまして(2019年)、その山車が壊れたり、直したり、なんとかかんとかしながら完走した光景を思い出すと、今でも笑顔になります。毎年、企画・プロデュースをしている方々のがんばりと粋なアイデアによって、演奏以外でも、みんなをワクワクさせてくれます。2つめは音楽のバラエティです。情熱大陸のテーマのような、ストリートピアノならではの盛り上がる曲はもちろん、クラシックの名曲も弾かれるし、みんなが知っている唱歌やポップスもあれば、ゴリゴリの現代音楽や即興演奏も聴こえてきます。たぶん、このバラエティは、プロジェクトを運営する両国門天ホールが、これまでずっと幅広い音楽表現のプラットフォームの役割を担ってきたことが影響しているのでしょう。音楽のバラエティで見逃せないのが、即興からめーる団を中心にした演奏サポーターの存在です。彼女たちの伴奏が加わることで、ちょっとたどたどしい演奏がとってもグルービーな音楽に変わったり、飛び入り演奏を誘発する大きなセッションが生まれたり、驚きのある音楽体験ができます。撮りながら私も、カメラを揺らしてノってしまいそうになります。また、「ストリートピアノすみだ川」が示すバラエティは、音楽ジャンルの話だけではないんです。「ストリートピアノすみだ川」は、ミスのない完璧な演奏やよそ行きの演奏...ではない演奏も、そこに共存できる場です。音楽がしたい、ピアノを弾きたいという気持ちが出た演奏を気張らずにのんびり聴くことは、音楽を聴くとはどういうことかということを改めて考えさせてくれます。大きいホールでの演奏会も良いけど、街場を歩いている時、民家から聞こえてくるピアノ練習の音が(例えば、同じ箇所を間違えながら繰り返す演奏など)、意外と心にグッとくる状況に、ちょっと似ているかもしれません。3つ目は常連の子どもたちの様子です。前回撮影した時にいた子どもたちにまた会えると、とても嬉しくなります。少し身体が大きくなって、演奏も上達していて、そういう成長を見れるのが嬉しいです。ある時の子どもたちが、自分の演奏は真面目にやって、セッションにも参加しました。それ以外はと言うと、会場のまわりでじゃれて遊んだり、駆け回ったりしているうちに、夜の帳が降りてきました。川の水面に墨田の街の灯りが揺れ始めます。美しい時間だと思いました。私が子どもだった頃の、地域の盆踊りのことを思い出しました。「ストリートピアノすみだ川」には、演奏する/演奏を聴くだけではない、豊かな余白があります。「ストリートピアノすみだ川」がわたしたちに渡してくれるものは、川のそばで音楽を分かち合う時間と、そこに集う人たちのゆるやかな関係です。少し大げさかも知れませんが、「ああ、また今年も隅田川のほとりであの時間があるのだな」と思えることは、市民社会における一つの希望のように思います。また今年も開催できるように願っています。上田謙太郎(映像作家/愛知大学文学部メディア芸術専攻准教授)






