「ことばのこてん」のクラウドファンディングのページへようこそ。
突然ですがあなたは、
「ことばのこてん」が何か知っていますか?
それは個展でも、古典でもありません。
「ことばのこてん」とは
です。
例えば、
と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。
ある人は「夜景」だと言いました。
遠くから見れば綺麗な夜景も、ただの残業の蛍光灯の光かもしれません。
ある人は「イケメン」だと言いました。
遠目イケメンっぽく見えた彼も、すれ違う頃にはそうでもないことに気づいたのでしょう。
ある人は「過去」だと言いました。
あんなに辛かった経験も、今となってはいい思い出、ということでしょうか。
ベジタリアンの女性は「スーパーのお肉」だと言いました。
白いトレーに入ったスーパーの鶏肉からは、ニワトリの首を締めて殺す、という事実が見えなくなっているからでしょうか。
ことばは見る人によって、その姿を変えます。
僕たちは、
ことばが見る人の経験や価値観によって
好きに、
自由に、
勝手に、
解釈されるそのさまを
「誤読の自由」と名付けました。
その誤読の自由をテーマに、高校生から社会人まで、幅広い年齢層のことば好きが集い、
一冊の本の中に収められた20コのことばを誤読し、シェアする新しいエンターテイメント。
それが、誤読体感型アトラクション「ことばのこてん」です。
ご挨拶遅れましたが、初めまして!高橋健と申します。
香川県出身の22歳の大学生で、現在は休学し「ことばのこてん」というプロジェクトの代表をしています。
※右側の女の子は江川佳代さん。大事なコアメンバーの一人です。
僕たちの「ことばのこてん」という船は
「誤読の自由」を旗に掲げ、
今まで参加していただいた200人以上の方からの応援を追い風にしながら、
多様化する社会を"ちょっぴり"優しくするため、今日まで活動してきました。
おかげさまで活動開始10ヶ月を経て、開催は14回を数え、
その途中で、18歳の高校生から55歳の社会人の方まで、多種多様な参加者の方々から多くの嬉しい声もいただきました。
また、5月には今までの活動が評価され、Peatix Japan様にて「世界観」の作り方というテーマで、株式会社CRAZYの林隆三さん、野外のオールナイト映画フェスで有名なサトウダイスケさん、話題のリアル脱出ゲームの東京ミステリーサーカスのきださおりさんとご一緒に登壇させていただいたり、
青山学院大学でも「世界観のつくりかた」と、「アートとデザインについて」の講演をしたりと現在は活動の幅を少しづつ広げています。
そして、今年の夏
大阪と名古屋 と、そして僕の地元である香川 に「ことばのこてん」を届けに行きます!
※香川開催が延期になったことでご迷惑おかけいたしました皆さま、大変申し訳ありませんでした。理由に関しましては、「活動報告」に詳しく記載しておりますのでそちらをご覧いただけると幸いです。
だから、
5分間だけください。
このページを読むあなたに
僕たちの思いが、少しでも伝わるように
書きうる全てをここに書きました。
最後まで読んでいただけると幸いです。
では一緒に、あなたの頭の中にただよう
疑問のぐるぐるを晴らしに行きましょう。
▼目次
僕たち「ことばのこてん」では誤読の自由という哲学を大事にしています。
誤読とは文字通り、誤って読むことです。
すべての言葉は誤読の自由を持っています。
私たちはことばをみるとき
全く同じようなものを見ているようで
全く違うものを見ている。
なぜなら僕たちはことばに触れるとき例外なく自らの価値観や経験に照らし合わせて解釈しようとするからです。
僕の大好きな小説の一節です。
世界には誤読しかない。
僕たちが理解したと思っているものは
すべて誤読でしかありません。
それでも僕たちはそのズレを受け入れることができる。
さらに言えば、僕たち「ことばのこてん」が誤読をエンターテイメントのフィルターを通して
アトラクションという形で発信すれば、僕たちは、誤読を楽しむことができると思っています。
誤読の自由を、英訳するならばそれは
になると僕たちは考えています。
違いを違いとして、ズレをズレとして
理解するでもなく、誤読としてただ受け入れ、楽しむ。
「ことばのこてん」の会場に充満する空気はそんな多様性の匂いのする空間です。
