


はじめまして、紺よう子です。35歳で乳がんと診断され、片胸を失ったわたし。当時、息子たちは1歳と3歳でした。わたしは絶望の淵に立っていました。手術後は、自分の身体を見て涙する日々が続き「女性としての価値を失った」と感じ、孤独の中で自分を責めていました。しかし、家族や友人、医師やカウンセラーなど、多くの人たちの愛やサポートによって「どんなわたしでも愛される」「命がある限り、人は何度でもやり直せる」という希望を胸に抱き、少しずつ前を向き始めました。
紆余曲折ありましたが、自分を肯定する勇気と自信を手に入れたことで、50歳でカウンセラーとして独立。現在では、書籍を書いたり、過去の自分と同じように「本当の自分で生きられない人」の心に寄り添い人生を変えるお手伝いをしたりするまでになりました。
また、2025年7月には内面と外面の美しさやリーダーシップを重視したコンテストに初出場、キャンサーサバイバーであることのスピーチでW受賞、世界大会への出場権を獲得しました。これは、当時の自分からは考えられないほどの大きな変化です。
この経験を通じて気づいたのは、わたしたちは誰もが何かしらの傷を抱えて生きているということです。それは身体的な傷だけでなく、心の傷や過去の後悔かもしれません。しかし、その傷こそがわたしたちの人生の証であり、個性であり、美しさです。
今回のクラウドファンディングでは、わたしの渾身の写真集を通じて、同じように悩みや不安を抱える方々に「ありのままでいい」と思える勇気を届けたいと強く願っています。

人生は「きれいなこと」だけではありません。生きていれば「悲惨なこと」「恨み」「辛み」「憎しみ」などいろんな感情があります。
それらすべてが積み重なって、今のわたしができています。完璧ではない、むしろ不完全なままのわたし。それでも「そのままでいい」と思えるようになったのは、これまで生きてきた証を受け入れたからです。
そして現在では、メディア掲載多数、Amazonベストセラー14冠達成の電子書籍4冊、累計820万回再生のInstagram動画など、多くの方に存在を知っていただくまでになりました。
これまで言葉で発信し続けてきたわたしが、あえて「写真」という視覚的な表現に挑戦したのは、言葉では届かない感情やバイブレーションをダイレクトに伝え、多くの人々の心に深く響く作品を目指したいと考えたからです。
実は、16年前に被写体となった写真集(『その咲きにあるもの』(河出書房新社))が出版されているのですが、そのわたしが53歳で再び被写体となることで、年齢や見た目、過去の傷に縛られない、真の美しさと尊厳を表現できるだけでなく、社会に一石を投じられると考えています。
今回の写真集の撮影では、廃墟…つまり「死」を連想させるような場所もロケ地に選びました。命の終わりと向き合いながら、自然光の中で「ありのまま」を表現することで、見ている方々に強いメッセージやバイブレーションを感じていただけると確信しています。
写真では、乳がんの手術痕や帝王切開の痕なども包み隠さず載せています。その姿を「怖い」「衝撃的だ」と受け取る方もいるかもしれません。しかし、これはわたし自身の身体の歴史であり、命を繋いだ証なのです。生きること、存在することの光と影の両面を隠さず届けたい、そう思いました。
写真は、見る人の心に直接届き、言葉では変換しきれない感情やメッセージを伝えることができます。この写真集が、わたしの物語を超えて、見る人それぞれが自分自身の物語を思い描くきっかけになれば幸いです。

今回の写真集制作では、世界的に著名な音楽家や俳優を長年にわたり撮影してきた重鎮カメラマン・Takeshi.Y氏に撮影をお願いしました。難病を抱えるお子さんを持つ父親であり、とても熱いパッションを内に秘めた方です。
還暦を迎えた今「生きている間に、人生をかけた撮影をしたい」という想いから、このプロジェクトに賛同してくださいました。
撮影は、ライトやレフ版などは使わず、自然光を活用して行われました。着用するものや小物、ヘアメイクはすべてわたし自身でセルフプロデュースし、Takeshi.Y氏とポーズやロケーションを話し合いながら、二人三脚で撮影を進めました。このようなシンプルな形での撮影だったからこそ、わたし自身の「ありのまま」を最大限に引き出すことができました。
さらに、撮影時には、乳がん発症当時1歳だった、20歳の息子もアシスタントとして参加してくれました。息子として、そして表現者としての両方の視点から、撮影を支えてくれたことは、お互いにとってかけがえのない経験となりました。
こうして家族や仲間と一緒に作り上げた写真集は、わたしの人生そのものを映し出す「比類なき作品」と言っても過言ではありません。

