※2025/10/13 追記【目標金額達成のお礼】
おかげさまで目標の10万円、ネクストゴールの100万円を達成できました! ありがとうございます。いただいた支援金は大切に使わせていただきます。 終了までまだ時間がありますので、今後はファイナルゴール【150万円】にチャレンジします!
最後まで走り切りますので、応援よろしくお願いいたします!
はじめまして。株式会社アカツキ 会長の山形勝也と申します。
このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

私の父が生まれ育ったのは、
和歌山県の小さな集落・江須之川(えすのかわ)地区です。
この地域は、豊かな自然に囲まれ、海と山が織りなす四季折々の表情が今なお残されています。
しかし一方で、住民の7割以上が60歳を超え、少子高齢化が進む現実があります。人々の暮らしは昔ながらに穏やかで温かいのですが、年々人口は減り、伝統や行事が続けられるかどうか不安な声も聞かれるようになっています。

私自身、幼い頃に父と一緒に訪れた記憶があります。
海辺を駆け回り、集落の人々に声をかけてもらったあの日の風景は、60年経った今もなお変わらずそこにありました。時間が止まったかのように、懐かしさと安心感を与えてくれる江須之川は、私にとって特別な場所です。
数年前、父が亡くなりました。
その出来事をきっかけに、私はあらためて「自分の故郷に何かできることはないだろうか」と強く考えるようになりました。大切な人を失うことで、これまで以上に父の故郷やルーツへの想いが深まったのです。

江須之川には、春の厄払いの餅撒き、夏のお盆の集い、秋祭りで舞う獅子舞など、今も地域の人々によって大切に守られてきた行事があります。
しかし、人口の減少と共に「この先、続けられるだろうか」という不安が広がっています。もしこの風景や文化が失われてしまえば、もう二度と同じ形で目にすることはできないかもしれません。
だからこそ私は、
この風景を“今のうちに残す”ことが使命だと感じました。
江須之川の美しい景色と人々の営みを、イラストという形で記録し、カレンダーとして多くの方にお届けしたい。
そこに込めたいのは「忘れられてはならない風景を未来へ伝える」という想いです。

このカレンダーが、江須之川を知るきっかけとなり、少しでも多くの方の心に触れ、そして「こんな場所が日本にあるんだ」と興味を持っていただけたらと願っています。
和歌山県の小さな集落・江須之川には、昔ながらの営みや行事が今も息づいています。
1月19日 春日神社の厄払い「モチ撒き」

毎年1月19日、春日神社では新しい年の厄を祓う「モチ撒き」が行われます。
境内に集まった人々の頭上から、白く丸いお餅が次々と舞い降り、子どもたちが歓声を上げながら手を伸ばします。寒空の下に響く笑い声と、家族で分け合うお餅の温かさは、新しい一年の無病息災を願う江須之川ならではの風景です。
夏のお盆 初盆を迎える家族が公民館に集う風景
夏のお盆には、初めてお盆を迎える家族が公民館に集まり、地域の人々とともにご先祖様を供養します。
蝉の声が降り注ぐ夏の夕暮れ、提灯の灯りに照らされた公民館には、静かな祈りと共に温かな交流が生まれます。悲しみを抱える家族に寄り添い、共に涙し、共に笑う――その時間は、地域が一つの家族であることを思い出させてくれます。
10月中旬 秋祭りで舞う獅子舞
そして10月中旬、集落に最も活気があふれるのが秋祭りです。
太鼓と笛の音が鳴り響き、獅子舞が勇壮に舞う姿は圧巻です。子どもたちは目を輝かせ、大人たちは懐かしい自分の幼少期を重ね、世代を超えて心をひとつにする時間。獅子舞はただの祭りではなく、地域の魂そのものを受け継ぐ象徴でもあります。

