障害児支援☆りんごの樹☆子どもたちが安心して通所するためのご支援をお願いします❢

2025年4月に一般型(非重心型)では希少な医療的ケア児にも対応可能な看護師を常駐した通所支援施設を開業しました。医療的ケアは必要だけれど重心児に該当しない、重心児だけれど医療的ケアは必要ないなど障害福祉制度の狭間に存在するお子様の支援を拡大するための支援のお願いです。

現在の支援総額

410,001

8%

目標金額は5,000,000円

支援者数

89

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/27に募集を開始し、 89人の支援により 410,001円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

障害児支援☆りんごの樹☆子どもたちが安心して通所するためのご支援をお願いします❢

現在の支援総額

410,001

8%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数89

このプロジェクトは、2025/09/27に募集を開始し、 89人の支援により 410,001円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

2025年4月に一般型(非重心型)では希少な医療的ケア児にも対応可能な看護師を常駐した通所支援施設を開業しました。医療的ケアは必要だけれど重心児に該当しない、重心児だけれど医療的ケアは必要ないなど障害福祉制度の狭間に存在するお子様の支援を拡大するための支援のお願いです。

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自己紹介

 はじめまして。滋賀県で障害児通所支援事業所を運営しています株式会社星彩synergyの代表の屋良です。
20歳で看護師資格を取得し、3人の子供を育てながら看護師として20年働いてきました。
 3年前に出会った『医療的ケア児』という子どもの存在に心を大きく動かされ、現在の事業をするに至ります。
母親の立場だからこそ理解できる子育ての大変さや苦悩を一緒に考え、お子さまを安心して預けることができる事業所作りを目指しています。

このプロジェクトで実現したいこと

 他にはない通所支援事業所をやらなければ意味がない。そう思って開所したのが【通所支援事業所りんごの樹】です。一般型(非重心型)の事業所ですが、看護師を常駐させ医療的ケアの必要なお子さまをお預かりすることが可能です。医療的ケア児の中でも『動ける医療的ケア児』と呼ばれる新生児医療の発展によって増加している奇跡のような子どもたち。気管切開や経管栄養といった医療的なデバイスを常時身につけながら元気に走り回る姿には本当に生きる活力をもらえます。
 しかしこの医療依存度の高い子どもたちは『動ける』ということを理由に時に重心型の通所施設では対応困難とされ受け入れられないという現実があります。だからといって一般型の事業所では医療行為が行える看護師がいないため対応困難。いわゆる『行き場のない状態』になってしまいます。そのような子どもたちの受け皿を作りたい、保護者の方が安心して仕事をすることが出来たり、預けられる仕組みを整えたい。その思いで2025年4月に事業をスタートしました。
 しかし、受入れを開始してから新たな課題に直面しています。それは『肢体不自由なのに重心認定のない子ども』です。重症心身障がい児の定義は重度の肢体不自由と重度の知的障害を重複してもつ状態を指します。そのため生まれ持った障害の影響で手足を自由に動かすことができない、座れない、歩けないといった介護度の非常に高い子どもでも、知的障害が軽度だと重心児の認定がおりません。その子供たちもまた『行き場のない状態』という障害福祉制度の狭間に位置することになります。重心認定がないので重心型の事業所では受け入れが出来ません。一般型の事業所では介護度が高くスタッフの配置の課題や車いすの入る広さ、トイレスペースなどのハード面の問題から受け入れ困難となります。この『肢体不自由なのに重心認定のない子ども』にも受け皿を創っていくことが課題です。
 
 当事業所ではこういった『行き場のない状態』の子どもたちを積極的に受け入れる取り組みを行っています。広い事業所内では動ける子も寝たきりの子も伸び伸びと過ごせるスペースがあります。移乗や排泄の介助を安全に行えるよう介護現場での経験のあるスタッフも配置しています。
 事業所が2階にあるため、現在は様々な補助グッズ(抱っこの負担を軽減するベルトや移送シート)を活用し子どもを2階まで移乗しています。しかし今後ますます成長する子どもたち。大きくなることは喜ばしいことである反面、介護が困難になり受入れができなくなることは、やっと行き場を見つけた子どもや保護者の行き場をまた失くしてしまうことになります。
 そうならないために子どもも介護者も安心して事業所まで登り折りができる階段昇降機の導入をしたいと考えています。
 そしてもう一つの目標が福祉車両の導入です。前述した車椅子が必要な手足の不自由な子どもが長く安全に通所できるようにするためには福祉車両の導入も必須になってきます。現在は送迎用の福祉車両を持っておらず、子どもを専用のシートに乗せかえ、車椅子をたたみ、送迎を行っているため必然と対応可能な受け入れ人数にも制限が出てきてしまいます。
 医療的ケア児や障がい児はインクルーシブ(共生)社会が謳われるようになり、養護学校だけでなく地域の小・中学校での受け入れの取り組みも進んでいます。複数の学校への送迎が必要になることや医療的ケア児にも対応可能な施設自体の数がまだまだ少ないことから、広範囲の地域に対応するため送迎車両を追加したり送迎に対応できるスタッフを配置し受入れの幅を広げたいと考えています。
 身体障がいや送迎の課題で利用したくても利用できないという子どもを一人でも多く受け入れられるよう、階段昇降機や送迎車の導入を実現したいです。

