
「これ…本当に真夏の花なんですか?」
クラウドファンディングの応援者の方から、写真を見てそんなメッセージをいただきました。
たしかに、普通ならこの時期のトルコキキョウは、暑さの影響で色が「甘く」なりがち。
けれど、うちの子たちは少し主張が激しめなんです。
真夏でもしっかりと濃く、鮮やかに。
むしろ「この暑さが味方なんじゃ?」と思えるくらい、強い色を咲かせてくれます。
今シーズンの主役は「ボヤージュ・ホットピンク」
この夏、タカセ花園でひときわ注目を集めているのが「ボヤージュ・ホットピンク」という品種です。

発色が圧倒的で、写真越しにも「ビビッドさ」が伝わります。
ちなみに、近縁の「ボンボヤージュ・スウィートピンク」とは兄弟のような関係。
いわば進化したトルコキキョウです。
クラファンの応援ページに載せた写真を見て、
「え、これが真夏に咲く花!?」と驚かれる方が続出しているのも、決して大げさな話ではありません。
〜なぜ普通はこの色が出せないのか?〜
理由はシンプルで、この品種は「早生(わせ)寄り」の性質があるからなんです。
平地のような暑い地域で育てると…
・ 丈が伸びきらない
・ 花のボリュームも、色の濃さも出ない
結果、カタログ写真のような「理想の発色」には届きません。
これが、多くの生産地で「ボヤージュは難しい」と言われる理由です。
〜タカセ花園だからできる“えぐい発色”の秘密〜
そのカギは、標高550mの立地にあります。
タカセ花園では3月に定植し、山間部の冷涼な朝晩を活かして、ゆっくり育てます。
この寒暖差が、花の色をしっかりと乗せてくれるのです。
平地では真夏に「暑さで消えてしまう色」が、山の涼しさで見事に残る。
これが、「えぐい発色」の正体です。
とはいえ、立地だけで再現できるほど甘くはありません。
このボヤージュシリーズ、ちょっとでも水やりの仕方を間違えると病気が出やすいんです。
特に恐ろしいのが「フザリウム菌」。
だから、慎重になって水を控えがちになります。
その結果、花が小ぶりになり、発色も弱くなる…。
でも、ヒロトは違います。
平気で2時間、水やりします。笑
なぜそんな大胆な栽培ができるのか?
その秘密が「徹底した土壌消毒」にあります。
〜秘密は土壌消毒〜
タカセ花園では、定植前の土壌の消毒を徹底しています。
病気に強い環境を整えているからこそ、大胆な水やりができるんです。
その結果
• 茎はしっかりと伸び
• 花は大きく
• そして色も驚くほど冴え増す
2時間の水やりが、奇跡の発色を支える裏側にあるなんて、ちょっと意外かもしれませんね!
…でも、この「土壌消毒の話」には、もっと深い裏話があります。
また今度、じっくりお話ししましょう。
〜あとがき〜
クラファン応援者の皆さまに、こうして花の裏側をお話しできるのが本当にうれしいです!
2日の23時に投稿予約していたはずなのですが、起きたら下書きごと消えていました…涙
トホホ。
次回も、よかったら楽しみにしていてくださいね!



