秋祭りにつどう
10月1日 近隣の保育園などが,運動会があっていた賑やかな宇城市豊野町,光照寺には,120名以上の人が集まり,夏と秋が一緒になったような天気の中,思い切り遊び,話し,味わう楽しい時間を過ごしました。
この秋祭りでは,南相馬のグループの方が,お念珠づくりのワークショップをしてくれました。また,福岡糸島からは,東北震災の支援として,この4年間ずっーと週に1度,福岡糸島の安心美味しい野菜を送っているグループも,秋祭り実行委員として一緒に準備をし,当日は,それぞれの持ち場で動きました。黄色の絵本バスは,東北震災発祥のもので,被災地の子どもたちに一人1冊づつ手渡す活動をしています。今回きてくれたのは,その九州支部のグループです。
このように,振り返れば,東北震災とつながりをもつ秋祭りとなりました。
宇城市の今
宇城市は,まだ地震の揺れが時折あっています。
遊びに来てくれたお母さんの,「まだ数ヶ月の赤ちゃんが,震度1でもどこかに隠れようとする」という言葉が頭から離れません。
お寺の前の川岸には,川の氾濫のあとの工事がおわっていません。
また,台風で農作物にも影響がでています。(リターンの内容もそのために,果物と野菜,野菜の加工物となります。)
そんな話しをするとき,宇城市の人たちの胸の内をおもうと,軽々しい言葉は言えませんし,自分だけは,そんなことに絶対遭わない,などとだれも言えないでしょう。
この秋祭りで支援する方々をみますと,東北震災関連の方も多いように感じました。宇城市の人たちは,今は支援を受ける側になっています。しかし「今度は何か他であった時には,自分たちが動く!」と話す宇城市の方々も多くいました。
次は,こころ強い支援する側にまわれる,そういう強さと暖かさが生まれているのでしょう。
秋祭り実施の仲間たち
グリーンコープ熊本さんは,焼きそばの材料とジュースを提供してくれました。いえいえ物だけではなく,人も来てくれました。本当に感激しました。
やきそばときたら,鉄板とつくる人が必要です。糸山さんのお知り合いのかたが,鉄板とともに登場し,颯爽と作ってくださいました。とっても美味しいやきそばでした。暑い中お疲れ様でした。
九州支部の絵本バスです。この絵本は中古ですが,きれいな状態の絵本にして,子どもたちに手渡します。彼は,ウクレレも上手で,ウクレレを弾いてなんともいい雰囲気をつくってくれました。
なんと,南相馬市からきてくださったグループです。お念珠づくりのワークショップ。カラフルな材料には,大人も子どももワクワクしながら,制作にはまっていました。
ページの都合上,次回ご報告を続けます。
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