ご支援いただきました皆さま、誠にありがとうございます。
皆さまの温かいご支援のおかげで、目標金額【500万円】を達成することができました!
心からの感謝を申し上げます。
僕たちは、さらなる一歩として【ネクストゴール550万円】に挑戦します。
この追加のご支援は、私たちの想いを実現するための活動費用や設備投資に活用させていただきます。
この挑戦を通して、農業の未来につながる活動をもっと広げていきたい。
そのためにも、引き続きクラウドファンディングでの応援・シェアをどうぞよろしくお願いいたします!


代表 林
はじめまして。僕たちは新潟県南魚沼市出身、平均年齢23歳の若手チームです。
そしてこのプロジェクトを立ち上げた「コメ工房株式会社」代表の林です。
僕たちが育った南魚沼市は、日本でも有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の産地。
そんな誇らしい地域で育った僕らですが、ある時、衝撃を受けました。
——「米農家がどんどん減っている」
農業を取り巻く現実を知るにつれ、
「このままでは地元の田んぼが消えてしまう」と危機感を抱くようになりました。
「ならば、僕たちが立ち上がろう」
地元を誇り、地元を未来につなげるのは、僕たち自身しかいない。
そう思ってこの活動を始めました。
まだまだ未熟な僕たちですが、SNSや映像制作、ネット販売の力を使って、
“農家がきちんと稼げる仕組み”を作ろうと日々奮闘しています。
地方創生のきっかけを、僕たちの手で。
その第一歩に、どうか力を貸していただけたら嬉しいです。
メンバー集合写真

林茂男市長との記念撮影
先日、南魚沼市長の林茂男さんとお話しする機会をいただきました!
僕たちのプロジェクトのことをお伝えすると、
「若い世代の皆さんには、ぜひ頑張ってほしい」
と、すごくあたたかい言葉をかけていただきました。
さらに、南魚沼市がお米に力を入れていることもあり、
「市と一緒にできることがあれば、どんどん挑戦してほしい」
と、心強い後押しまで…!
この経験を通じて、「南魚沼を一緒に盛り上げたい!」という気持ちがますます強くなりました。
今は、市長の言葉をヒントに、市と協力してどんなことができるか、しっかり準備を進めていきます!


南魚沼市は、僕たちが生まれ育った大切なふるさとです。
冬になると2メートル以上の雪が積もる豪雪地帯で、
その雪解け水が田んぼを潤し、美味しいお米を育ててくれます。
八海山や巻機山といった名峰に囲まれ、自然の恵みを全身で感じながら育った
僕たちにとって、この風景は当たり前であり、かけがえのないものです。
そんな南魚沼の中でも、特にお米が美味しいとされるのが「塩沢地区」。
寒暖差のある気候と清らかな水、丁寧な栽培によって、
全国でも“別格”とされるコシヒカリが育ちます。
地元を離れて気づいたのは、このお米の美味しさと、この土地の豊かさでした。
だからこそ、僕たちはこの南魚沼の魅力を、
お米を通じてもっと多くの人に届けたいと思っています。

「農業って儲からないから、やめておけ。」
これは、ある日地元の米農家さんから聞いた、ショックなひと言でした。
南魚沼といえば、全国的にも有名な“魚沼産コシヒカリ”の産地。
だから、僕たちはどこかで「地元の農業は大丈夫だろう」と思っていたんです。
でも実際に話を聞いてみると——
「ずっと赤字が続いてる」
「資材も人件費も上がって、もう限界」
「今年でもう辞めようかと思ってる」
そんな言葉ばかりが返ってきました。
高校卒業後、僕たちはそれぞれ東京で別の道を歩んできました。
映像制作、タクシー、塾講師、広告業、プログラミング、SNS運用、小売店等....
地元を離れ、スキルを磨く日々の中で、
「いつか、この力で地元に何かできないか」
そんな想いが少しずつ大きくなっていきました。
そして出した答えが、
「農家さんが、ちゃんと稼げる仕組みを作ろう」
という挑戦です。僕たちは農業の専門家ではありません。
だけど、だからこそ“外からの目線”で、農業の現実を見つめることができました。
田植え、水やり、草刈り、収穫....
毎日が過酷な労働の連続なのに、収益は驚くほど少ない。
それでも南魚沼の田んぼを守り続けている農家さんたちがいます。
その姿を見て、「何もしないわけにはいかない」と思ったんです。
テレビでもたびたび取り上げられた「令和の米騒動」
農業の厳しい現実が報道され、多くの人がその大変さを知るきっかけになったと思います。
南魚沼も例外ではありません。
日本有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の産地でありながら、
高齢化・後継者不足・資材や機械の価格高騰によって、
多くの農家さんが苦しい状況に直面しています。
しかし、SNSで発信をしていると、こんな声をよくいただきます。
「魚沼産コシヒカリなら儲かってるんでしょ?」
「高級ブランド米なら問題ないはずじゃない?」
…でも、現実はまったく逆です。

