プロジェクトの背景
私たち体育会水泳部水球班は創部90周年を迎えたこの節目の年に、新たな挑戦として約半世紀ぶりとなる海外遠征を実施することとなりました。
目的地は水球が盛んにおこなわれ、2025年世界水泳選手権の開催地にもなっているシンガポールです。
私たち水球班は今までにもシンガポール代表と交流を深めてきました。
2023年にはシンガポール代表の方々が来日し、合同練習を行いました。コロナ禍により海外遠征に行くことが厳しい中、海外のチームと練習試合を行えたことは大きな刺激となりとても良い経験を積むことができました。
さらに今年の4月にも、シンガポール代表の方々が再度来日し、練習試合を行う機会がありました。その時には、私たちがシンガポールへの海外遠征を予定していたこともあり、交流をさらに深めるために練習後にグループごとに分かれて食事に行きました。
日本のソウルフードを一緒に楽しみながら、水球の話題だけでなくお互いの国の文化や趣味についてなど日常会話にも花を咲かせました。
水球の技術面だけでなく異なる価値観に触れられる機会となり、国際交流の重要性を実感しました。
このように、水球を通じた国際交流を経験することで、競技者としても1人の人間としても成長し、グローバルな視点を育むことが期待されます。

実現したいこと
競技を通じた国際交流を経験することで得られる新たな価値観が私たちに大きな刺激になると考えています。
プレースタイルには国によってそれぞれ特徴があります。実際に海外の選手と試合を行うとフィジカル、スピード、戦術など日本では経験できないタイプの水球に触れることができます。そのたびに瞬時の対応力が求められ自分をさらに成長させるためのきっかけとなると考えられます。見つかった課題をもとに自分たちの常識を見つめ直し、限界を打ち破るための思考力が育まれ、競技者としての引き出しが飛躍的に拡大することでしょう。
体育会に所属して多くの情熱を競技に注いでいると、留学などの国際経験の機会を逃しがちであるといえます。そんな中でも部活動の延長線上に海外経験の機会があることで、学業と部活動の両立が実現します。
この数少ないチャンスを大事にして在学中に1度は海外遠征を経験できる体制を固め、今後は4年に1度の海外遠征の定例化を確立させることを目指します。今回の遠征はその第一歩となることでしょう。

成蹊大学体育会水泳部水球班について
現在、4年生9名,3年生5名,2年生8名,1年生15名の計37名で活動しています。
私たちは、一部リーグ昇格を目標に掲げ、さらなる技術力向上を目指して、プールでの基礎練習や実践練習に加え、ウエイトトレーニングにも力を入れて日々鍛錬を重ねております。
また「応援されるチーム」になることを目指し、成蹊大学がキャンパスをおく武蔵野市を中心に都内の小中学生向けに水球を知ってもらいスポーツの魅力発信を行う水球教室の開催や、伝統ある吉祥寺秋祭りへのボランティアとしての参加など地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
公式Instagramでは、試合情報や日々の活動記録だけでなく、部員の日常の様子などさまざまな投稿を行っております。
私たちの活動についてより深く知っていただける内容となっておりますので、ぜひ一度ご覧いただけますと幸いです。
※下記リンクからとんでいただくと本部の公式Instagramをご覧いただけます。


リターンについて
ご支援していただいた方々には、感謝の気持ちを込めて、さまざまなリターンをご用意しました。
【3,000円】感謝のメール&遠征集合写真1枚デジタル配布
【5,000円】写真付きはがき郵送
【10,000円】水泳部公式デザイン記念タオル1枚配布
商品サイズ:縦120㎝ × 横62㎝
※画像はイメージです。デザインが変更する場合がありますのでご了承ください。

今後のスケジュール
プロジェクト終了後、夏季休暇を利用して海外遠征を実施する予定です。シンガポールの水球クラブチームとの合同練習及び試合の実施、またOB会であるシンガポール成蹊会との文化交流を計画しています。
私たちがシンガポールを訪れた際には、異文化の中での生活・活動となり自分の中の当たり前が覆されることでしょう。慣れない環境下で言語の壁にぶつかりながらも奮闘することで、挑戦する力が養われ、視野の拡大が見込まれます。
遠征中にさまざまな経験を積み、帰国後は精神的・肉体的にさらにレベルアップした姿をおみせし、一層水球に打ち込んでまいります。