今これを読んでいる方のなかには「自分に自信を失っている」「自分に価値がないと思っている」――そんな気持ちを抱えている人もいらっしゃるでしょう。また、そのような方々をそばで支えている方もいるかもしれません。
そんな方々に、この写真集を通じて「あなたはあなたのままで十分価値がある」と伝えたいのです。完璧を目指さなくてもいいのです。
わたし自身も「女性としての価値を失った」と感じ、自分を責め続けた時期がありました。しかし、ある日「胸があってもなくてもわたしはわたし」「命がある限り、何度でもやり直せる」と気づき、それからは、傷も含めて「これがわたしだ」と思えるようになりました。自分を受け容れることができると、見える景色が大きく変わっていきます。
この写真集は、単なる作品集ではありません。わたしという被写体の物語を超えて、見る人それぞれに今必要なメッセージを届け、一人でも多くの方が「ありのままで生きる勇気」を手に入れてほしいと思っています。

このプロジェクトの目的は、写真集「SCAR」を通じて、「そのままの自分でいい」と思える勇気を届けることです。乳がんを経験した方はもちろん、告知されて絶望に押し潰されている方、自分に自信を持てない方、「わたしなんて」と思っている方、そして女性を支える立場にいる男性や家族の方々にも、このメッセージを届けたいと考えています。
多くの人は、自分の苦しみや気づきを公に表現する手段を持っていません。だからこそ、わたしのように表現できる者は、その声を代弁していけばいいと強く考えるようになりました。
これは、わたしが過去に本を出版した際、読者が「自分は文を書くことができないので、できる人が代わりに言語化して気持ちを形に変えて届けてくれるのはありがたい」と感謝を伝えてくれたことで気づいたものです。
「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」という言葉をご存知でしょうか?
これは、”桃や李(すもも)は、何も語らなくても、美しい花や実に人は自然と集まってくる”という意味です。
写真という手段は、言葉で語らずとも、ありのままの姿が、見る人の心に何かを残すことができます。この写真集は、誰かの代わりに「語られることのなかった本音」を形にした、一冊です。目を背けたくなる傷跡さえも、誇りとして写し出すことで、「ありのままが美しい」と再認識する力になります。
このメッセージをより多くの方に届けるため、写真集の制作・普及には多大な費用が必要です。
皆様からのご支援をいただくことで、この大切なメッセージを形にし、一人でも多くの方の心に光を灯したいと願っています。

①写真集(1冊・サインなし)+お礼メールが届くプラン 3,500円
写真集「SCAR」を1冊お届けする、シンプルなプランです。ご自身のためにじっくり味わっていただくのはもちろん、身近な方へのサプライズにもぴったり。
ページをめくるたびに、命の尊さや前を向く力を感じていただけるはずです。この1冊が、あなたや大切な方の心をそっと支える存在になれば嬉しいです。
※こちらのリターンは税込・送料込となっております。
②超おすすめ!出版記念パーティーVIP参加権付き写真集 15,000円
写真集1冊(サイン入り)のほか、メイキングオフショット写真集と出版記念パーティーVIP参加権(都内開催予定)が付くプランです。
日時:2026年1月24日(土)12時~
会場:東京駅周辺
定員:3名(VIP限定)
※会場は後日調整させていただきます
※支援者様の交通費や滞在費は各自でご負担ください。
この特別なプランでは、なんと「抱擁権」もセットに!あなたをハグハグします。直接お会いして、わたしの物語を共有し、心温まるひとときを過ごせることを楽しみにしています。
③伴走型しっかりカウンセリングチケットつきプラン 50,000円
写真集1冊(サイン入り)、御礼メール、メイキングオフショット写真集のほか、あなたの心のサポートをしっかり行う「伴走型カウンセリング(Zoom)60分×3回」がセットになったお得なプランです。
カウンセリングはZoomで、リターン返送月の12月5日から6か月以内(2026年6月4日まで)に実施可能です。お一人おひとりのペースに合わせてじっくりとお話しし、あなたが前に進むためのサポートをいたします。
お話すると心が明るくなり、行動が変わると定評があるカウンセリングです。自分と向き合いたい方や、人生の新たな一歩を踏み出したい方にぴったりです。