上記は全国のコメ農家戸数の推移を示すグラフです。
農業就業者の数は全国的に減少し、平均年齢も年々上昇。
グラフからも分かる通り、就業者数は平成2年から令和6年にかけて約7割減少し、
平均年齢は60代後半にまで達しています。
つまりこれは、この国の“農業の担い手”が減り続け、
しかも年々高齢化しているそんな深刻な現実が、今まさに日本中で起きています。
そして、南魚沼も例外ではありません。
農業就業人口はこの10年で約3割も減少し、販売農家の数もわずか10年で3分の2に。
「高齢だからもう限界だ」 「子どもには継がせたくない」
そんな声が、僕たちの地元でも当たり前に聞こえるようになりました。
このままでは、南魚沼の田んぼも、農業の文化も、静かに消えていってしまう。
そんな未来がすぐそこに来ていることを、僕たちは肌で感じています。
さらに追い打ちをかけるのが、コスト高騰と米価の低迷です。

上のグラフは、コメ農家の手取り価格と生産コストの推移を示したものです。
2008年を起点に、コストは急激に上昇し続けているのに対し、
農家の手取り価格は一貫して下がり続けているのが分かります。
特に2020年以降は、ウクライナ情勢や円安、資材価格の高騰が直撃。
肥料や燃料などのコストは爆発的に上昇し、化学肥料は前年比で50〜90%も値上がりしました。
一方で米の販売価格は据え置かれたまま。
農家が苦しさを声にできないまま、ただただ利益が削られていく。
そんな構造的な赤字が、農業の現場では当たり前になりつつあります。
「いいお米を作っても、報われない」
南魚沼の農家さんたちから、そんな言葉を聞くことも珍しくありません。
このままでは、米づくりそのものが“成り立たない仕事”になってしまう。
そんなギリギリのところで、農家さんたちは今日も田んぼに立っているのです。
2024年には、稲刈り機などを扱う某大手メーカーが7〜10%の値上げを発表。
機種によっては100万円近い値上がりとなり、
現場には「こんな状況で機械なんて買えるわけない」という声が広がっています。
高齢の農家が引退すれば、その分作業を補うには人手か機械が必要になります。
でもそのどちらも、今の農家には手が届かないほどの負担になりつつあるのです。
これでは、続けたくても続けられない。
米づくりの「土台」そのものが、いま大きく揺らいでいます。

山に囲まれているのが南魚沼市(盆地地形)
南魚沼市は昼は暖かく・夜は冷える盆地ならではの気候で、お米がとても美味しく育ちます。
ただし、この山に囲まれた山地のため、平らな田んぼを広く作る事が難しく、
他の地域と比べると収穫量が少ないのです。
これらの様々な要因で、たとえブランド米を作っていても、
農家さんの多くは赤字ギリギリ、あるいは赤字を抱えながらなんとか続けている状況です。
テレビでも話題になった「令和の米騒動」。
コロナ禍や天候不順、ウクライナ情勢などによって米不足が起き、
一時的に価格が上昇したことが注目されました。
でも、現場の声に耳を傾けると──
「ようやく黒字に届いた程度」「とても十分な利益とは言えない」
そんな声ばかりが返ってきます。
農林水産省のデータでは、米農家の約6割が経営赤字。
近年は、肥料や燃料、人件費などの生産コストが高騰し、
南魚沼産のような高級ブランド米でさえ、“赤字にならなければマシ”というレベルなのです。
その結果、「子どもに継がせたいと思えない」と、
後継者がいないまま離農を選ぶ方も少なくありません。
このままでは、南魚沼の田んぼは空き地になり、
大切な農業の文化と風景が、少しずつ失われてしまう
そんな未来がすぐそこに迫っているのです。
でも、僕たちは思うのです。
南魚沼産コシヒカリは、未来に残すべき“日本の宝”だと。
だからこそ、この現実を変えたい。
若い世代の力と視点で、農業に希望を取り戻す挑戦を始めています。

僕たちは「農業を次の世代に繋げる仕組み」を作るために、
現在以下のような取り組みを進めています。

南魚沼のお米作りがどれだけ手間ひまかかるものか
どんな想いで農家さんたちが米作りを続けているのか
そういった現場のリアルを、InstagramやYouTubeを通じて発信しています。
現在「こだわり米工房 南魚沼」のアカウントでは、総フォロワーが約1.5万人
YouTubeチャンネルでは登録者9,000人を超え、
月に300万回以上再生されることもあります。
今後は、この発信を通じて興味を持ってくださった方に向けて、
地元農家さんから仕入れたお米を直接届ける仕組みを整えていきます。