目標金額と使用用途
目標金額 100万円
※CAMPFIRE掲載時の手数料含む
※目標金額を超えた場合は、プロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
最後に
常に高みを目指し、日々弛まぬ努力を重ねている私たち成蹊大学体育会水泳部水球班に、ご支援を賜れましたら幸いです。
皆様からの温かいご支援は、私たちの活動を力強く後押ししてくれる大きな原動力となります。
今後とも、成蹊大学体育会水泳部水球班へのご声援・ご支援を何卒よろしくお願いいたします。


最新の活動報告
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シンガポール遠征を通じた挑戦と成長
2025/09/26 20:26この度は成蹊大学体育会水泳部水球班のシンガポール遠征へのクラウドファンディングにご賛同いただき、ご支援を賜りましたこと深く御礼申し上げます。私たち水球班は2025年9月2日(火)から9月7日(日)にかけてシンガポール遠征を行いました。現地での活動記録及びシンガポールでの体験やそこで得られた学びについてご報告いたします。 〇活動記録【練習について】今回の遠征では、主に朝と夜の二部構成で練習を行いました。シンガポール代表やユースチームとともに練習を重ねるなかで、海外ならではのプレースタイルに触れることができ、貴重な学びの機会となりました。基礎練習や攻防練習を繰り返すたびに見つかる課題の解決に向けて、一つひとつ修正しながら取り組むことで、技術的にも精神的にも成長を実感いたしました。最終日には、シンガポール代表との公式試合に臨みました。果敢に挑戦する姿勢を大切にし、遠征中に培った知識や技術を存分に発揮することができました。練習は主にSingapore Sports Schoolにて実施いたしました。また、9月3日(水)には、2025年世界水泳選手権が開催されたOCBCアクアティックセンター(ダイビングプール)にて練習を行う機会をいただきました。実際に世界大会の舞台を経験できたことは、今後の競技生活において大きな糧となることでしょう。【交流について】遠征中には、シンガポール代表たちと交流を深めるために、さまざまな企画を実施いたしました。プレゼント交換では、成蹊大学から部員それぞれが選んだ日本のお菓子をお渡ししました。シンガポールではなかなか目にすることのない品々に、大変喜んでくださいました。また、交流のしるしとしてシンガポール遠征記念タオルを贈呈し、シンガポール代表からはチームTシャツをいただきました。部員たちはその場で袖を通し、嬉しそうにしている姿が見られ、とても温かい雰囲気に包まれていました。さらに、シンガポール代表の方々と食事を共にする機会も設けました。代表の皆さんがおすすめするシンガポール料理をいただき、豊かな食文化に触れることができました。食卓を囲むことで自然と会話も弾み、水球の話題だけでなく観光や日常生活についても話せたことで、お互いを知る良い機会となりました。会話の中では英語で伝えることに苦戦した場面もありましたが、ジェスチャーを用いたり何度も対話を繰り返したりと伝える姿勢を持ち続けることでより交流を深めることができました。また、遠征最終日の練習では、シンガポール代表と混合チームを編成し交流試合を行いました。各チーム、コミュニケーションを取りながらポジションや攻撃スタイルを調整してゲームを展開しており、楽しみながらも真剣に取り組む姿がみられました。異なる環境でプレーする楽しさと難しさを実感するとともに、国境を越えたチームワークの大切さを学ぶことができました。【観光について】練習の合間には観光の時間も設けられ、班別・学年別に行動しました。マーライオン公園やマリーナベイ・サンズといったシンガポールを代表する観光名所を訪れ、国際都市ならではのスケールの大きさや文化の多様性を肌で感じることができました。普段日本では得られない景色や雰囲気を体感し、世界の広さを改めて実感する新鮮なひとときとなりました。〇今後の展望10月から開催される東京都選手権で3位入賞を目標に部員一同鍛錬を積み重ねております。本大会には一部リーグ所属の大学だけでなく社会人水球チームも出場します。そんな中でも、怯むことなく挑戦する姿勢を大切にし、本遠征でシンガポール代表の方々と共に培った経験を存分に活かしてまいります。そして、また来年度・再来年度と成長を止めることなく更なる高みを目指して1歩ずつステップアップしていきます。〇最後に本遠征は、水球の技術面での向上だけでなく、国際交流や異文化理解の面においても非常に有意義な経験となりました。部活動としての海外遠征を経験することの重要性を改めて実感するとともに、今回のシンガポール遠征は部員一人ひとりにとって忘れることのない一生の財産となりました。まさに、「世界を知る、人生を変える」経験になったといえるでしょう。ご支援いただいた多くの皆さまのおかげで今回の貴重な機会を得ることができました。部員一同、心より感謝申し上げます。本遠征で得た学びを日々の練習や今後の試合に活かし、水球班全体としてさらに成長していけるよう一層精進してまいります。 もっと見る





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