このプロジェクトについて

はじめまして、げんきまにあの代表をしております　よしみん　と申します。

みなさん、『こうじ』をご存知ですか？糀、麹といった漢字を使って表現されるように、

米や麦をつかって出来た発酵食品です。日本食をたべているかたは、気づかないうちにコウジたちのパワーを日々得ています。

私たちは、日本の伝統発酵食である【糀】の素晴らしい力を、現代の忙しい暮らしの中でももっと手軽に取り入れていただきたいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました。

糀は古来から日本人の健康を支えてきた発酵食品です。しかし現代では、その優れた自然の恵みが科学的に証明されているにも関わらず、調理の手間や、良さが浸透していないため、一部のかたにしか使われていません。私たちは糀パウダー、糀タブレット、糀ラムネという新しい形で、大人から子どもまで、どなたでも簡単に糀の恵みを受け取れる商品を開発したいと考えています。

なぜ今このプロジェクトが必要なのか

現在、国産米の需要低下と生産者の高齢化が深刻な問題となっています。米文化の担い手が減り続ける中で、私たちは米を原料とする糀の可能性に注目しました。糀を現代的な形で商品化することで、国産米の新たな活用方法を提案し、地域の農業を応援したいのです。

また、健康志向が高まる現代において、菌活や発酵食への関心は年々増しています。しかし糀を日常的に摂取するには、糀を使った料理を作る習慣や、味に慣れるまでの時間が必要です。この壁を取り除き、誰もが気軽に糀の恩恵を受けられる環境を作りたいと考えています。

プロジェクトが目指す未来

私たちが描く理想の未来は、家庭の食卓に当たり前のように糀商品が並び、子どもたちが【おいしい】と言いながら糀ラムネを食べ、また大人のかたには糀パウダーを料理やデザートにかけたり、糀水を作って飲んだりして、げんきに一日をスタートする風景です。

糀の持つ豊富な酵素や栄養素によって、多くの方々の　げんき　をサポートし、同時に国産米の消費拡大を通じて農業従事者の皆さんを応援する。そんな持続可能な循環を生み出したいと思っています。

日本人の体は、古来から食べてきたコウジとともに、現代まで生き延びてきているのです！

私たちについて

げんきまにあ　は、長年にわたり健康や栄養についての知識を得てきました。

いつかもっと人の役に立ちたい。その思いから、いつかやってみたかった食品加工　とまではまだ言えませんが、糀パウダーの販売をこのたび始めています。商品の販売を通じてお客様の声を直接聞く機会も多くなり、糀への潜在的なニーズを肌で感じています。

しかし現状では、糀水の製造許可や専用設備、糀タブレットや糀ラムネを作るための場所と資金が不足しており、思い描く商品化が実現できずにいます。この壁を乗り越えるために、皆様のお力をお借りしたいのです。

これまでの取り組み

私たちはこれまで、糀の魅力を伝えるための様々な活動を行ってきました。地域のお店での試食提供や、地場産業センター様や　産業技術センター様とともに糀の可能性についての検討をおこなうなど、着実に基盤を築いてまいりました。

↑これは、糀を使う有名な食品「みそ」を手作りしたときの様子です。

特に子どもたちに糀を知ってもらう活動では、【甘くておいしい】【また食べたい】という声を多くいただき、お客様より【もっと手軽に糀を食べたい】ということで、糀ラムネ、糀タブレットのアイデアが生まれました。

プロジェクトの社会的価値

このプロジェクトへのご支援は、単なる商品購入を超えた社会貢献につながります。糀の普及により健康な食生活を応援し、国産米の活用を通じて農業従事者を支援し、日本の伝統食文化を未来に繋ぐ活動にご参加いただけます。

リターンについて

ご支援いただいた方には、現在販売中の糀パウダーをはじめ、加工できれば糀タブレット、糀ラムネの試作品をお届けします。また、支援者限定のイベント（糀水の試飲や試食会へのご招待）や、商品開発プロセスの共有レポート、【糀応援団名簿】へのお名前掲載など、プロジェクトに参加する楽しさを感じていただけるリターンをご用意しています。

そしてこのたび！

奇跡の米　と言われた、宇都宮大学で開発された新品種を作られている農家さんに、これまた奇跡的に巡り会え、

炊き立てはもちろんもっちりとしておいしく、お弁当などにしてもその美味しさの続く、

『ゆうだい21』をリターンとしてお届けできるご縁が繋がりました。

今後　糀を作り続けていくためにも必要だった農家さんとの素敵なご縁をいただけて、既にこのクラウドファンディングの意義を達成できたような気持ちさえもしています。

（お米に関しては、準備が整えばリターンをいただいてから順次発送できる可能性もありますので、ご希望があれば支援時の備考欄等でお知らせください）

スケジュール

クラウドファンディング終了後、現在相談をしている、糀を粒状化してくださるかもしれない会社への依頼を確定します。

その会社での実現が不可能であった場合も、数社に順次相談中ですので、整った施設での製造を目指しています。

最小ロットである数量、金額をクリアできれば、製造許可の取得や設備準備なしに試作ができます。まずはそういった会社さまの、可能性と実績に力を貸していただき、試作品の完成を予定しています。その後テスト販売を経て、半年後には本格的な商品化を目指します。支援者の皆様には、開発の各段階で進捗をご報告し、ともにプロジェクトを育てていただきたいと考えています。

最後に

糀という日本の宝物（国菌）を、現代に合った形で皆様にお届けしたい。この想いを実現するために、どうか皆様のお力をお貸しください。ご支援いただいた方々とともに、日本が古来より大事にしていた豊かな食文化を未来に繋いでいけることを心から楽しみにしています。

一人でも多くの方に糀の素晴らしさを知っていただき、日本の食文化を守り育てる仲間になっていただけることを願っています。