◇はじめにご挨拶
強くなければならない、成功しなければならない ー 男性のみなさん、そんな風に感じたことはありませんか?
いつも優しく笑顔で、場を和ませる存在でなければならない ー 女性のみなさん、そんな風に感じたことはありませんか?
私たちは、たくさんの「男らしさ」「女らしさ」に縛られて生きている。そう考えたことはないでしょうか?
空気のように当たり前になってしまったけれど、どこか息苦しい・・・そんなもやもやを、私たちのイベントで、男性学、女性学のプロフェッショナルも交え、一緒に考えてみませんか?
◇このプロジェクトで実現したいこと
・ 日本が、「男らしさ」「女らしさ」ではなく、「自分らしさ」を大切にできる社会になる、そんなきっかけになること。
・「ジェンダー問題」というと、女性や、LGBTの問題として捉えられがち。だけどそうではなく、男性の問題でもあるという考えを1人でも多くの人に広めること。
・そうすることで「強い男」「稼ぐ男」という単純な理想像ではなく、男性にも多様な生き方がある、女性にも多様な生き方がある、と参加者のみんなが実感できること。
◇プロジェクトをやろうと思った理由
実行チームのほとんどは、イギリスの大学院で「ジェンダー学」を修了しました。
「ジェンダー」というと、どこか、「後でやればいっか」と考えられがちな日本。その「後で」は、いつになっても来ていないような気がします。
「ジェンダー」のこと。どんな自分でありたいか、誰を愛するか、どんな風に愛するか、どんな風にコミュニケーションをとりたいか。100人いれば100通りの、生き方がある。でも、日本で生きる私たちはまだ、「男の生き方」「女の生き方」この2つに分けられているような気がして、なりません。
男性はスーツを着て、毎日電車で通勤し、転職したいと思っても、家族を支えていかなければいけないため、イヤな会社にも我慢して通い続ける・・・
女性は少々のセクハラも、笑ってやり過ごさなければ、面倒なやつだと思われて上司や先輩に嫌われる、と我慢する・・・
そのうち、「自分らしさ」を、そして自分とともに生きてくれる大切な人の「その人らしさ」を忘れ、男らしさや、女らしさでしか、見れなくなるのでしょうか?
イベント当日は、プロの方々をお招きし、改めて、ジェンダーを通して、人がその人らしく生きることのできる、そんなそれぞれの「らしさ」を受け止めることのできる「やさしい社会」について、みんなで考えませんか?
◇イベント詳細
日程:2018年9月16日(日)14:00~17:00
場所: The Amplifier (Impact HUB Tokyo イベントスペース)
〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場1階
■電車: JR 山手線、都営三田線「目黒」駅から徒歩約8分
■バス: 渋谷駅東口より東急バス72 系統に乗車し「田道小学校入口」バス停下車。徒歩約3分
参加:一般 1000円 学生 500円
====ゲストスピーカーの方々=======
・多賀 太さん (関西大学教授 男性学、教育社会学専門
一般社団法人ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン(WRCJ) 共同代表)
著書に『男子問題の時代』『男性の非暴力宣言』や『男らしさの社会学』
・諏訪原 健さん (元SEALDs、現在は大学院で教育社会学を専攻)
twitter @swa_swa_swatch
日本の民主主義や教育を中心に執筆や講演を行い、AbemaTV等にも出演。
AERAdot.連載『20代の処方箋』で
・「女性専用車両は男性差別という社会風土の弊害」https://dot.asahi.com/dot/2017090500012.html?page=2
・「元SEALDsの諏訪原健が炎上したTwitterの「女性だけの街」論争に参戦」
https://dot.asahi.com/dot/2018012900101.html
・Kody(コーディ)さん (クィア、フェミニスト)
twitter @PumpkingJack英国大学院ジェンダーとメディア学修了。
#0428私は黙らないでのスピーチなど、フェミニストとして活動や発信を続ける。
・TORJA Toronto+Japan
VOL.85 AUGUST 2018
pp26-27 「人生のBefore & After」http://torja.ca/kody/
・毎日新聞:セクハラ「私は黙らない」新宿駅前で抗議集会
https://mainichi.jp/articles/20180429/k00/00m/040/070000c
・#私は黙らない0428 ◎ Kody
https://www.youtube.com/watch?v=DfGsb4mOQCY
・鈴木みのりさん (ライター)
ジェンダー、セクシュアリティへの関心を通して『wezzy( messy)』『i-D Japan』『東洋経済』等に映画、ドラマ評を執筆。 2017年『週刊金曜日』書評委員。クィア。
・北村 文さん (津田塾大学 学芸学部英文学科講師)
専門は社会学、ジェンダー研究、アイデンティティ論。
著書に『日本女性はどこにいるのか』『英語は女を救うのか』『合コンの社会学』
ファシリテーター:実行メンバー
▼資金の使い道
みなさまにいただいた資金は、イベントを実行させるために欠かせない、以下のことに使わせていただきます!