ディズニーランドのようなアナウンスの流れる会場。
中に入るとそこには、1卓5〜6人のテーブルがあり、ひとり一部ずつ冊子が用意してあります。
ページをめくると、そこには真っ白な背景の真ん中にたたずむ言葉がひとつ。
その印象(=誤読)をゲスト5,6人で時に熱く、時にしっとり語り合います。
※8/12から8/22の間にこちらの項目に記載してありました3つのことばを含む画像に関しましては、誤字と出典の不備がございました。ご迷惑おかけいたしまして大変申し訳ありません。詳しい内容につきましては「活動報告」に記載してありますのでそちらをご覧ください。
僕たちが今活動の中心にしているのは東京です。
人口3700万人
都市別GDPでは世界一の超巨大都市
数々のイベントが生まれては消えていくその巨大なマーケットのなかで僕たちは
「ことば」というものをテーマに活動してきました。
※バックナンバー(過去の冊子たち)
でも「ことばのこてん」は東京だけで開催していいのか。
Facebookページにをフォローしてくださる方には地方の方も多くいます。
大阪、名古屋、広島、長野、沖縄...etc
そして毎回一人か二人は、わざわざ遠く地方から来てくださる方がいらっしゃいます。
夜行バスや新幹線を使ってわざわざ僕たちがつくる空間に遊びに来てくれる。
大阪や名古屋からわざわざ来てくれるお客さんがいるのなら
今度はそんな方達の恩返しのためにも、僕たちが会いに行こう。
そして、それを通じてより多くの人に
「ことばのこてん」を知ってもらおう。
今回はこの二つの理由から日本各地で「ことばのこてん」を開催することを決めました。
クラウドファンディング を決心した理由は二つあります。
一つ目は、クラウドファンディングをきっかけにより多くの人に知って欲しかったからです。
初めて「ことばのこてん」を開催したとき、参加者のほとんどは僕の友人でした。
しかしそこから少しづつ回数を重ねるごとに、参加者が参加者を呼び、全く知らない方も来てくださるようになりました。
半径80cmの友人から、
500km離れた大阪からお越しの参加者まで、
多くの人を巻き込みながら、「ことばのこてん」は雪だるまのように大きくなってきました。
そんな雪だるまを、さらに大きくすることができるのがクラウドファンディング という仕組みです。
僕たち自身のことを応援してくれるひと、「ことばのこてん」に来てくださった今までの参加者、そしてこれから「ことばのこてん」に来るひとたち
そんなに人たちと、一緒に大きな雪だるまをつくることでいつもよりも圧倒的に多くの人に知ってもらえる。
それがクラウドファンディング を決心した1つ目の理由です。
二つ目の理由。それは、「ことばのこてん」が社会にとって、支援するに値するものかどうかを確かめたかったからです。
ツアーに必要な資金を調達するだけなら、クラウドファンディングの他にも方法はありました。
僕と同行するメンバー全員がいつも以上にアルバイトに励み、お金を貯めて行くことも出来ましたし、
僕が学生ローンで借金をして、イベントの売り上げで後から返済することだって出来ました。
それでも僕たちがクラウドファンディング という形をとったのは、僕たちの価値を確かめたかったからです。
今回のクラウドファンディングで達成した金額は、
まさしく「ことばのこてん」の時価総額になるのだと思います。
数字が語るのは事実です。
支援し得てくれる人が0人なら、「ことばのこてん」は一銭にも値しないプロダクトだということになりますし、
目標金額に達したのなら、支援してくれた皆さんが「いいよ。行っておいで」というメッセージになるんだと思います。
僕たちは、(特に高橋健は、)
「ことばのこてん」を通して、社会に価値を生み出したい人間の集団です。
でも、その価値を値踏みするのは僕たちではありません。
これを読んでいるあなただと思うんです。
このページを最後まで読み終えたあと、
僕たちがつくる「ことばのこてん」とそのメッセージに、価値があるなと思った人の支援額がそのまま
「ことばのこてん」の今の価値の総量、時価総額を決めるのだと思います。
今回はそれを確かめるためにクラウドファンディングすることに決意しました。
僕たちがあなたの支援に値するかどうか、どうか最後まで読み進めたあと決めてくれたなら嬉しいです。
・開催地までの移動費(レンタカー、ガソリン代):100,000円
