プロジェクトの実行者について
はじめまして、早川虎次郎です。
私はNikon F2という1970年代の機械式フィルムカメラを使い、独学でフィルム写真を撮り続けています。
ふとカメラを手にしたとき、人の「一瞬の表情の美しさ」に心を奪われました。
そこから写真の世界に魅了され、独学でフィルム写真を学び始めました。
フィルム写真には、デジタルでは表現しきれない独特の色彩や粒子感、そして光と影の描写があります。
一枚一枚を大切に撮るからこそ、その一枚には「時間」や「感情」がしっかりと焼き付けられていると感じます。だからこそ、写真を見返したときに、当時の記憶が鮮明に蘇るのです。

このたび、自身初となる写真展『Reminiscence -追憶- 』を山梨県甲府市にあるカルチャーショップ&スペース「文化沼」にて開催することとなりました。
本展示では、現代のストレス社会の中で「過去を振り返ること」や「記憶に触れること」の大切さをテーマに、フィルム写真が持つ“記憶の鮮明さ”と“懐かしさ”を皆さんに届けたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
この展示では、私がこれまで撮りためてきたフィルム作品、そして写真展開催日まで撮り続ける新作も含め、全100点の展示を目指しています。
ただ並べるだけでなく、見る人の心の奥にある“追憶”と交差するような、濃密な空間をつくります。
また、作品を“一つの形あるもの”として残し、みなさんの手元に半永久的に残したい為、写真集(PHOTO BOOK)を目指しています。
私が写真集(PHOTO BOOK)を制作するのは、ただ作品を“見せる”ためだけではありません。
スマートフォンやデジタルデバイスで、写真が手軽に消費されていく今の時代だからこそ、紙という形に残し、手に取ってもらうことに意味があると感じています。
ページをめくる指先の感覚、紙の手触り、インクの匂い——
写真集(PHOTO BOOK)というメディアには、視覚だけではない「身体で感じる体験」があります。
一枚一枚の写真に込めた時間や感情が、静かに、でも確かに伝わっていくことを願って。
私の写真集が、誰かの心の奥にある記憶や感情をそっと揺り動かすような存在になれば嬉しいです。
印刷は、紙の質感や色味にこだわりを持つ長野県の藤原印刷株式会社様に依頼予定です。
プロジェクト立ち上げの背景
フィルム写真を見返すとき、当時の感情や光景、人の気配までが鮮明に蘇ることがあります。


この体験は、日常に追われる中で忘れかけていた大切な感情を呼び起こしてくれました。
「立ち止まって、過去に想いを馳せる時間が、今の私たちには必要なのではないか」
そう感じたことが、この写真展を開催しようと決意したきっかけです。
また私は、誰かの“見せようとしない表情”にこそ、その人の本当の魅力があると信じています。
雑誌のスナップでも、広告でも、被写体が「かっこよく映ろう」「綺麗に見せよう」とする瞬間ではなく、
ふと緊張が解けて見せた笑顔や、どこか遠くを見つめる素の横顔の方が、見る人の心に深く残る。
そんな“無意識の瞬間”を私は見逃さず、写真として残したいと考えています。

そして、たとえ自分の容姿に自信がなかったとしても、
「この瞬間のあなたは本当に素敵だった」と伝えられるような写真家になりたいと思っています。
目指すのは、広告やメディアの中で見せる“演出された美しさ”だけではなく、
その人の奥にある“自然な輝き”を引き出す写真。
この展示は、そんな写真家になる為の大切なスタートダッシュであり、自分の作品や存在を多くの人に知ってもらうきっかけにしたいと考えています。
これまでの活動と準備状況
私は独学で写真を学び、NikonF2を使用した完全マニュアル撮影にこだわりながら、日々撮影を続けています。
Instagram(@k0jir0_)https://www.instagram.com/k0jir0_?igsh=MXJqbWJpOTVlYmh0bQ%3D%3D&utm_source=qrを通して作品を発信しながら、日々の撮影に対する丁寧なアプローチに共感の声もいただいています。
※写真展開催の為、現在一部作品を非公開にしています。
2025年にはファッションブランド「s.o.l.o prove design」のLook撮影を担当しました。


ブランドの世界観に沿ったフィルムの質感を評価いただき、撮影を任されました。さらに、同ブランドがHYPEBEAST JAPANに掲載された際(2025年5月31日投稿)、私が撮影した写真
が公式投稿内に使用され、多くの方の目に触れる機会となりました。



資金の使い道
ご支援いただいた資金は、下記の費用に充てさせていただきます。
- 会場費(4日間):40,000円
- 作品プリント・額装費:180,000円
- フライヤー・DM制作費:40,000円
- 写真集制作費:90,000円
- 会場設営費・什器など:50,000円
- 雑費(輸送・交通など):20,000円
- 人件費 (会場スタッフ): 80,000円
- 合計:500,000円
※目標に届かなかった場合でも展示は実施し、不足分は自己資金にて補填予定です。
リターンについて
支援してくださった皆さまには、心を込めたリターンをご用意しています。
1. サンクスメッセージ(メール)|1,000円
2. PHOTO BOOK(作品集)|5,000円
3. 展示作品プリント(額装なし・メッセージ入)|10,000円
4. 展示作品プリント(額装付き・メッセージ入)|20,000円
5. 1DAYスポンサー(15枠)|30,000円
※リターンは12月下旬の発送を予定しています。
スケジュール
6月 |
フライヤー制作開始/印刷会社と打ち合わせ |
7月 |
クラウドファウンディング実施/展示作品の撮影継続/PHOTO BOOKデザイン構想/リターン制 作準備 |
8月 |
展示準備追い込み/PHOTO BOOK試作スタート |
9月 |
展示作品の印刷開始/写真展フライヤー配布開始 |
10~12月 |
PHOTOBOOK完成/最終リターンの発送/展示報告の発信/写真展開催 |
最後に
この展示は、私一人の力では完成しません。
写真を見た皆さんの記憶や感情と重なり合って、ようやく“追憶”という空間が立ち上がるの
だと思っています。
「いま、この瞬間を忘れたくない」「昔をふと懐かしく思い出したい」
そんな気持ちを呼び起こす展示になればと願っています。
どうか、あなたの力を貸してください。
「Reminiscence -追憶- 」が、誰かの記憶の光になるように──
応援、心よりお待ちしています。








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