
選挙って、実はおもしろい!?未来の有権者と考える「推しの一票」
2025年7月に実施される参議院選挙に合わせて、子どもたちが実際の選挙を体験できるプロジェクト「こども参院選2025」。
そのプレイベントとして、小中高生・大学生を対象としたワークショップ#2を開催しました。
2回目のテーマは、「推しの政党はどこ?」。
今年は、18歳選挙権から10年という節目の年ということで、「こどもも、自分の意見を持っていいんだ」というメッセージをこめて、模擬投票やワークショップを行いました。
Work 1:知っておこう!選挙のルール
ワークショップでは、「これはOK?NG?」という選挙クイズから挑戦。例えば…
母からのメールを友達に転送して選挙の応援 → NG!(未成年の選挙運動は禁止されています)
選挙バイトで報酬をもらう → NG!(原則、選挙運動はボランティアです)
政治の話をSNSでする → OK!(政治活動と選挙運動はちがいます)
子どもたちが、ルールの違いをきちんと理解しながら「考える主権者」に一歩ずつ近づいていく時間となりました。

Work 2:選挙ってなんだろう?「推し活」から考える民主主義
ある大学生は、「Snow Manの推しポイントってなに?」と聞くと、「プロ意識」「仲の良さ」「夢を与えてくれる姿」など、いろんなポイントを教えてくれました。
そこから話題は「政党の推しポイント」へ。「Snow Manの推しポイント」と同じで、推しのポイントは人それぞれ。
選挙公報をタブレットで比較し、「推せる/推せない」のちがいを、感覚ではなく具体的な言葉でメモしていきます。
このワークを通して、「選挙って、自分の気持ちや理想を誰かに託すことなんだ」という実感を持ち始めたようです。

Work 3:投票体験で「初めての選挙」にドキドキ!
今回の選挙は、「自分がフェアだと思う投票方法」を選んで実施。
「①受付 → ②投票用紙をもらう → ③記載台で記入 → ④投票箱へ」本物そっくりの投票所を再現したコーナーでは、子どもたちが実際に投票を体験。みんな真剣な表情です。


まとめ:「最初の選挙は、ポケモンの始まりと同じ」
最初の選挙は、ポケモンの始まりと同じように、誰がどんなことをしてくれるのか、よくわからないところからスタートします。
しかし、ポケモンと主人公が、ポケモンの世界で旅をしながら成長するように、本来、政治家と私たち主権者が、よのなかという世界を旅しながら共に成長できるのが民主主義社会の良いところ。
選挙とは、その時々の最適なデッキを組むこと、というのが、代表の考えです。
この体験が、将来の「ほんものの選挙」への第一歩になることを願っています。


そして、明日はいよいよ「ワークショップFinal」こども参院選の開票作業を行います!
ぜひお楽しみに!
ご支援のお願い
こども参院選は、皆様のご支援によって成り立っています。現在、クラウドファンディングを実施していますので、ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。




