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2026年01月02日 00:00〜

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【ジュネーブコン優勝作】オーボエ協奏曲再演プロジェクト 公開前

高木日向子氏がジュネーブ国際コンクール(2019年/作曲部門)での優勝を決めた作品「L'instant」(ランスタン)の再演を実現したい! 2026年8月13日(木)/兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール

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高木日向子氏がジュネーブ国際コンクール(2019年/作曲部門)での優勝を決めた作品「L'instant」(ランスタン)の再演を実現したい! 2026年8月13日(木)/兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール

はじめに

はじめまして。作曲家の高木日向子です。
私は「呼吸を感じられる音楽」をテーマに、聴いてくださる方々、演奏者、そして作曲家が「瞬間を共有できる」作品づくりを大切にしてきました。これまでの歩みの中で、国内外の多くの演奏家とご縁をいただき、幸運にも作品がヨーロッパ、アメリカ、アジア各地で演奏されてきました。
その中でも特に思い入れが深いのが、2019年ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門で第1位をいただいたオーボエ協奏曲《L’instant(ランスタン)》です。今回、この作品を日本で再び演奏するという長年の夢を実現するために、このプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの概要

このたび、私のオーボエ協奏曲《L’instant(ランスタン)》(「瞬間」)を中心とした演奏会を企画する運びとなりました。本作は、2019年ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門で第1位を受賞し、2020年12月には大阪音楽大学第63回定期演奏会にて日本初演されました。それから5年——この間、作品を「演奏し続けること」の難しさとその意義の大きさを、改めて深く実感しています。音楽は、演奏者と聴き手が「瞬間」を共有することで、はじめて息が吹き込まれる芸術です。しかし、現代音楽の世界では初演後に再演の機会を得ることは極めて難しいのが現実です。《L’instant(ランスタン)》は、私自身の創作の中でも特に思い入れの深い作品であり、長らく再演の場を得たいと願い続けてきました。今回は、現代音楽のスペシャリストとして国際的に活躍するオーボエ奏者、ビセンテ・モロンタ氏をソリストとして迎えます。これまで数多くの新作を取り上げてきたビセンテ氏が、この作品に新たな魅力を吹き込んでくださることでしょう。時間をかけて作品と向き合い、演奏を重ねる中で、その魅力が深まっていく——それは、クラシック音楽の名曲たちが辿ってきた道でもあります。《L’instant(ランスタン)》もまた、そうした“音楽としての地層”を形づくる一歩を踏み出すことができたら……。そんな願いを込めて、このプロジェクトを立ち上げました。

作品について

オーボエのためのコンチェルト《L’instant》は、フランス語で「瞬間」を意味します。この作品を作曲した当時の私は、科学が信奉される今、およそ2500年前に生きた古代ギリシャ哲学者たちの自然観を、音楽で再現することに興味を持っていました。そんな時に出会ったのが高島野十郎の絵画作品「蠟燭」です。蝋燭が燃える霊妙な瞬間は、万物の原理を「火」としたヘラクレイトス(540–480 BCE)の思想を想起させ、私の音楽的興味と、驚くほどぴったり重なりました。時間芸術である音楽で、高島が描いた「蝋燭」のような超感覚的な瞬間を生み出すにはどうすればよいか。この問いを、現代の音楽語法を用いて探求しました。(高木日向子)


チーム紹介

髙木日向子(作曲家)1989年兵庫県生まれ。ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門第1位、文化庁長官表彰、咲くやこの花賞など受賞歴多数。作品はスイス・ロマンド管弦楽団、Lemanic Moderne Ensembleほか世界各地で演奏・出版。大阪音楽大学・兵庫県立西宮高等学校非常勤講師。


ヴィセンテ・モロンタ(オーボエ奏者)ベネズエラ出身。12年以上にわたりシモン・ボリバル交響楽団に所属し、世界各地の音楽祭・主要ホールで演奏。数多くの作曲家が彼のために作品を献呈。現代音楽の第一線で活躍する国際的奏者。


乾 将万(ピアニスト・音楽プロデューサー)
INUI MUSIC SALON代表。国内外で演奏・制作・教育を展開し、年間50公演以上を実施。文化事業においても専門人材として多数関与。本プロジェクトの総合プロデューサー。


みなさまへのお願い

この公演は、通常の演奏会以上に多くの準備や費用がかかります。海外からの招聘、オーケストラ編成、練習会場の確保、広報活動…。一人や一団体の力だけでは到底実現できません。だからこそ、音楽を愛する皆さまのお力をお借りしたいのです。ご支援くださることで、この作品が再び舞台で息づき、未来の音楽文化へと受け継がれていきます。どうか、この「瞬間」を共に創りあげてください。心よりお願い申し上げます。


このプロジェクトで実現したいこと

高木日向子は、「ジュネーブ国際コンクール音楽コンクール」(2019年)で「L'instant(ランスタン)」を発表し、優勝を果たしました。この度、「L'instant」を日本で再演したいという想いから、ベネズエラよりヴィセンテ・モロンタ氏を招聘し、臨時のオーケストラを編成するなど、再演に向けて本格的にプロジェクトが始動しています。

現在の準備状況

「本プロジェクトはすでに大きな準備が整っています。チラシの制作、会場(兵庫県立芸術文化センター小ホール)の予約、チケットの制作が完了し、演奏会実現に向けた基盤はすでに出来上がりました。これからは、広報活動とチケット販売を本格的に進めていく段階です。皆さまからのご支援は、出演者招聘費や制作費などに直結し、《L’instant》再演プロジェクトを成功へと導きます。つまり「準備は整い、あとは皆さまと共に実現するのみ」という状況です。」

リターンについて

リターン①公演へのご招待
リターン②《L’instant(ランスタン)》収録のCD(限定数の生産)
リターン③8/13公演全編を収録したBlu-rayディスク(非売品)
全リターン共通/当日配布プログラム・CD・Blu-rayなどの発行物に[協賛]として御氏名または団体名の記載。

スケジュール

2025年8月 会場予約完了。                                 
9月  概要決定。
10月上旬  広報開始
11月〜1月 クラウドファンディング実施
2026年8月10日ー8月12日 リハーサル
2026年8月11日 連携コンサート開催(モロンタ氏のリサイタル/茨木クリエイトセンター)
2026年8月13日  コンサート開催(8/13兵庫県立芸術文化センター)
2026年12月  ②・③のリターン発送(チケットはクラファン終了から1ヶ月以内)


最後に

一度きりで終わってしまうことの多い現代音楽の世界。その再演には並外れたエネルギーが必要です。だからこそ私たちは、ジュネーブ国際コンクールで生まれた《L’instant》を、ここ日本で新たに蘇らせたいと強く願っています。国際的アーティストと共に未来へつなぐこの挑戦に、どうか皆さまの力をお貸しください。

主催団体INUI MUSIC SALON 代表:乾将万


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • ヴィセンテ・モロンタ氏招聘費用 オーケストラ編成費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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