わたしが思い描いているビジョンは、たくさんあります。その中でも、特に強く実現したいと願っているのが、以下の3つです。
1. 乳がんサバイバーとして、心と命を守る活動を広げること
35歳で乳がんを経験し、早期発見のおかげで命が救われました。日本の乳がん検診受診率は、OECD諸国の中で最低レベルにあると指摘されています。だからこそ、検診の大切さを伝える啓発活動と、当事者の心のケアの必要性を感じています。女性として、母親として、さまざまな立場の方が安心して本音を話せる場を、これからもっと増やしていきたいと思っています。
2. 想いを広く届ける存在になること
これまで多くの方の心にマンツーマンで寄り添ってきましたが、今後は講演・セミナー・研修などを通して、もっとたくさんの人の背中を押せるような活動をしていきたいと考えています。これからのAI時代、人に影響を与えられるのはやはり人です。年齢や過去にとらわれず、挑戦することの大切さを、わたし自身の生き方を通して伝えていきたいです。
3. 算命学を活かしたカウンセリングの普及
人には生まれ持った資質や特性があります。算命学をとり入れたカウンセリングでは、それらをデータとして可視化し、自己理解や自己受容につなげていきます。「自分ってこうだったんだ」と安心できる体験を、もっと多くの人に届けていきたいと願っています。
これらのビジョンを、一つずつ丁寧にかたちにしていくことで、誰もが「自分らしく生きる勇気」を持てる社会を目指しています。





最後まで読んでくださりありがとうございます。この写真集は、乳がんという現実を抱えながらも「胸がなくても胸を張って生きる」ことを選んだ女性の物語です。年齢や見た目、過去の傷に縛られて「わたしなんて」と生きる希望を見失いかけた人へ――言葉では届かない思いを、“生きる姿”で伝えたくて、この一冊をつくりました。
・自分を肯定できずに苦しんでいる女性へ
・大切な誰かを支えたいと願う男性へ
・心の奥にある、言葉にならない叫びを感じたいすべての人へ
これは、ただの写真集ではありません。生きることに、もう一度“優しさと希望”を取り戻すための、心の処方箋です。あなたの「手に取る」その行為が、誰かが「本当の自分」と仲直りするきっかけになります。
どうか、この写真集を通して伝えさせてください。胸がなくても、年齢を重ねていても、傷があっても、女性はこんなにも美しく生きられるということを。
そして、どうか覚えていてください。自分にウソをついて生きるくらいなら、本当の自分でいて、嫌われてもかまわない、と。
そのくらい、自分の命と心を大切にしてほしいのです。過去のわたしを救ってくれたように、今どこかで孤独に震える誰かの、心の灯りになれたらと願っています。
あなたの応援が、このメッセージを必要としている人のもとへ届く力になります。どうか、力を貸してください。そして、乳がんになったとき、まだ1歳と3歳だった息子たちに心からの感謝を込めて。凄絶に辛かったけれど、あなたたちがいてくれたから生きてこられました。そして、今もなお支えてくれている両親や家族、友人たちのおかげです。
今は、あんなに窮屈で苦しんだ、女であり、娘であり、母親でいられることに感謝しています。

