2026/02/20 08:00

近年では語り尽くされたテーマであるとも思える「カミングアウト」すでにアウト済の私たちにとっては最近では考えもしないコンセプトではないでしょうか。しかし、日本や欧米で広がるマイノリティの人権保障に対する後退的なムードにより、私たちのコミュニティにとって、再びカミングアウトが大きな壁になってしまいました。この一冊が、コミュニティやアライにとってカミングアウトが持つ重要性を再認識させてくれるものになることを願っています。カミングアウトとは、自分自身の解放であり、自由に生きるためのツールの一つです。そして一人ひとりがカミングアウトすることにより、「人口」としての可視化が進み、いじめや強迫観念に苦しむ人たちの孤立や不安な気持ちを解消するきっかけになることができると、私は信じています。
ヒラク …中村キース・ヘリング美術館ディレクター
@hiraquito