・滞在費(2週間分):80,000円
・会場費:30,000円
・CAMPFIRE手数料:42,500円
こんなに長い長い文章を、最後まで読んでくださってありがとうございます。
最後にもう一つだけ。
僕たちが「ことばのこてん」をやる理由
についてお話させてください
世界がグローバル化するにつれ、世界はどんどん多様化していきます。
そもそも多様で、同じものなど何一つない世界で
僕たち人間は今まであまりにも多くのものを一括りにして来たのだと思います。
そんな世界が今、より細かく、より小さく区切られ
小さな声がインターネットを通じて多くの人の耳にふれるようになった現代。
僕たちが普通に生きているだけでも、異なる価値観と出会う機会は多くなるはずです。
そんなとき、ひとりひとりが、誤読が前提に生きていれば、
たとえどんなに自分とは違う価値観と出会ったとしても、
「私はこう思うんだよね、誤読かもしれないけれど。」
「あの人はこういう考えなんだろうな、きっとこれも誤読だけど。」
そんな"良い意味"で「あきらめ」と「ためらい」を含んだ
優しいコミュニケーションを実現できると僕たちは信じています。
誤読が開く可能性のドア。
そのノックの音が全国の人に聞こえるように。
そして多様化する社会が少しでも優しくありますように。
ご支援、ご協力、よろしくお願いいたします!!!!
代表:高橋健
メンバー:秋山和哉、志賀広大、志堅原史麿、佐藤楓、高田夏子
活動名:「ことばのこてん」
最新の活動報告
もっと見るリターン発送時期確定のお知らせ
2019/02/12 13:41こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
最後の「ことばのこてん」in 名古屋を終えて、
2018/12/11 21:09-noteより転載(https://note.mu/ketoka3/n/n76b31f5d999e)- 『最後の「ことばのこてん」in 名古屋』、無事終わりました。参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。僕たちが伝えたいメッセージや作りたい空気感を感じ取っていただけたなら幸いです。 これをもって今までの「ことばのこてん」は終わりにします。いわば、シーズン1はおしまいです。2017年の夏に発足してから、今日まで東京、大阪、名古屋にて多くの人に楽しんでいただいた形をここで終わりにすることに、全くためらいが無いわけではありませんが、著作権の問題然り、僕の個人的な思い然り、いろいろと考えた末に出した答えです。これで良いと信じています。 とはいえ、もしかしたらまた同じ形に行き着くような気がしないでもありません。最初に好きだと思った服を何時間も迷った挙句に買ってしまうことがあるように、僕が最初に着想したあの「冊子」と「音楽」と「偽名」という形にいきつく可能性は否定できないです正直なところ。それでも、もしそうなったら、そうなったでいいと思っています。0度と360度は同じようで違うし、「ことばのこてん」がコマのように1つブレない軸(誤読の自由という哲学)さえもっていれば、たとえ全く同じ形に帰結したとしても、そういうものだと受け入れます。今大事なのは、離れること、壊すこと、終わりにすること。そんな気がしています。そういうわけで、長くなりましたが、今までの形とはお別れです。1年半のご愛好、本当にありがとうございました。 シーズン2は2019年春を予定しています。再び「誤読」を軸に、全く新しいエンターテイメントを皆様に届けられるよう、これからも誠心誠意、つくりあげていくつもりです。これからもよろしくお願いいたします。「ことばのこてん」代表、高橋健※なおクラウドファンディング のリターンである特製冊子の作成が遅れています。それに合わせて発送も後ろ倒しにしました。楽しみにしてくださった方々には申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください! もっと見る
リターンの発送時期の延期について
2018/12/09 10:16こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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