・当日の会場レンタル費
・ゲストスピーカーの交通費ならびに報酬
(みなさん、プロの方。きちんと報酬をお支払いしたいと考えています)
・リターン制作費ならびに発送料
・PR費 (デザイナーさんへの謝礼、印刷代)
▼リターンについて
①3000円:お礼メール+当日の映像
②5000円:当日の映像+当日入場無料(本人+一名様)
③10000円:当日の映像+当日入場無料(本人+一名様)+本一冊
※リターン在庫制限=ナシ
※パトロンの方へのイベント参加の交通費は支給できないのですが、
5000円以上のご支援を頂いた方には、ご本人さま及びご友人お一人のイベント無料参加券を差し上げます。
本はゲストスピーカーの多賀太先生の著書を予定しておりますが、
今後のゲストにより選択肢が増える可能性があります。
・男子問題の時代(多賀太先生)
・Black Box (伊藤 詩織さん)
▼最後に
実行チーム一同、日本のジェンダー規範や、そこから来る生きづらさを変えたいという強い気持ちを持ち
ここまでやってきました。
どうか実行できるよう、お力添えをいただけましたら幸いです。
最新の活動報告
もっと見る「ジェンダーで考える、やさしい社会」<完>ありがとうございました!!
2018/09/30 02:53 「ジェンダーで考える、やさしい社会」 2018年9月16日、東京都目黒区Impact HUB Tokyo (https://hubtokyo.com/)で開催され、 約70名の方にお越しいただき、大成功となりました!! 当日は ジェンダーで考えると、やさしくない社会・女性とアイデンティティ・ジェンダーとメディア・男性は下駄を履いている?ジェンダーを、もっと自分ごと化してみる・性暴力はだれの問題?・メディアにおけるジェンダーの描かれ方とその影響・ジェンダーに関する経験の違い 等を話したのち、 参加者のみなさんも含めて、「どうしたら、やさしくなる?」についてお話をしました。 ジェンダーのこと。 それは、大学の講義室で学ぶ「ちょっと難しい何か」ではなく、 テレビで女性差別反対を唱えるデモに参加する人たちだけのものではなく、 「LGBTの人たち」だけのものではなく 私たちの隣に座る大切な人、私たち自身のこと、です。 「男らしさ」「女らしさ」の二分化がまだまだ根強いこの社会で 自分が「女らしさ」「男らしさ」に当てはまるか当てはまらないかで見られるのは、とても苦しい。でも、その苦しさを放っておいたままだと、 いつしか自分の隣に座る大切な人のことも 「男らしさ」「女らしさ」で見たり、評価したり、 そんな風になってしまいそうな気がしてなりません。 ジェンダーのこと。私たちのこと。誰を、どんな風に愛するか、どんな風に生きていきたいか。 ひとりひとりの「こうでありたい」が少しでも尊重される社会に近くために。 そんな願いの込められた私たちのイベントに今回参加していただいたみなさん、 応援のメッセージをくださったみなさん、 そして、イベントの実行に欠かすことの出来なったクラウドファンディングのパトロンになって下さった皆さん、 この度は本当に、本当にありがとうございました!!! ジェンダーで考える、やさしい社会実行メンバーの活動をこれからもどうか、よろしくお願いします! ※クラウドファンディングのリターンに含まれている動画は、現在準備中です。完了次第、パトロンのみなさんにお送り致します。 もっと見る
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