2018/09/03 15:30

クラウドファンディングもあと7日となり、
目標まであと20%なので、結構微妙かな、、どうなんだろう、、と思って
ハラハラしていますが、日々増えていく支援や、応援のお言葉に感動してさらに力が湧いてきていますー!!あと1週間がんばりますー!!

 

今日は、このウルトラモデラーズのクリエイターのお一人をご紹介させてください。

ボクは3Dモデリングで作品を作るときも仕事でもZBrushというソフトを使いますが、
このZBrushはハリウッド映画のキャラクターのデザインや造形の際に使われて発展してきたソフトで、
主に海外でよく使われていましたが、このソフトが日本に
入ってきて、早くからこのソフトを学び、広めようと
尽力されてきた方がいます。
それが今日ご紹介させていただく、和田真一さんです。和田さんは、東アジアで最初のZBrush公認インストラクターでご自身でもYouTubeでHow toの動画を配信されていたり
DVDを作って販売もされていたり、3DCGのセミナーやイベントなどで登壇されています。
ZBrushを始めようと思った方や、もっとスキルアップしたい!と
思った方の多くが、和田さんにお世話になっているのではないかと
思います。

http://www.blestar.com/

和田さんは、英語も使えるし、声優さんのような美声の
持ち主ですし、その親切で丁寧でわかりやすい解説をされるインストレクター
ということで、3D業界の多くの方が和田さんのことはご存知だと思いますが、
造形の腕も、物凄いので、いつか自分の作品と一緒の展示空間をご一緒したいと思い、
今回の展覧会への参加をお誘いいたしました。
大学でも准教授として3Dの授業で教鞭をとり
ご自身の会社「Blester」の方の経営もありますし、、
当然多忙でいらっしゃいますから最初はお受けいただけるか心配していましたが、、、、、

「ワクイくんの誘いなら、受ける!」と言ってくださった
その一言を原動力に、
ボクは今までこの展覧会企画を作ることに情熱を燃やすことができました。和田さんが、ボクの背中を押してくれるこの一言で、
今回の展覧会の企画が本格的に動き出しました。

今回和田さんの造形された3D作品は、ものすごい作り込みで、
動物の毛束を1つづつ造形し、革の質感も毛穴を感じる造形、
革製品を縫っている糸まで、造形されています。この最新のフルカラー3Dプリンターに和田さんがディテールで挑戦しているのは、造形の部分だけではなく色にも及びます。本物の革を後から貼ったように見えましたが、それは3Dプリントされた質感でしたし、キラリと光って見えるその金属部分も、3Dデータ上で着色された金属の絵でした。
超高精細のディテール再現が可能で、
1000万色以上の色を再現できるミマキエンジニアリングのこのプリンターに和田さんはカタチ、イロの両面から真っ向勝負してくださいました。そういった作品に込めた和田さんの思いと情熱を感じて
ボクは作品を見て少し泣きました。まだ展覧会も開催していないし、
クラウドファンディングさえまだまだ達成できていないのにもかかわらずです。
お恥ずかしい限りですが、事実です。そう言ったエピソードなども会場にお越しいただいた皆様にもシェアしたいので、展覧会の当日には和田さん自ら登壇してくださる3Dトークショーも開催予定です。
どうか11月23、24、25日の展覧会当日を楽しみにしていてください。クラウドファンディングも、残すところ後7日です。どうかご支援よろしくお願いいたします!

写真の和田さんの作品は、
1枚目ー試作の中サイズのフルカラー3Dプリント
2枚目ー中サイズのイノシシさんをボクが公園におびき寄せて撮影した写真。
3枚目ー3Dデータ画像