
私はホームジムのロックランズでブラインド選手の濱ノ上文哉くん(ビーチくん)と知り合い、日本選手権、ワールドカップとサイトガイドを担当しました。
日々の練習におけるビーチくんのストイックな姿勢をはじめ
現地で観る選手たちの生き生きとした活躍
ハンデを感じさせないパワフルで圧巻の登り
自分たちの障害を小ネタに使う明るさと
大会に参加する度、パラクライマーのみんなに魅了されていきました。
健常者でもつい自分の不得手を登れない言い訳にしてしまいがちですが。
文句を全く口にせず、ひたすらポジティブにトレーニングに励む選手たちに、
いつもモチベーションをもらっています。
現状パラクライミングには、海外渡航費の捻出、帯同者への資金調達、サイトガイド不足など、課題が山ほどあります。
このコンペをきっかけにたくさんの人にパラクライミングの魅力を知ってもらい、一緒にパラクライミングを盛り上げてくれる人が増えたら嬉しいと思います。
矢﨑 有希