代表の林は現在、地元のプロ農家さんに弟子入りして米作りを一から学んでいます。
田植え、水管理、稲刈り、除草剤、肥料、、、
南魚沼の米作りは本当に奥が深く、簡単なものではありません。
だからこそ、次にやりたいと思う若者が出てきた時に、
学んだことをきちんと伝えられるよう、
今は現場で泥だらけになりながら技術を習得しています。

増え続ける耕作放棄地も、南魚沼の大きな課題のひとつです。
このまま放っておけば地域資源としての価値が失われてしまう──
そんな危機感から、耕作放棄地を再生し、
新たな農業の形に活かす取り組みも進めています。
具体的には、魚沼産コシヒカリのおかずになる梅干し用の梅の栽培や、
SNSでも目を引くひまわり畑の整備など、
地域の農産物の可能性を広げる構想を進めています。
耕作放棄地を耕す様子

僕たちがこのクラファンで目指すのは、
“南魚沼の米農家を守り、未来につなぐ仕組み”をつくることです。
現場で感じた課題に対して、僕たちは3つのアプローチから挑戦しています。
現在、お米の流通は非常に複雑で、農家さんが手取りとして受け取れる金額はごくわずか。
僕たちは中間コストを削減し、農家さんにしっかり利益が還元される
「シンプルな販売の仕組み」を構築します。
その第一歩として、地元農家さんから相場より高い価格で仕入れ、
僕たちが直接オンラインで販売する仕組みを準備中です。

代表の林は現在、地元のプロ農家に弟子入りし、
米作りの技術と現場のリアルを学んでいます。
若者が農業にチャレンジできるように。
そして、南魚沼の洗練された米作りの技術を次の世代に継承できるように。
“次にバトンを渡せる地盤”を、今のうちから築いていきます。
代表 林が米作りを学ぶ様子
南魚沼にも増えてきた耕作放棄地。
この土地に再び命を吹き込むため、畑として活用し、
梅干しやご飯のお供になる作物の生産を計画しています。
加えて、地域資源を活かした「SNS映え」するような農地活用も構想中。
たとえば、ひまわり畑のように人が集まる仕掛けを通じて、
農業と地域の未来に新たな価値を生み出していきます。
実際に耕して畑に再生した耕作放棄地
今回ご支援いただいた資金は全て
「南魚沼の農業を未来につなげる活動」のために活用させていただきます。
具体的には、以下のような用途を予定しています。

今回のクラウドファンディングでは、
南魚沼の魅力がぎゅっと詰まった特別なリターンをご用意しました。

「魚沼産コシヒカリ」と聞けば、日本中の誰もが知るブランド米。
その中でも“別格”とされるのが、
「旧・塩沢町で育てられたコシヒカリ」です。
✔ 昼夜の寒暖差
✔ ミネラル豊富な雪解け水
✔ 肥えた土壌
✔ 熟練の技
すべてがそろう塩沢地区だからこそ生まれる、
甘み・香り・粒立ちすべてが“格別”なお米。
そんなお米を今回は“新米”をリターンとしてお届けします!
市場ではなかなか手に入らない、特別な味わいをこの機会にぜひ。


新潟県だけで育つ“幻のいちご”「越後姫」。
実はあまりに柔らかく繊細なため、生のままでは県外に出回ることがほとんどありません。
✔ 大粒で甘い
✔ 芳醇な香り
✔ やわらかくジューシー
✔ 酸味が少なく、甘みが際立つ
今回は収穫直後に急速冷凍し、形を崩さないためにひと粒ずつバラ凍結
スムージーやジャム、スイーツにぴったり!
そのまま解凍して食べても感動ものの美味しさです。
しかもこの苺は、代表しゅんの父が「湯沢いちご村」で一つ一つ手間ひまかけて育てた特別な苺。
南魚沼の自然と農家の想いが詰まった逸品を、ぜひ味わってください。



代表しゅんにお米作りを教えてくれている「師匠」が育てたこだわりのえのき。
約30町歩の田んぼで米作りとえのきを栽培する“二刀流”のプロ農家です。
南魚沼産の米ぬかを活かした土づくりで育てられたえのきは、
シャキシャキの食感と豊かな旨みが特徴。
鍋や炒め物に入れると、おいしさが引き立ちます!