プロジェクト立ち上げの背景

 障害福祉制度の中で迷子になっている子どもや保護者の方を支援できるよう、数少ない受け皿から更に振り落とされてしまう子供が一人でも減らせるようプロジェクトを発足しました。
 支援を本当に必要とする人に必要な支援を届けるためには小さな企業の力では叶えられない課題も多いことが現実です。通所支援事業所りんごの樹の運営の在り方や方針をたくさんの方に知っていただき、賛同いただける方のご支援を宜しくお願い致します。

現在の準備状況

通所支援事業所はすでに開業しております。
現在はスタッフや車両(普通車1台)の対応可能な範囲で受け入れを行っている状況です。

リターンについて

当事業所は物を生産したり、特別な技術があるわけでもありません。
しかし、子供たちからの元気をもらえるメッセージを贈ることが可能です。
また、階段昇降機などの家庭で簡単に取り入れられない介護負担軽減に役立つものを導入し、保護者の方に使用感などの情報をお伝えすることで、家庭でのお子さまの介護に希望を持っていただけるような動画を作成したいと思います。


スケジュール

10月  車両の選定及び階段昇降機導入に向けた打ち合わせ
     クラウドファンディング終了
11月 ~12月

        送迎車運用開始
3月    階段昇降機取り付け完了
4月       リターンの発送


最後に

 当事業所には様々な地域から、障害の程度も様々な子供たちが通所しています。
動ける医療的ケア児にも対応していることから、多方面からの需要もあります。まだまだ利用を希望する全員に対応しきれない部分があるのが現実です。車両を新たに増やすことも、階段昇降機の導入も、送迎に必要な人材を確保することも大きな経費がかかります。
 走り出したばかりの小さな事業所なので、多くの方のお力を借りてプロジェクトを達成できると嬉しいです。今後ますます増加が予想される医療的ケア児。その受け皿を少しでも増やせるように、応援していただけると嬉しく思います。ご支援を宜しくお願い致します。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 沢山の方々のご支援をいただきながら、いよいよ残りの期間が2日のみとなりました。ご支援だけでなく、拡散にも本当に多くの方に協力していただいています。繋がってくださる方、繋げていただいた方、本当にありがとうございます。今日は実際に当事業所をご利用いただいているお子様のお母様よりいただいたお言葉を紹介したいと思います。私の長男(中2)は『肢体不自由なのに重心認定のない子ども』です。お世話になっていた放課後等デイサービスさんが閉所されて行き場がなく困っているところ声をかけて頂きました!2階まで子ども自身の上げ下ろしも大変な中、バギーも毎回スタッフさんたちが抱えて上げてくれています。本当に感謝しかありません。今後も、うちの長男のようなお子さんが利用するに当たり利用者もスタッフさんたちも安全に、少しでも負担が軽くなる事を願っております。私たちが支援させてもらえるのは、利用される曜日のほんのわずかな時間です。しかし保護者の方の介護は24時間365日。ごきょうだいもおられたり、お仕事もされている中で本当に頭の下がる思いです。保護者の方の『困り』の一部を少しでも解消できるような事業所にしていきたいと考えています。今のおうちは2階建てのものも多く、2階の部屋まで毎日抱っこで上がっているご家庭もあられます。「いつまでこうやって出来るだろう…」大きくなっていく喜びと不安が入り混じった心境もあると思います。福祉機器や福祉用具の技術が進み活用できるものも増えています。どうやって楽しく育児をしていこう?こうやったら子どもも嬉しい、親も安心、そんな話をこれから先も保護者の方と重ねていけたら嬉しいです。安心安全な事業所づくりにもうしばらく皆様の力をお貸しください。どうぞ宜しくお願い致します。 もっと見る
  • りんごの樹のプロジェクトを応援してくださる皆様、いつも本当にありがとうございます。いよいよプロジェクトの残り期間が1週間を切りました。昨日から雨も降っていますが、今朝は地元近江八幡市のファーマーズマーケットきてか~な様のご協力のもと、支援の呼びかけをさせていただきました。「うちの孫も障害児なの」と声をかけていただいたり「頑張ってください」と励ましのお声をいただいたり。地元ならではの温かな雰囲気を感じながら立たせていただきました。残りの期間も地元企業様にご支援を賜りながら、よりたくさんの方にりんごの樹のこと、支援を必要としている子どもたちのことを知ってもらえるよう活動して参ります。10/25日現在、目標金額の30%を達成し、支援の輪は70名以上にも広がっています。こんなにたくさんの方が、私たちの事業に関心を持ってくださり、支援していただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。今後もどうか見守っていただけると嬉しく思います。宜しくお願い致します。 もっと見る
  • 管理者が病院で看護師をしていた時から大変お世話になっている鈴木晧医師。80歳を過ぎた今も現役で働いており、尊敬する偉大なお医者様です。そんな鈴木医師よりメッセージをいただきました。『姉の長男が障がい児でした。その頃は専門の施設もなく、家族には大きな負担がかかっていました。買い物や息抜きをしたいときは預かって一緒の時間を過ごしました。車の免許を取ってからは、助手席に乗せて走るのを何時も喜んでくれていました。 今の時代は、ご両親とも仕事をしておられるご家庭が多いと思いますのでこのような施設があることは本当に有難いと思います。 所長の屋良さんはとても努力家で勉強家で頑張り屋です。応援しています。』ありがとうございます。今までお世話になってきた方にも本当に支えられていることに感謝するばかりです。これからも見守っていただけると嬉しく思います。 もっと見る

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