しかし、人口減少と高齢化により、
これらの行事もいつまで続けられるか分かりません。
だからこそ、今のうちにこの風景を記録し、未来へ残すことが大切だと私は考えました。
イラストカレンダーは、江須之川の四季の情景と人々の営みを、一枚一枚に閉じ込めた「未来への贈り物」です。消えゆくかもしれない原風景を、今だからこそ多くの人に伝え、共に守っていきたいと願っています。
江須之川を一人でも多くの方に知っていただくことが、
私たちの最大の願いです。
毎日17時になると、公民館から流れるアナウンスが集落に響きます。その穏やかな音は、夕陽に照らされた山々や海と溶け合い、地域全体を優しく包み込んでくれます。その瞬間、江須之川が持つ“時間の流れそのもの”が心に沁みわたり、懐かしさと安らぎを与えてくれます。
この何気ない風景を知っていただければ、「江須之川に行ってみたい」「この土地を残したい」と感じてくださる方が必ず現れるはずです。
そして、その一人ひとりの想いが集まれば、やがてこの小さな集落に新しい未来を呼び込むことができます。

さらに私たちが願うのは、江須之川をただ“過去を守る場所”として伝えるのではなく、“未来をつくる場所”としても発信していくことです。
外から訪れる人が地域の人々と触れ合い、新しい文化や活動が芽生えることで、江須之川は再び活気を取り戻していけると信じています。
このプロジェクトは、カレンダーを届けるだけにとどまらず、「心を寄せる人の輪」をつくる第一歩です。江須之川を知り、想ってくださる方が増えることこそが、次の世代へつながる力になるのです。


江須之川地区 区長の山形勇です。私はこの地で生まれ育ち、気がつけば65年の歳月を過ごしてまいりました。
このたび、クラウドファンディングを通じて江須之川に光を当ててくださるプロジェクトチームの皆さまに、心から感謝しております。私たちにとっては日常の風景であっても、外から見れば特別に映るものがあるのだと、改めて気づかされました。
江須之川は、山があり、川があり、海があり、自然の恵みに包まれた小さな集落です。住民はわずか100人ほどですが、ここには豊かな四季と人々の温かい暮らしがあります。
しかし現実として、高齢化が進み、この先5年、10年を考えると人口減少は避けられない状況です。地域の未来を思うとき、不安も少なくありません。それでも私たちは、この地を愛し、守り続けたいと願っています。
江須之川は、訪れた方に「また来たい」と感じてもらえる場所です。移住を考えている方にとっても、きっと心に残る居場所になると信じています。どうか一度、この素晴らしい江須之川に足を運んでいただければ幸いです。
このプロジェクトを通じて、多くの方に江須之川を知っていただき、未来につながるご縁が広がっていくことを心から願っています。

40年ほど良くも悪くも変わりゆく江須之川を見てきて、「しなければいけない」という使命や義務といったものと「やりたい」という楽しみや希望のような感情を持って 25年ほど江須之川の獅子舞を守り続けてきました。
気がつくと獅子舞保存会の会長を担うことになり祭を通じて江須之川の過去・現在・未来を見る立場になり、希望や課題と向き合っています。
当企画を通じて、江須之川を知っていただき10月の獅子舞をはじめ穏やかでゆったりではあるが少しずつ変化している江須之川に触れたいと思ってもらえるキッカケになればと強く願っています。

ん?Sの川?と、まず名前に心惹かれた和歌山県すさみ町江須之川(えすのかわ)。
訪れる都度、魅了される素晴らしい土地です。
このたびそんな江須之川を紹介するカレンダーを制作しました。
1月は、もちまき。降るようなお餅のシャワーでみなさんワイワイ。
2月江須崎島のお散歩。藪椿が緑に映えて美しいのです。
3月カフェcoconさんのお雛様。飾られたお内裏様とお雛様も江須之川の海の眺めを楽しんでいるよう。
4月桜咲く童謡公園。紀州てまりで遊ぶ子たちを描きました。
5月ケンケンカツオ。これがもう大変美味だそうでいつか食べたい!
6月梅雨の風景。カラフルな傘で歩く母子と山を走る電車。
7月はまゆうの花。白い花火のような花は和歌山に特に多く見られるそうです。
8月お盆。祖先、逝った大切な人へ思いを馳せ、自分の命に感謝し手を合わせます。
9月ホテルマリオットすさみからの眺め。江須崎島を愛でる特等席。
10月獅子舞。浜辺で海に向かって舞う姿を描きました。
11月井戸端会議。家人のかえりを待ちながら近所の方とのんびりお話。昔ながらの風景だそうです。
12月海老網漁。月のない暗い夜に漁へ出て、夜明け頃かかった網をかごに入れて港へ帰ってくるのです。
12枚の絵で江須之川の魅力がすこしでもつたわりますようにと心込めて描きました。