「こだわり米工房 南魚沼」のメンバーが着用する作業着に、
あなたや企業名のロゴを掲載できるスポンサー枠です。
数量限定で、以下のマーカーを付けた部分に企業名のロゴを掲載いたします。



緊張しながら撮った、僕たちの「ありがとう」が詰まったムービーです。
カメラの前だと少し硬いけど、想いは本物です。支えてくれたあなたに、ちゃんと届けたい。


この挑戦が続いていったとき、
「あのとき応援してくれた人たちがいた」
と、誰かが必ず見るページ。
そこに僕たちの歩みを支えてくれた、あなたの名前を公式HPに永久保存します!
農業の未来を一緒に耕してくれた大切な仲間として、しっかり記録させてください。


「ここは絶対行ってほしい」って場所、僕たちが案内します!
地元民だからこそ知っている、冬の南魚沼の魅力をめぐる特別ツアーです。
雪景色の絶景スポット、地元で愛される温泉やごはん屋さんなど、
観光ガイドに載っていない“僕らのお気に入り”を、
実際にメンバーがご案内します。
都会では味わえない、冬の南魚沼を一緒に楽しみましょう!


「どれにしようか迷う人は、これが間違いないです!」
新米・越後姫・えのき…僕たちのプロジェクトに関わってくれた
すべての農家さんの想いと、南魚沼の美味しさをぎゅっと詰め込んだ
“全部のせ”セットです。
自分用にも、大切な人への贈り物にもぴったり。
この挑戦を応援してくれるあなたに、心を込めて届けます!
南魚沼の自然と人の温もりが詰まったリターンで、
感謝の気持ちをお届けします。
この機会に、ぜひ「こだわり米工房 南魚沼」の一員になってください!

南魚沼の田んぼで育った僕たちにとって、
お米作りは、いつもすぐそばにあるものでした。
美しい自然の中で、手間ひまをかけて育てられる南魚沼産コシヒカリは、
僕たちが誇りに思う“地元の宝”です。
けれど今、米農家の高齢化や収益の低下などの課題が積み重なり、
この素晴らしい地元の宝が、次の世代に引き継がれないかもしれない。
そんな現実に直面しました。
だからこそ、僕たちは立ち上がりました。
農業の経験はまだ浅く、わからないことも多いですが、
若い世代の視点で、新しいやり方を模索できると信じています。
地元の農家さんと連携しながら発信を続け、
米作りを学び、次の担い手が育つための地盤をつくり、
耕作放棄地を活用して、地域の資源をもっと生かしていく。
一つひとつの小さな行動が、未来につながると信じて、
仲間たちと一緒に挑戦を続けています。
このクラウドファンディングは、
「地元の農業を未来へつなぐ仕組み」をつくるための第一歩です。
どうか、僕たちの挑戦に力を貸してください。
南魚沼の豊かな田んぼを、未来の子どもたちにも誇れるかたちで残していくために。
応援、よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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500万円達成!そして次のステージへ!!
2025/10/28 19:50皆さまの温かいご支援のおかげで、クラウドファンディングの目標金額500万円を達成することができました!ここまで応援してくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。一人ひとりのご支援が、僕たちの活動を大きく前へと進めてくれました。本当にありがとうございます。そして、僕たちの挑戦は続きます。次のステップとして、ネクストゴール「550万円」を目指します。最後まで走り抜けます。引き続き、僕たちの挑戦を見守り、応援していただけたら嬉しいです! もっと見る
テレビ局に取材して頂きました!
2025/10/25 12:50このたび、私たちの取り組みを、テレビ局(NST新潟総合テレビさん)に取材していただき、先日放送されました!取材では、耕作放棄地の再生や南魚沼産コシヒカリを通じた地域活性化への想いをお話ししました。放送では、実際の田んぼでの作業風景や、メンバーのインタビューも紹介され、新潟の皆さんに私たちの活動を知っていただく良い機会となりました。これまで支援してくださった皆さま、応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。今回の放送をきっかけに、より多くの方に南魚沼の米づくりや地域の魅力を伝えていく事が出来たと思います。引き続き挑戦を続けていきますので、応援よろしくお願いいたします!↓こちらから、先日NST新潟総合テレビさんで放送されたものを見ることが出来ます!https://youtu.be/NTf4l8Xm_oc?si=8y1vzdvHe5wXPwv5 もっと見る
稲刈りのお手伝いに行ってきました!
2025/09/28 19:23先日、塩沢町の農家さんの稲刈りをお手伝いしてきました!前日までの雨で稲が大きく倒れてしまっていて、当日も午前中は雨…。午後から作業を始めたのですが、倒れている稲を棒で起こしたり、水滴を払ったりと、普段の稲刈り以上に大変な作業でした。でも作業が終わった後の農家さんの「ありがとう、助かったよ」という言葉で疲れも吹き飛びました。お米はこうして農家さんが自然と向き合い、ひとつひとつ丁寧に育てているんだと改めて実感しました。僕たちの挑戦も、こうした現場のリアルを皆さんに届けていけるよう続けていきます! もっと見る



















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