
皆さま
プロジェクト終了まで後8日になりました!
ただ今、このプロジェクトで一番力を入れているカレンダー写真についての投稿を1枚ごとにしております、本日は8月の写真になります。
8月: Minetta Street
賑やかなMacDougal Streetから1歩入ったこの細くて短い路地の昼下がり。West Villageの中でもここを毎回通るたびにスクラップブックをめくるような平和な気分にさせてくれる。ダイナミックで、トレンディで、スタイリッシュな空間を抜けた静かな路地、ニューヨークに来たら一度訪れてみてください。“忘れかけられた平和な時代“を感じさせてくれる何かがそこにはあります。
私がカレンダーを制作する時に取り扱う3つのテーマ
1. 季節が巡るニューヨーク
日本人として自然と惹かれる“四季”の感覚を、ニューヨークの街に重ねました。春のセントラルパーク、夏の空、美しく染まる秋、冬の静寂。ページをめくるたびに、季節の香りや空気がそっと伝わるような写真を選んでいます。
2. その時代に生きる街の物語
日々変わり続けるニューヨークには、偶然や奇跡のような一瞬が溢れています。イベントや街角の表情、人々の息づかい。その年、その時だからこそ出会えた景色を収めました。かつては当たり前にあった街角が、今はもう記憶の中にだけ存在する“今”という時間を閉じ込めた、ニューヨークの鼓動を感じていただけます。
3. 「月とニューヨーク」シリーズ
そしてこのカレンダーの象徴とも言えるのが、2011年から撮り続けているテーマ「月とニューヨーク」。ニューヨークの地下鉄と一緒に写し込んだスーパームーン、ビルの谷間に昇る中秋の名月、ブルックリンブリッジに向けて見上げる月の出——どれも時間が止まったような瞬間を纏っています。このシリーズは、私が最も大切にしている“ニューヨークのもうひとつの顔”です。
では皆さま、引き続きよろしくお願い致します。
Triangle NY
植山慎太郎