私は生まれも育ちも大阪で、気がつけば60年以上が経ちました。
そんな私ですが、これまで「江須之川」という地名すら知りませんでした。ところが今回、ひょんなご縁からこの地を知る機会に恵まれ、今では“知れば知るほど感動が尽きない江須之川”の応援をさせていただくこととなりました。
なかでも江須崎は圧巻です。本州最南端・潮岬を一望できるその地には、神秘的な無人島「江須崎島」が広がり、まさに絶景。古代の信仰の面影が残る自然、透明度の高い海、そして豊かな生態系が訪れる人々を魅了します。
また、江須崎島にある春日神社は、大阪から車でわずか2時間半ほど。島全体が神域とされ、暖地性植物の原生林がうっそうと茂るその光景は、まるで異世界に迷い込んだかのよう。神秘的な雰囲気に満ちた、まさに“スーパーパワースポット”です。国の天然記念物にも指定されており、自然と信仰が融合したこの場所には、言葉にできない深い感動があります。
ぜひ多くの方に、この江須之川地区の素晴らしさを知っていただきたいと、心から願っております。
今回のクラウドファンディングでは以下のリターンを用意しました。
【江須之川イラストカレンダー】

江須之川イラストカレンダーをお送りさせていただきます。
【イラストポストカード12枚セット】

江須之川イラストカレンダーに使用されているイラストのポストカード12枚セットをお送りさせていただきます。
【企業スポンサー】

江須之川イラストカレンダーの企業スポンサーになれる権利です。
支援者としてカレンダー発送時に同封するチラシに企業名とQRコード掲載させていただきます。
あなたの企業名をチラシでPRできます。
上記以外にもリターンを用意しております。
ぜひリターン一覧をご覧ください。
2025年9月 クラウドファンディング開始
2025年10月末 クラウドファンディング終了
2025年12月 カレンダー発送
2025年12月 リターン実施
江須之川は、地図の上では小さな点にすぎないかもしれません。
けれど、この地には人々の暮らしの記憶や祈り、そして世代を越えて守られてきた物語が息づいています。私にとっては父から受け継いだ大切な故郷であり、多くの方にとっても“心のふるさと”と感じてもらえる場所になりうると信じています。
このプロジェクトは、ただ一つのカレンダーを作る取り組みではありません。
そこに描かれる一枚一枚が、土地の記憶を未来へと橋渡しする役割を持っています。手に取った方が、ふとした瞬間に「自分の故郷」や「大切な時間」を思い出すきっかけになってほしいのです。

