
ご支援くださった方が175名となりました。御礼申し上げます!
Qten Genki Book『九』には「松岡正剛の千夜千冊」の中の1冊をキーブックとした三十三冊屋のほか、ゲスト選者のみなさまによる「わたしの九州一冊」も掲載します。松岡さんとご縁のある方々が選書にご協力くださいました。活動報告では「千夜千冊」の引用でゲスト選者の顔ぶれをご紹介していきます。どなたがどんな「九州本」を選んだのか、想像しながらご覧ください。
★安田登さん(能楽師)
「とても多彩多能な人なのだが、27歳のときに能に魅せられてからは本業が能楽師になった。能楽師といってもシテ方や囃子方や流派などいろいろあるけれど、安田さんはのちに師となった鏑木岑男のよく響く声に最初にぞっこん参ったせいもあって、下掛(下懸)宝生流のワキ方の能楽師になった。シテ方ではなくあえてワキ方を選んだところに、本書に開陳された思想がまさにその一端なのだが、安田さんの独特の真骨頂が見える。」





