
“行きたくなる投票所”をデザインしよう!
2025年7月に実施される参議院選挙に合わせて、子どもたちが実際の選挙を体験できるプロジェクト「こども参院選2025」。
そのプレイベントとして、小中高生・大学生を対象としたワークショップが開催されました。
テーマは、「思わず“行きたくなる投票所”なんだろう?」。
参加者自身が理想の投票所をデザインし、選挙の仕組みについて楽しく深く学ぶ時間となりました。
Work 1:「フェアな投票」ってなに?
ワークショップの導入では、「夕ごはんのメニューを家族全員で“投票”して決めるなら?」というユニークな設定からスタート。
おじいちゃんは麻婆豆腐、弟はハンバーグ…意見がバラバラな中で、どう決めるのが“フェア”なのか?
4つの投票方法の違いを比較しながら、「少数意見も反映されるには?」「自由記述は本当に平等?」など、多様な視点で意見が交わされました。
鳥取会場の様子(6/29)
Work 2:“行きたくなる”投票所をデザイン!
後半は、理想の投票所のイメージをふくらませるセッション。
まずは「投票所を漢字一字で表すと?」という問いからスタート。たとえば…
「安」:安心して行ける場所
「楽」:楽しい雰囲気
高知会場の様子(6/30)
そのあと、「入口」「受付」「記載台」「投票箱」などのパーツごとに担当を決め、模造紙やカラーペンを使って、オリジナルの投票所をデザイン!
「受付の人が着ぐるみだったら?」「投票箱の音がなったら?」など、自由な発想が飛び出し、楽しさと創意工夫にあふれた時間となりました。
島根会場の様子(7/11)
Work 3:振り返り
最後は、グループごとのデザイン発表。
「子どもが、安心して投票できるような設計にしました」「リラックスできることを意識したデザインにした」など、それぞれのグループが“行きたくなる”投票所に込めた思いを伝えました。
岡山会場の様子(7/17)
まとめ:こどもたちが“未来をえらぶ力”を体験!
今回のワークショップは、単にアイデアを出し合うだけでなく、「自分の意見を言う」「他者と話し合う」「みんなが納得できる方法を考える」ことの楽しさと難しさを、体感的に学ぶ機会となりました。
次回は、実際の投票体験&本番準備へ!自分たちが考えた“フェアな投票”が、いよいよ本物の投票所になる日が近づいています。
ご支援のお願い
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