将来的には、この江須之川の歴史や暮らしを後世に伝える「郷土資料館」をつくりたいという夢を抱いています。
そこに足を運んだ人が、この地の物語に触れ、懐かしさやあたたかさを感じ、また誰かに語り継いでくれる。
そんな循環を生み出したいのです。
このプロジェクトは小さな一歩かもしれません。けれど、その一歩が、江須之川を知る人を増やし、この地を未来へつなぐ大きな力になると信じています。
どうぞ、この想いに共感していただける方は、応援をよろしくお願いいたします。
あなたの支援が、江須之川の風景を未来へ残す力になります。
共に、この大切な原風景を守り、未来へ手渡していきましょう。
最新の活動報告
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読売新聞、紀伊民報、毎日新聞にて本クラウドファンディングについて掲載されました!
2025/10/28 10:38このたび、本プロジェクト「江須之川の四季の情景や祭りを描いたイラストカレンダー」について、読売新聞、紀伊民報、毎日新聞 の各紙にてご紹介いただきました。また、紀伊民報の記事は Yahoo!ニュース にも掲載され、多くの方にこの取り組みを知っていただく機会となりました。地域の取り組みとして始まった本プロジェクトが、このように多くのメディアに取り上げていただけたことを大変嬉しく思います。これもひとえに、支援者の皆さまのご協力と応援があってこそです。今後も、江須之川の風景や営みを未来へつなぐための活動を着実に進めてまいります。残り3日となりましたが、最後まで気を引き締めて取り組んでまいります。引き続きのご支援・ご紹介をどうぞよろしくお願いいたします。株式会社アカツキ会長 山形 勝也▼掲載記事はこちらからご覧いただけます!読売新聞: https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20251018-OYTNT50214/紀伊民報: https://www.agara.co.jp/article/555685Yahoo!ニュース(紀伊民報配信): https://news.yahoo.co.jp/articles/a91d510d592236771045ddda4889aa6b91306d05毎日新聞: https://mainichi.jp/articles/20251028/ddl/k30/040/240000c もっと見る
ネクストゴール更新!目標は150万円へ!
2025/10/16 13:20皆さま、温かいご支援を誠にありがとうございます。前回の活動報告ではネクストゴールを100万円に設定しておりましたが、おかげさまで多くの方に応援をいただき、99名の皆さまから1,010,500円(達成率505%) のご支援を賜りました。この短期間でここまで到達できたことに、改めて深く感謝申し上げます。開始からわずか2時間での目標達成に始まり、その後も想像を超えるスピードで応援の輪が広がり続けています。このプロジェクト「江須之川の四季の情景や祭りを描いたイラストカレンダー」は、人口減少が進む小さな集落の“風景”や“営み”を次の世代へと残すことを目的にスタートしました。この取り組みを通じて、地域の温かさや日本の原風景の美しさを、より多くの方に感じていただければ幸いです。次なる挑戦として、ネクストゴールを1,500,000円(150万円) に設定いたします。ここまでご支援くださった皆さまに心から感謝申し上げるとともに、この輪をさらに広げるため、引き続きの応援・ご紹介・シェアをお願い申し上げます。この挑戦が、江須之川の物語を未来へとつなぐ確かな一歩となるよう、全力で取り組んでまいります。株式会社アカツキ会長 山形 勝也(リターン品のクリアファイルの見本が届きました☆) もっと見る活動報告(公開4日目)
2025/10/04 10:33皆さま、本当にありがとうございます。開始わずか2時間で、当初の目標金額20万円を達成いたしました。想像をはるかに超えるスピードでの達成に、私自身大変驚くとともに、多くの方々の想いに支えられていることを実感しております。いま改めて、皆さまからの温かいご支援と応援に心から感謝申し上げます。現在の進捗状況(10月4日)支援総額:777,000円(388%)支援者数:67名残り日数:27日公開からわずか数日で、このような結果が現れたことは、想像以上のスピードと広がりを実感させてくれています。この「江須之川の四季の情景や祭りを描いたイラストカレンダー」プロジェクトは、高齢化・人口減少が進む集落の“風景”“営み”“伝統”を、未来につなぐ一助になればという願いから始まりました。 風景をただ記録するだけでなく、人の温かさ、時間の流れ、記憶が息づく場所として感じられるような一冊をお届けしたいという思いに、たくさんの方が共感してくださったのだと思っています。次なる挑戦のためにその感謝と期待を胸に、次のステージへ進みたいと思います。改めて設定する ネクストゴールは 1,000,000円。この追加の支援により、以下のような展開を目指したいと考えています:より広範な広報展開(SNS広告、地域メディアとの連携など)プロジェクトの周知・認知拡大費用制作・発送支援体制の拡充皆さまのご協力がさらにこのプロジェクトを加速させてくれます。支援だけでなく、ぜひ次のような形でもお力添えいただけると嬉しいです:SNSでこのプロジェクトをシェアご友人やご家族、ご関心を持ちそうな方へ紹介地域コミュニティや団体にご案内の協力この取り組みを、単なる“カレンダーづくり”ではなく、江須之川という場所の物語を未来へつなぐ“きっかけ”にしたいと思っています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。株式会社アカツキ会長 山形 勝也 もっと見る










写真を見ていたら現地に行ってみて実際の風景を見てみたくなりました☺️