
昨年度、地域みらい留学のメンバーと訪問した韓国での出会いがきっかけとなり、本上映会が実現することになりました。
韓国では青少年の居場所づくりをするユースセンター、市民とともにまちづくりをするコモンズフィールド、山村留学の運営団体など、韓国の教育やまちづくりのセクターで活動する方々を訪問し、意見交換をしました。
そこで感じたのは、共通の課題を抱える日本と韓国だからこそ、手を取り合い、協力できることがあるということです。
今回は地域みらい留学の事業責任者である、専務理事の尾田に上映会への思いを聞きました。
◇ ◇ ◇
「私たちはいつも予備校に行っている。小学校では中学校のための勉強、中学では高校、高校では大学のため。未来の幸せのためだと言われて我慢しろと言われてきたけど、今幸せになりたくてここにきました」
映画の中でそんな言葉が印象的でした。
日本も同じです。
便利で快適、安全で経済的、効率的な社会が進む中で価値観は画一化(偏差値が高い方がいい、お金を持っている方が偉いなど)され、人間関係は同質化の一途をたどっています。その中で人は「誰でも代わりがきく存在」になり、「自分は社会の一員だ」という実感や「自分らしさ」を持てなくなってしまっているように感じます。
この映画の子供たち1人1人が自分らしさや自分のやりたいことを自分の力で見つけ輝いていました。
こんな世の中だからこそ自分自身が社会の一員として、1人1人が自分らしく輝く世の中を創っていきたいと映画を見てからはより強く思っています。
是非、この映画が沢山の方に届き、一緒に未来を創れたらと思っています。
◇ ◇ ◇
たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございます。
この映画をより多くの方に届けたい――その思いを形にするために、クラウドファンディングに挑戦しています。
未来を共につくるために、あたたかなご支援・応援をどうぞよろしくお願いいたします。






