皆さんこんにちは!2回連続でアイテムの紹介が続いたので今回はDragon's Back Race(以下DBR)に向けたトレーニングについて山での練習について紹介します。⚫︎『トレラン』よりも『登山』の意識DBRに向けて山のトレーニングで意識するのは、ロードランニングの時同様「アップダウンに耐えられる身体づくり」です。コースとなるウェールズの山々はアルプスの山々のように急峻な岩陵帯が多いため、『トレイルランニング』というよりは『登山』の要素の方が強く、登り降りで身体を支えてくれる脚・お尻の筋肉が重要になります。そのため山トレーニングの行程もアップダウンがしっかりとあって、累積標高が稼げる行程を探して行いました。⚫︎『トレイルポール』の有効活用『登山』的な要素を意識してトレーニングを行うことと合わせて意識していたのが『ポールの有効活用』です。DBRでは初日から累積標高が3,000mを超えるハードな行程のため最初からポールを使用することができます。ポールはうまく活用できれば登り・降りで消費する筋力を大きく節約できる大事なアイテムなのです。なので山でのトレーニングでは登りでも降りでも積極的にポールを使って、登りでは楽に身体を持ち上げていく感覚、降りでは段差を降りる時の着地衝撃を緩和しやいすいところにポールを突くことを意識しました。⚫︎トレランポールの選び方練習の話からは逸れるのですが、選ぶポールの種類についても大事にしています。僕の場合はアドベンチャーレースをはじめ、今回のDBRのように何日もかけてゴールを目指すレースに挑戦することが多いです。加えて道無き道を進むこともしばしばあるため、疲労や集中力不足などによる不意の転倒もよくあります。そんな時でもポッキリと折れてしまわないように柔軟性がある「アルミ製」のポールを選んでいます。素材と併せて重視しているのが長さです。本来であればグリップを握ってポールを地面についた時に肘が直角になる長さがオススメのポール長になるのですが、敢えてそこから1サイズ短いタイプを使います。そうすることで道無き道で不意に出くわす急登や大きな段差で、高い位置からでもしっかりとグリップを握って身体を持ち上げやすくできるようにしています。個人的に愛用しているのがMountain Kingの【トレイルブレイズ】です。アルミ製の折りたたみ式ポールで、各メーカーが出しているアルミ製モデルのなかで比べても非常に軽いのがイチオシポイントです。トレイルポールを味方にできれば、僕のようにレースで使う方はもちろん、登山をする方も体の負担を減らすことができるので日帰り登山の時から敢えて使って練習しておくのはオススメです。DBRに向けた山練ではしっかりとポールの使い方を試すことができたので、いい感覚を残してレースで使えそうです。いよいよ本番まで残すところあと15日!トレーニングではいい感覚を覚えつつ、準備は忘れ物がないようにしっかりと整えていきます。引き続きご支援・応援よろしくお願いいたします。







