
支援者の皆様
昨日から、天然稲わら納豆 神鈴のクラウドファンディングを始めました。早速ご支援を賜り有難うございます。
この稲わら納豆 神鈴は、納豆職人の方から、工場の中で完結する納豆ではなく地域の自然と結びついた納豆を作りたいという想いと提案を受けて、取り組んだものです。
納豆に限らず、多くの食品が効率化・合理化の観点から作られるようになっていますが、海外から来た観光客から、日本人は、他のG7国では禁止されている防腐剤や化学物質が食品に含まれることに何の不安もないのですかとか、先進国では減少している癌患者が日本で増えていることに疑問を持たないのですかというような情報を耳にするにつれ、日本の食の安全に対する不安や疑問が増えていました。
今回の「天然稲わら納豆 神鈴」の取組みは、無農薬で自然栽培された稲わらに生息する天然の枯草菌(納豆菌)を使って、国産大豆を発酵させたもので、何の添加物も使っていません。「生きる根」と言われる稲と「大切な豆」である大豆が作り上げた自然の力が生みだした食品です。
効率化を考えれば、このような方法で食品を創ることには限界がありますが、ある程度の規模の事業として成長させたいと考えています。それは、無農薬の自然栽培の稲作には、発達障害のお子さんを持つ家族が参加されています。田んぼに入ったり、稲を刈ることで、発達障害のお子さんは大地から力をもらうようで元気になります。表面的には健康に見える人も、大地の恵みを受けた納豆と工場の中で完結した納豆では、食べた後の体への影響が異なると聞きます。
そもそも人類は長年にわたって、地球の恩恵を受けて生きてきました。科学技術の進歩や情報技術の発展により、人類はあらゆる課題を克服できるような幻想を抱いたこともありました。しかし、実際には今も世界中で紛争が起こり、何億人もの人が飢餓や病気に苦しんでいます。
AIの発展により、知識・情報の面での人類の優位性が失われていく中で、地球との関係、宇宙からの啓示といったことに人類の関心が移りつつあります。そうした中で、日常の食べるものも少しだけでも大地の恵みを受けたものに戻そうというのが私たちの取組みです。
今回のクラウドファンディングの支援の輪が広がりますように、引き続きご支援をお願いいたします。
松阪利貞堂店主 濱岡正己





