
堀金箔粉株式会社様におかれましては、このたびご製作いただいております金箔貼りの工程を拝見する栄を賜りました。

その手法は、俵屋宗達の金箔技法に着想を得られ、単に四角を整然と並べるのではなく、わずかにずらしながら重ね貼りを施されるものでございます。ひと貼りごとに膨大な労を要する工程ながら、百年の歳月を経て風合いが模様となり、やがて姿を現すであろうという深き浪漫を込めてくださっております。

また同時に、京表具株式会社 弘誠堂様におかれましては、本屏風の基礎をなす骨組みに「骨縛り」を施し、軸を堅牢に固定されたのち、約一か月にわたり天日に干すことで、わずか数ミリ単位の木の収縮をも精緻に調整していただいております。

さらに当日には、作品完成の最終段階において、漆塗りの縁にあしらう飾りについても、あらかじめ剪定を行わせていただきました。