Q1: 写真集はどのような内容になっていますか?
A1: 写真集「SCAR」は、わたし自身の身体の歴史や命の証を記録したものです。乳がんの手術跡や帝王切開の傷跡など、包み隠さず掲載しています。それらを通じて「そのままの自分でいい」と思えるメッセージを伝えたいと考えています。
Q2: 支援はどのように使われますか?
A2: 支援金は写真集の制作費、撮影費、印刷費、そしてプロジェクトの広報活動に使用されます。
Q3:写真集はいつ頃届きますか?
A3:2025年10月中の刊行を予定しており、完成次第、順次発送させていただきます。詳細なスケジュールが決まり次第、活動報告にてお知らせいたします。
Q4:サイン入り写真集はどのリターンで手に入りますか?
A4:5,000円以上のリターンでサイン入り写真集をお選びいただけます。
Q5:出版記念パーティーはいつ、どこで開催されますか?
A5:2026年1月24日(土)12時~、場所は都内での開催を予定しております。詳細はプロジェクト終了後、リターン対象者様にご連絡させていただきます。
Q6:法人として支援したいのですが、領収書は発行されますか?
A6:はい、法人様向けリターンには領収書を発行させていただきます。
Q7:海外からの支援は可能ですか?
A7:はい、海外からの支援も可能です。リターンによっては別途送料が発生する場合がございますので、各リターンの説明をご確認ください。
最新の活動報告
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写真集をお届けできる日が、日に日に近づいています(^^)
2025/11/29 19:00「SCAR」にご支援いただいたみなさまへいつも温かく見守ってくださりありがとうございます。現在、写真集『SCAR』は、製本と発送準備を進めているところです。デザイナーさんや印刷会社さんと細かな最終調整を行いながら、より良い形でお届けできるよう作業を進めています。包材なども準備万端で、写真集が納品されるのを待っています。「とても楽しみです。首を長くして待ってます!」というお声もいただいて、うれしい限り(^^)わたしも待ち遠しい気持ちです。「気にしてたのにクラファン終わっちゃった~(涙)。買えますか?」とお声かけくださる方もいらして、本当にうれしいと思っています!(クラファン終わってもお届けできますので、お気軽にお問合せください)【いくつかお願いがあります】①ご住所の確認について現在、発送先の入力作業を進めています。登録内容に不明点があった方に、こちらからメール等で確認をさせていただいております。確実にお届けするための確認となりますので、該当のご連絡が届いた方は、お手数ですがご返信をお願いいたします。②リターンのご予約について【龍神浴】【マッサージ】【算命学鑑定】などのリターンは、ご自身で予約をお取りいただくタイプとなっております。CAMPFIREからの案内メールをご確認いただき、まだの方は忘れずご予約ください。(有効期限内でのご利用をお願いいたします)お手元に届くまで、あと少しだけお時間をください。みなさまが写真集を開いた瞬間に「待っていてよかった」と思っていただけるように、最後までしっかりと仕上げてまいります。どうぞ、楽しみにお待ちくださいませ!引き続きよろしくお願いいたします。紺 よう子 もっと見る
【ご支援の御礼と今後のご案内】
2025/11/01 17:59【ご支援の御礼と今後のご報告】写真集『SCAR(スカー)』クラウドファンディングが、おかげさまで多くの方に応援いただき、無事に終了いたしました。たくさんの温かいご支援とメッセージを、本当にありがとうございました。これからいよいよ、最終校正に入り、印刷工程に進んでまいります。印刷にはおよそ3週間ほどを予定しており、その後、一冊ずつ手作業で丁寧にお届けしていきます。お手元に届く頃には初雪が舞うころか、少し早めのクリスマスプレゼントかもしれません。少々お時間を頂きますが、一人での手作業のため温かくお待ちいただけますと嬉しいです。※リターンの返送期間は2025年12月5日~2026年6月4日までとなっております。写真集は、ページを開いた瞬間、五感を通して「想い」が伝わるよう、最後まで心を込めて仕上げていきます。出版記念パーティーや鑑定リターンなどの詳細につきましては、改めて個別にメールにてご案内いたします。楽しみにお待ちくださいませ。このプロジェクトを通じて、皆さまからいただいた想いが、わたしの心に温かく灯り続け、たくさんのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。これからも、写真集『SCAR』の物語をどうぞ見守っていてください。感謝を込めて。紺よう子 もっと見る
【最終日残り6時間!】支援者102名達成、感無量です。「心に響く、いい本です」
2025/10/31 18:00いよいよ本日、写真集『SCAR(スカー)』クラウドファンディングの最終日を迎えました。ここまで応援・ご支援・シェアをしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。おかげさまで、ついに支援者100名を超えることができました。この数字はただの数ではなく、ひとつひとつに想いと優しさが詰まった奇跡のような数です!コツコツと声をかけ続け、次第に声をかけていただいたこの一か月半が思い出されます。思いもよらなかった方々からの応援や温かいメッセージをいただき、「えっ!見てくれていたんだ」と胸が熱くなる瞬間が何度もありました。本日、帰国したデザイナーさんが最終チェックをしてくださっています。開口一番、「めちゃくちゃいいですね。感無量です。」そして、わたしの命を救ってくれた友人からもこんな言葉をいただきました。「ほんとすごい作品でした。心に響きます。ゆっくり手に取って写真と文章を読むのが楽しみです。並大抵の努力で到達できる境地じゃないです。誇らしいです。」今日、試し刷りの本をめくりながら、改めて静かにページと向き合いました。あの頃の引き裂かれるような痛み、支えてくれた家族や友人たちの顔、そしてSCAR誕生に力を貸してくれた人たち…すべてが蘇り、繋がって、今ここに生きていることに感謝し、胸が熱くなりました。心の中で「やっぱり、いい本だ」と、思いました。人は、誰にも話せない時、助けてもらえない時があります。そんな時、この本だけが近くにいて心の琴線に触れるときがあってほしい、そう願いました。今すぐにでなくても、何年後になっても、わたしのかわりに。この作品が、誰かの勇気や希望になりますように。どうか、ラスト6時間。最後の最後まで見届けてください。もしよろしければ、たくさんの涙と努力がつまったこの写真集をご購入いただきたいですし、シェアやご紹介で広めていただけたら嬉しいです。クラウドファンディングは本日、10月31日で終了です。https://camp-fire.jp/projects/857536/view皆さまと共にここまで歩めたことに、心から感謝を込めて。本当にありがとうございました。紺よう子写真集『SCAR』プロジェクト もっと見る





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