お目通しありがとうございます！本州最北・青森県は八戸市で【平日に学校へ行かない子どもも親もゆっくりしてほしいと思う場所🐢ひなた】を不定期開催しております【かめこ】と申します。

【不登校の親】経験者という肩書ひとつで「過去の自分が欲しかった場所」を作るべく、手探り活動を続け２年。

その間多くのご縁に恵まれ、多くの助けを得て、今年の２月には市内および近隣の不登校に関する情報（支援団体や体験談などの公開・不登校経験者のトークライブ）を集約・公開するイベント【ASSORT ~不登校の情報・声・居場所集めました～】を開くことができました。

その際初めてクラウドファンディングに挑戦し、おかげ様で開催資金満額を得ての開催となりました。今回は第２回【ASSORT】開催に向け、２回目のクラウドファンディングに挑戦、プロジェクトを立ち上げるに至った次第です。

第２回【ASSORT】は１０月１３日（月・祝）の１０：００~１６：００、青森県八戸市の公共施設【八戸市総合保健センター】のホールをお借りしての開催となります。

企画～開催までほぼひとりで行い、手作りイベント感満載の第１回【ASSORT】には私の想像を超える本当に多くの人が足を運んでくださいました。その結果、終日たいへん混み合ってしまったので、今回は会場規模をどどんと大きく、内容もより濃く充実したイベントを目指します。

〇八戸市圏域を中心にフリースクール・オルタナティブスクール・塾・居場所など不登校当事者および保護者が利用対象の支援類の情報提供

〇不登校に対し間接的に支援となり得る活動・団体の情報提供

〇各種講演等（不登校経験者によるトーク・八戸短期大学より講師による講演・ローカルタレントによる不登校トーク&ショー）

〇不登校支援活動者による無料相談ブース設置

〇不登校が身近なオーナーによる有料出店ブースコーナーの設置

以上が現時点での企画内容です。

不登校は罪でも罰でも悪でもない。だけど、子どもも親も不登校を端に心身が追いつめられる。そういう姿を居場所活動を通じ見てきましたし、自身も経験しました。子どもも親もそこに来ればたくさんの情報と選択肢が得られ、張り詰めた心に明かりが灯るような場所…【ASSORT】の目指すところです。

それと同時に、何かと「暗く」「重く」「固く」閉じて扱われがちの不登校をあえてオープンに、誰でも足を運び覗いていける開かれたイベントにすることで不登校自体が特別でも問題でもないということを多くの人に知ってもらえたらと思っています。

私には三人の子どもがいて、そのうちふたりが不登校を経験しています。子ども達が不登校になってからのしばらくは今振り返ってもとても苦しい記憶です。

布団の中で丸くなって起きてこれない子どもを横目に「今日も学校を休みます」と連絡することから始まる朝。手をつけない宿題が積み重なり高さを増す部屋に引きこもる子どもに、規則正しい生活なんて望むべくもなく…そんな状態の我が家にとって当時の支援は正直心を重くする枷のようなものでした。

復学という先を見据え、生活リズムを整え、少しでも勉強を。

そうですね。それはもちろん大事なことでしょう。それで、それはどうしたらできますか？それができない私達親子は先がありませんか？それができないという弱音はこぼしてはいけないですか？私達は頑張らないといけないですか？…既に心が限界だというほどに頑張っているのに？

…とまあ。この辛さは私自身が子どもの復学をすっぱり諦め「ごちそうじゃない普段のご飯をおいしく食べられる心身より大事なものはない」という現在の活動コンセプトに至るまで抱え続けました。そんな当時の私に【こんなところがあるよ】と私が教えてあげたいイベントをやりたいと思ったのです。それが第１回【ASSORT】という形になり、多くの人（不登校当事者・保護者だけではなく教育関係者や支援に興味がある方、議員の方なども）が訪れ、多くの反響をいただき、イベントを前後して地元新聞やローカルラジオにも取り上げていただき…当時の私に必要だったと思うものは、たくさんの人・社会に必要とされるものだったのだと強く実感しました。

一方で、前イベントに関心を持った不登校当事者および保護者の全てが会場に足を運べたとは思っていません。都合等の問題より前に、心身が整わず外に出ることが難しい状態がままあることも、経験的に理解しています。私は【ASSORT】を今後も年１~２回のペースで開催し【今動けなくても不登校に寄り添う場所がちゃんとあり続けてるよ】と、イベントの存在をお守りのように心に置いてもらえたらとも思っています。

今回の目標額は２００，０００円、前回に比べ大幅増額です。会場や内容の充実を図ったことによるもので、知識・経験のないまま行き当たりばったりで企画した前回の至らぬ部分にきちんと手が行き届くよう予算を組んだ上の額面です。

第２回【ASSORT】は企画・開催にあたり私ひとりではなく、仲間とチームを組んで動いています。その頼もしい仲間たちが惜しみなく力を貸してくれるので、私ひとりでは実現し難い厚みのあるイベントに向かって現在も邁進しているところです。その代わりといいますか、【ASSORT】は私がやりたくて始めたことなので、その開催資金は私が責任をもって調達すると決めています。

その上で本プロジェクトに挑戦する理由はふたつあります。ひとつは【ご支援を賜ることで継続開催につなげやすくしたい】、ひとつは【本プロジェクトを通じ多くの人に不登校に積極的に触れて欲しい】ということです。

今回も私がやりたくてやるイベントなので、自腹開催も依存は全くありません。ただ、規模の拡大に伴い必要額が大きくなった負担は間違いなくあり、今後も継続して開催を考えた時、私の力だけで資金捻出は現実的ではなく…何より私の思いに賛同する方々のお力を貸してもらえたら、そうしてそのお力が不登校の足元に生まれる不安や孤独に寄り添う形を成せたなら、きっとそれは私ひとりが資金をひねり出して開くイベントよりもっと素敵で温かい場になるんじゃないかと思うのです。

①お礼のメッセージを返送：１，０００円

②かめこ活動マスコット【タマネギリクガメ】のあみぐるみ＋手書きのお礼メッセージカード：３，０００円

③お名前とメッセージをイベント会場に掲示：１，５００円（個人向け）

④「不登校に寄り添うお店」としてイベント会場内に広告設置権：５，０００円（企業向け）

※詳細はリターン品メニューを直接ご確認ください。

拙い長文にお目通しいただき本当にありがとうございました。ここまで関心を持って見ていただけでも意味あることだと思っています。増え続ける不登校当事者と保護者が針の先に立つような不安を抱え孤立しなくていいいような、学校に行かないことで自身の価値を見失わない環境・支援を多くの中から当たり前に選べる社会を願い、本州のはじっこで興した【ASSORT】をもう一度開きたい私によろしければお力添えください。

よろしくお願い致します。